皆様、おはようございます。
昨日に引き続いての前予想コラムですが、場所は川口から飯塚に移します。
川口より一日早く開幕した今節の飯塚４日間開催は、今日が３日目。９Ｒ以降では準決勝戦が行われますので、今日はこちらをコラムのメインとさせて頂きます。

今節の飯塚は、初日こそ不安定な走路状態でしたが、昨日は終日良走路。また今日も天候面では問題無さそうで、準決勝戦を含め、終日良走路で行われると見ています。という事で、予想の想定も良走路一本でいきたいと思います。

予想のポイントは、何と言ってもハンデ構成。０～40ｍのベタ予選を勝ち上がってきた選手は主力勢が中心。これにより、準決勝戦は全て０－10の短ハンデ戦となりました。これにより、機力的には主力勢とそれほど遜色無い「主力より10ｍ前に置かれている選手」が、今日は０ｍからの逃げとなります。昨日までは30ｍからの追込展開が、一転今日は０ｍからの逃げ・・・捌きに多少不安があっても、それによってタイムが多少悪く見える選手でも、この「追込→逃げ」という切り替わりによって、ペースを上げて一発逃げ残ってしまう・・・その可能性については常に念頭に置いておく必要が有ります。

その点も踏まえて・・・早速予想の方に参ります。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今節よりハンデ10ｍ重化


[2016.12.11]　飯塚
普通開催・３日目
【９Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①櫻木公（飯）０
◎②山浦博（浜）０
▲③牧瀬嘉（飯）10
　④藤川幸（飯）10
　⑤藤岡一（山）10
○⑥岩見貴（飯）10
注⑦鐘ヶ江（飯）10
△⑧田中茂（飯）10

まずポイントとして考えたいのが、②山浦博。０ｍの外枠は、カマシスタートからの逃げを得意としている当人にとっては絶好の枠。同ハン相手①櫻木公がややスタートに不安が有るだけに、ほぼ先行は堅いところで、後は目一杯逃げるだけで捌き不要の形となる。昨日は30ｍからの追い上げレースで２着、本走も3.428で纏めているだけに、逃げるだけのレースとなる今日は、同レベル或いはそれ以上の本走タイムも望めるところ。後ろが混戦になりそうな雰囲気もあるだけに、リスクの少ない②山浦博を車券の軸としたい。
逆に難しいのが主力勢の取捨で、ここもスタート取った選手が有利か。内枠勢から枠なりキープなら機力上位の③牧瀬嘉、中からは得意のスタート速攻図る⑥岩見貴、あとは追込展開の分差し引くが機力や捌きの腕は最上位の⑧田中茂の争いか。

＜良走路＞
本線（３単）：２－３６－３６７８
押え（２単）：６－２３、３－２


[2016.12.11]　飯塚
普通開催・３日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
▲①田中輝（飯）０
　②岡松忠（山）０
　③松尾隆（飯）10
△④藤波直（浜）10
　⑤落合淳（伊）10
◎⑥東小野（飯）10
注⑦久門徹（飯）10
○⑧篠原睦（飯）10

ここも０ｍで前が居なければ、スタート先行条件で①田中輝がペースを上げて逃げる形となり、残り目が期待できるが、それでも機力比較からは、逃げ切りまでは厳しいか。中心の狙いは主力ハンデ勢とする。そのスタート争いは、まずフライング後タイミングから明らかに慎重なスタートになっている③松尾隆よりは、スタート巧者④藤波直が先行しそう。これに外からでも⑧篠原睦がどこまで伸ばしてくるか。⑥東小野もスタート力では負けておらず、速攻が封じられてしまうと、やや厳しい展開も有りそう。
以上を踏まえ、まず狙ってみたいのが⑥東小野のスタート速攻からの一発。これに⑧篠原睦が続く展開、スタート決まれば逆転まで。そして①田中輝の残り目も含めた狙いとする。やや機力面では劣る④藤波直も早めの攻めで一考。

＜良走路＞
本線（３単）：６－１８－１４７８
押え（２単）：８－１６


[2016.12.11]　飯塚
普通開催・３日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
注①丹村司（飯）０
▲②鈴木聡（伊）０
○③高林亮（飯）０
　④西村龍（山）10
　⑤重富大（飯）10
　⑥瀧下隼（飯）10
△⑦佐藤貴（浜）10
◎⑧浦田信（飯）10

⑦佐藤貴のスタートに乗って行く形で好位置キープ出来そうな⑧浦田信の機力・捌きに信頼の一手。但し、ここも気になるのが０ｍからの逃げ、特に②鈴木聡、③高林亮の２車は昨日も試走3.33まで出ており、このレベルの機力でペースを掴まれてしまうと（前が居ない０ｍ逃げなら3.41近辺の本走も望めそう）、追込勢にとっては苦しくなる。⑦佐藤貴はスタート速攻があっても、前のペースが上がってしまうと付け切れず、かつ後ろを押さえてしまう可能性も有るため、⑧浦田信は別としてもそれ以外の選手（スタートにやや不安有る⑤重富大、⑥瀧下隼や、やはり走法的にあまりペースの上がらない④西村龍）にとっては展開面で厄介となる。その混戦尻目に、やはり前が逃げる展開になりそうな印象は拭えない。①丹村司の残り目までも一考したいところ。

＜良走路＞
本線（３単）：８－２３－１２３７
押え（２単）：３－２８


[2016.12.11]　飯塚
普通開催・３日目
【12Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①中野政（山）０
▲②別府敬（飯）０△
　③辻大樹（飯）10
　④谷津圭（伊）10
△⑤竹谷隆（飯）10
注⑥桝崎陽（飯）10
◎⑦岩崎亮（山）10
○⑧荒尾聡（飯）10

速攻スタート持つ⑦岩崎亮、⑧荒尾聡が外からでもカマシてペースを掴むか。昨日のタイムの比較だけであれば⑧荒尾聡が上位となるが、⑦岩崎亮が先行してペースを掴むと、こちらも3.3秒台の本走タイムを持っているだけに、一発で捌けるような相手では無い。面白いのは⑦岩崎亮のアタマの方か。また、ここも気になるのは０ｍ勢、特に今節よりハンデ軽化となった②別府敬は、昨日試走3.32まで出ているように機力だけで言えば決して10ｍ前の位置に置かれるような選手では無く、良走路ではやや捌きに不安の有る分が結果に表れてしまってのハンデ軽化と考えるならば、０ｍ（スタートが取れれば捌き不要）となる此処は、恵まれ要素しか無い。逃げた時のペースが未知数のため、３番手評価に留めているが、逆転のアタマ展開も押さえておきたいところ。

＜良走路＞
本線（３単）：７－２８－２５６８
押え（３単）：８－７－２５６
押え（２単）：８－２、２－７８


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。