本年度からガールズ競輪の競争体系が変わりました。
今まではガールズケイリンコレクション、アルテミス賞といった単発のレースが多くを占めていましたが、本年度からG1が新設されました。
G1は6月パールカップ、10月オールガールズクラシック、11月競輪祭女子王座戦となり、そこで優勝者にはガールズグランプリ出場権が付与されることになりました。
勿論これは素晴らしい制度だとは思いますが、その反面ずっと問題になっているのが実力の差がありすぎることについてです。
トップ選手は連勝記録が凄く、先日も坂口楓華選手が32連勝という偉業を達成し、久米詩選手もグレードレースを勝ち坂口選手の連勝記録を止めいよいよ本格化して来ましたし、元女王の小林優香選手、児玉碧衣選手、石井寛子選手も当たり前のように優勝を積み重ねていっていますね。
ただ、正直デビューして間もない選手が1勝も出来ずに代謝(いわゆる強制引退ですね)してしまうことがつい先日もあり大変残念だな、と思っている次第です。
ガールズはL級しかないので、正直下位選手が上位選手に勝つのはアクシデントがない限りほぼ皆無である現状ですので、そろそろクラス分けを考えて頂きたいと思います。
我々購入する側も、ガールズ戦は本命配当がカッチカチであまり買う気にならなくなることもあります。
それと競輪が好きで選手になる方が殆どで、選手としてやりたくても一定の成績を収めないと代謝になるプレッシャーがよりモチベーションを下げる要因になっていると思います。
ガールズ競輪が始まって昨年節目の10年が経ちましたので、そろそろ本気でこの問題を考えて頂きたいと思います。