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郡山久二(55期)さんを偲ぶ

2025/07/29 16:58 閲覧数(269)
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先日、昭和からの競輪ファンの友人と今までの選手の中で印象深いのは誰か?の話になり私は迷わず「郡山久二」かな。と答えました。

その時代によって、競輪もルールが変わりましたが、昭和の終わり頃は強い先行選手にマークする選手が選手紹介時に競りの意思表示をする。で、レースではそのマークする選手の「どちらがSを取るか?」で、イン競りかアウト競りかが決まり、ほぼイン競りが番手を取り切る。と言う非常にシンプルで狙い易いレースが数多くありました。

そんな時代にジャン前に先頭誘導員を交わして先頭に出て、引いた強い先行選手が巻き返してきた処に番手に飛びつく。つまり!

「イン切り飛びつき」を開発、実行したその人が郡山久二(55期)選手。当時の競輪界のパイオニアでした。

もう、衝撃的でしたね。

あー、こんな戦法があったかぁーー‼️頭いい〜っ‼️ てね。

勿論、綺麗に飛び付く脚が無ければダメですが、この郡山久二さんは完璧でした。飛びつきしかも、差す。

現在で例えるなら「ブーメラン」も戦法の一つですが、車券に必ず絡む戦法では無いですよね?だけど、この「イン切り飛びつき」は高確率で、車券に絡む戦法でした。

そんな話しをしたら、友人が「先月の宮杯中に亡くなったんだよ。」って。

絶句してしまった。まだ60歳なのに...

郡山さんは古性優作選手からするとA級時代から面倒をみてくれた恩師だそうで、決勝は勝ちたかった。記事によると「脇本さんが僕にチャンスがあるように踏んでくれた。福井勢に変な気を遣わせてしまった」とコメントしています。

経緯を知って尚更?古性選手にも優勝のチャンスがあるように仕掛けた近畿ラインの絆を感じました。

郡山久二さん!私達に新たなレース展開の面白さを与えてくれて、また、強い古性優作選手を育ててくれてありがとうございました!

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


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