最終日はやはり雨。
四十分も行けば名古屋競輪場に着くのに億劫になってインターネット投票に切り替えた。
最終レース決勝戦。浅井が目をつぶってしゃにむに吉田の為に駆けるのか，やはりグランプリ圏の獲得賞金9位という現実から勝ちに行くのかがフォーキャストの最終的な落としどころとなった。ウッチー(内林久徳)の解説が秀逸でズバリそれに対しての答えを模索していた。新田，郡司の好調さを的確に当てていたが，彼の上げるやや多点な買目から的中車券は漏れていた。さすがに買えない目だ。それでなけれぱ予想プロの集団であるオッズが10万車券近くにはならないだろう。
私はこっそり126をストレートで千円買った。
おまけにしては大きな金額だが，私の誕生日目だ。
現地に行けば必ず最終レースにこの目をボックスで買う。競輪にしろ競艇にしろ。これまで100戦5勝ぐらいで取り込んでいる。
先月父の墓参りに行った後の，住之江競艇最終レースもこれで5000円ほどつき，その日の夕餉とホテル代が浮いた記憶がある。
だがインターネットのためボックスでは買わなかった。
本線は8から買った。それと新田からも。郡司は気になっていたが外した。レース後もだえ苦しむようにネットの購入結果をみた。間違えて126をボックスで買っていないか何度も見た。
そして飲んで寝た。現地に行っていればと雨を恨めしく思いながら。