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浜松・SGオールスターオートレース優勝戦展望~令和の到来と共に、新時代告げるニュースター降臨か~

2019/05/01 8:48 閲覧数(430)
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皆様、おはようございます。

今日も浜松の某ホテルから、コラムを更新しています。

時代が移り変わり、5/1(水・祝)、今日のオートレースは、浜松のSG・オールスターオートレース(昼間)が最終日を迎えます。また、加えて飯塚(ミッドナイト)3日間開催の最終日を迎えます。

平日版は、「私自身も時間的に購入可能なレース」(昼間開催=5R、ナイター/ミッドナイト開催=最終R)を1つだけピックアップしての前予想および前日の振り返りで構成しておりますが、仕事休みとなる土日祝日はその制約が解かれ、全レースの中から「これは」と思うレースを1つピックアップしていきます(但し、優勝戦が行われる日は、優勝戦のみ)。

という事で今日は、SGオールスターオートレースの優勝戦の前予想で、皆様のご機嫌を伺います。

なお、「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

(印は湿走路想定)

[2019.04.30] 浜松
SGオールスターオートレース・4日目
【9R】平成準決勝戦  4100m(8周)

1着 ◎①高橋貢(伊)0
2着 ○②内山高(伊)0
3着  ④佐藤二(川)0

4着 △⑤笠木美(浜)0
5着 注⑦鐘ヶ江(飯)0
6着 ▲③永井大(川)0

3単:①②④  7,070円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
1着、2着が完璧な予想であっただけに、痛恨の3着抜けとなってしまいました。走路的には、完全に浜松らしい「内が利く湿走路」。特に③永井大は、これまでこういう走路では余り結果を残せていない・・・という点を、もっと思い切って予想に反映すべきでした。また、⑦鐘ヶ江も、3日目の湿走路レースで結果が出ず、内が利く浜松走路は余り得意にしていないような事はコメントでも出していたため、それも予想に反映し、④佐藤二を拾えるような構成にすべきであったと思います。

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さて、ここからは今日の前予想となります。

雨が上がり、走路が乾き始めていく不安定な走路で行われた準決勝戦。No.1レーサー・鈴木圭もこの走路には勝てず、残念ながら地元浜松勢の優出はゼロとなってしまいましたが、その代わりに、33期最大の成長株・黒川京が、直前に乾き切った「雨上がりのスピード走路」を味方に付け、オール10m最内からの逃げで驚異的なスピードレースを展開、見事にSG初優出を決めました。

迎える優勝戦は、枠番選択の0mオープン戦となりました。
優勝戦の枠順決定方法は、準決勝1着グループの中で、予選3日間の平均得点上位から優先で、そのまま枠番を選択できるシステム(予備抽選は無し)。という事で、まずは選択順1位の高橋貢が1枠を選択しました。次に、黒川京が選択順2位で2枠を選択。3位の青山周が3枠を選択・・・というように、全て内枠から順番に埋まって行きました。

という事でここから、優勝戦前予想コラムは、1車1車の短評形式で。

気になるのが遠州・浜松地方の今日の天候ですが、午前中は曇りで推移するようです。おそらく昨日のレースの時間帯に雨が上がって以降は雨が降っていないと思われますので(ホテルの部屋の窓から見下ろす限り)、まずは良走路スタートになるのでは、と考えています。
但し、現時点では13時~19時の間に雨マークが付いています。雨雲レーダーを見ても、午後に西の方から雨雲が発達しながら流れてくるような予測になっており、この通りであれば優勝戦の時間帯はガッツリ雨が降っていると思われます。それでも、もしかしたら雨雲の切れ間となるかもしれませんので、想定は「良走路」「湿走路」両方とします。
もし良走路がキープされるのであれば、走路温度もそこまでは上がらないのでは?と考えています。

※選手名以下は、初日~準決勝の4日間の成績。
 [走路状態] 着順(ハンデm・枠順)試走タイム/本走タイム、ST(スタートタイミング)


①高橋 貢 (伊勢崎) ハンデ 0

初日[風] 6着(0m6枠)3.31/3.400、ST=17
2日[良] 2着(20m8枠)3.33/3.410、ST=09
3日[良] 2着(10m8枠)3.27/3.379、ST=16
準決[湿] 1着(0m1枠)3.68/3.710、ST=09

