昨日の３Ｒで、原田を捌いて大月のマクりをしのいでの１等が、現役最後のレースにナッテしまった田代選手。

　彼の勇姿はもう見れない。

　花の１５期として数々の名選手と共に伊勢崎からデビューしたのが懐かしいです。
　
　当時は、伊勢崎が開場シタばかりで、新人はほとんど伊勢崎へ配属されたのです。
　
　同期には、田谷野（引退）・上野秀俊・渡辺京二etcがいますが、青山文敏（１６期）や引退した植木靖三・鈴木和彦もイテ「３級車選抜」が出来た位でした。

　若い頃の田代のレースは豪快で、まくりが多くそのスピードはかなりのモノでした。
　
　もちろん・・・１級車になると、Ｓも早くインからも捌けるオールマイティに成長して、岩田行雄等とオート界に一時代を築きました。

　父親の田代礼三が船橋所属だったので出身が千葉にナッテルが・・・
　
　オイラの記憶では、確か実家は大和田（大宮）の岩槻新道の左側の食堂だったかも（？）
　
　配属先が伊勢崎に決まった時は、川口を切望シテたので号泣したと・・・川口の選手から聞きました。
　川口のミッキー篠崎等が慰めるのに苦労したらしいです。

　多くの逸話を残しての早い引退は、田代らしい決断だと理解できます。