オープン1枠の雨は過去も殆ど外しておらず、完璧な実績です。準決勝では、それを如何なく発揮し、王者の走りを披露しました。
この優勝戦も、選択順1位の権利を、その「1枠」のために行使しました。湿走路となれば、この枠を活かし、百戦錬磨のレースを披露する事でしょう。
ただ、問題は天気がもって良走路となった場合。外枠に居並ぶスタート巧者相手に、内枠からどこまで抵抗できるか、という点がカギとなります。勿論、渾身のスタートで外枠各車を封じ込めれば、チャンスは一気に広がりますが・・・。


②黒川 京介 (川口) ハンデ 0

初日[風] 1着(0m1枠)3.35/3.400、ST=10
2日[良] 1着(10m2枠)3.29/3.373、ST=16
3日[良] 5着(10m2枠)3.30/3.405、ST=13
準決[斑] 1着(10m1枠)3.36/3.345、ST=09

1級車になってからは初のSG出場で、一気に準決勝をクリア、初の10周戦に挑みます。戴冠を決めれば、鈴木圭を抜いてSG最年少優勝記録に名を連ねる事にもなり、令和元年最初の日、この新時代を告げるニュースターの降臨に期待がかかるところです。
冷静に考えると、とにかく未知数です。やはりSG優勝戦の舞台は、空気感も違うはず。その中で、どれだけ平常心を保てるかどうか、また、熾烈を極めるスタート争いを制する事が出来るかどうか、これが全てのカギを握ります。走路を問わず、スタートで他者に先行を許した瞬間、おそらく彼の最初のビッグチャンスは夢と消える事でしょう。しかし、湿走路も乗れる、そして良走路でもアタマに立ちさえすれば、昨日のような逃走劇を披露できる「余地」は有ります(勿論、その場合でも捕まる可能性は有り、全てにおいて「絶対」はありませんが)。その「余地」があるなら、未知数に賭ける事は決して無駄な事ではないと考えています。


③青山 周平 (伊勢崎) ハンデ 0

初日[風] 2着(0m7枠)3.28/3.365、ST=23
2日[良] 2着(20m8枠)3.28/3.378、ST=09
3日[良] 6着(10m8枠)3.30/3.408、ST=15
準決[斑] 1着(0m1枠)3.56/3.434、ST=08

湿走路ではやや不安の有った準決勝ですが、水はけの良い浜松走路、風が強かった事も有り、乾きは非常に早く、レースの時点ではかなり良に近い斑走路という状況になり、佐藤貴が先行しかける所を巧く掬い、そこからは1人逃走劇に持ち込みました。
初日のドリーム戦の強力メンバー相手に追い込んで2着に入っている通り、良走路の機力レベルは高いものが有ります(3日目の6着は、準決勝当確の状況であった事、前のペースも上がった事も有り、度外視で良いかと考えています)。更には、この3枠は、何度もトップスタートを決めている絶好の位置。うまく②黒川京より先行出来れば、そのまま押し切りまで十分と考えています。
但し、湿走路に関しては、近況の実績が示す通りで、強く推す事が出来ません。当人にとっては、是非とも天気がもって、「良走路」で迎えたいところでしょう。


④荒尾 聡 (飯塚) ハンデ 0

初日[風] 他落(20m8枠)3.33/-.---、ST=23
2日[良] 1着(10m8枠)3.29/3.408、ST=06
3日[良] 5着(10m7枠)3.33/3.402、ST=17
準決[湿] 1着(10m7枠)3.61/3.603、ST=14

内が利く湿走路に関しては、全国レベルの巧者。その実力を如何なく発揮し、不安定走路の準決勝で1着を決めました。
良走路に関しては、争覇級に比べるとやや見劣りする印象、更には、比較的良績が足りない印象の有るこのオープン中枠というところに一抹の不安を感じます。
ただ、湿走路となれば話は別で、やはり昨日通りの速攻戦が期待できます。勝ち切れるレベルかどうかというところではありますが、十分車券圏内に在ると見ます。


⑤前田 淳 (山陽) ハンデ 0

初日[風] 5着(10m5枠)3.35/3.434、ST=11
2日[良] 1着(10m5枠)3.33/3.395、ST=13
3日[良] 1着(10m4枠)3.31/3.402、ST=09
準決[斑] 2着(0m4枠)3.57/3.456、ST=05

今節は機力レベルが上位に有り、追い込んで勝ち切るレースを披露しています(それが全て穴配当に結びついています)。良走路に関しては、この中枠から巧くスタートで好位置に付け、後ろを巧妙に押さえつつ、前を追う展開に持ち込める事でしょう。トップスタートまでは厳しそうで、中団追走から前のペースが一気に上がってしまうと、アタマまで、というのは厳しいですが、配当的妙味も有り、車券圏内には十分押さえておきたいところです。
ただ、湿走路になってしまうと、この相手関係ではやや厳しそうな印象です。


⑥丹村 飛竜 (山陽) ハンデ 0

初日[良] 4着(20m8枠)3.31/3.423、ST=13
2日[良] 1着(20m8枠)3.28/3.420、ST=06
3日[良] 3着(10m7枠)3.27/3.383、ST=07
準決[斑] 2着(10m6枠)3.31/3.365、ST=09

昨日は先行を許した早川清、中村雅の有力各車を捌いており、機力面の充実が見られます。内枠各車に対してどこまで対抗できるか、というところで、スタート速攻力も有りますが、やはりSGの優勝戦となるとスタート争いは熾烈を極めます。内枠勢に対して、スタートで圧倒できるかどうかにはやや不安が有り、走路を問わず、中団からの追い上げでどこまでか、という印象です。


⑦内山 高秀 (伊勢崎) ハンデ 0

初日[風] 4着(10m7枠)3.34/3.418、ST=11
2日[良] 2着(10m7枠)3.32/3.412、ST=03
3日[良] 2着(10m6枠)3.30/3.408、ST=08
準決[湿] 2着(0m2枠)3.73/3.741、ST=03

今節はスタートのキレが良く、準決勝もトップスタートを決めました。高橋貢にこそ捌かれてしまいましたが、2番手の位置をキープし、見事に優出を果たしました。
ただ、機力面では内枠各車に対して見劣りする部分は有り、スタートで行けてこそ、という印象で、今日の優勝戦に関しては、枠も厳しく、展開も掴みにくいかな、と考えています。


⑧吉原 恭佑 (伊勢崎) ハンデ 0

初日[良] 3着(20m8枠)3.32/3.433、ST=09
2日[良] 4着(10m7枠)3.31/3.418、ST=09
3日[湿] 3着(10m6枠)3.28/3.775、ST=19
準決[湿] 2着(10m5枠)3.62/3.616、ST=11

準決勝では、8周3角のラストチャンスに渾身の突っ込みを披露し、西原智を捌いての2着となり、優出切符を手にしました。
ただ、良走路も含めると、やや機力面では一枚見劣る感じがあり、更には大外8枠という「枠の遠さ」も手伝って、ここでは苦戦を強いられるかな、という印象です。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2019.05.01] 浜松
SGオールスターオートレース・最終日
【12R】令和優勝戦(枠番選択) 5100m(10周)
良湿
△◎①高橋貢(伊)0 [1]
○○②黒川京(川)0 [2]
◎ ③青山周(伊)0 [3]
 ▲④荒尾聡(飯)0 [4]
▲ ⑤前田淳(山)0 [5]
注△⑥丹村飛(山)0 [6]
  ⑦内山高(伊)0 [7]
  ⑧吉原恭(伊)0 [8]

(ハンデmの後ろの番号は枠番選択順)

過去の実績を考慮し、良走路では③青山周のトップスタートからの押し切り、湿走路では①高橋貢の実力が最上位と見るが、共にその対抗には「未知数の魅力を兼ね備える」②黒川京をピックアップする。本文中にも示した通り、未知数である分、アタマ突き抜けから着外まで全ての可能性が有り、判断に悩むところでは有るが(人気の中心にはならないと見る)、枠も決して悪くなく、スタート力も有り、「先物買い」の思いで推してみたい。
湿走路に関しては、印を4車に絞り、10点の中で様々な可能性に対応できる目とした。

<良走路>
本線(3単):3-25-1256
押え(3単):2-3-156、2-5-3
<湿走路>
本線(3単):124Box
押え(3単):1-6=24


さて、5日間の激闘のクライマックス。どんなレースになるのでしょうか。

本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

コメント(2)

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東方不敗

おはようございます。令和になって最初のビッグレースに令和時代を代表する新星が誕生するか? 車券は難しそうですが楽しみにしております。それにしても33期は31期青山、32期圭一郎みたいな早くから頭角を現したレーサーはいなかったのですが、黒川は期を代表するレーサーになりつつありますね。
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Kazz

>東方不敗さん

コメントありがとうございます(^o^)
去年の新人王戦あたりから、確実に急成長を遂げている感じがしていますが、これで経験値も加わって、不動のエースになりそうですね。
雨になり完全に未知数ですが、このまま一気の頂点も期待してみたくなります(^_^)
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