昨晩(二十九日)終幕した「松戸記念」に吉田有希が乗っていた。全日の成績は五着七着一着九着――初日の一次予選はけっこう人気も被っていた。直前の西武園のGⅠオールスターの走りが評価されたのだろう。新聞も吉田有希の復活を謳い、選手仲間が賞賛する記事も載せられていた。
私の友人も吉田の西武園を強かったと力説したが、皮肉屋のおれはすかさず返した。西武園の吉田? そりゃ大レースで準決まで駒を進めて、その準決では眞杉匠と平原康多を引っ張ったのだから誉めてもいい。だけど確定板を挙げた三走は追込み・マーク・マークだよ。だいたい五走して一回もバックを取っていない。
友人には意外の返答だったのだろう。微妙に顔つきが変わり「だけどGⅠであれだけやれれば……その前の酷さに比べれば一変だろう」と言った。
そう、それである。私が松戸記念で吉田有希を一度も買わなかった理由は。
友人が比べた「酷さ」とは西武園GⅠの前に走った四日市、玉野、青森のFⅠ開催を指す。まぁ落車の影響を引きずっての九走だったとしても、こんなところでも負けちゃうんだ? 一回も仕掛けられない! 私の競輪閻魔帳では、心の狭い私のなかでは、「株価急落」の九走だった。
吉田有希を買うのはまだ早い。
私と同じ心情で松戸記念を迎え、過ごした人が全国に一人か二人はいるのじゃなかろうか(居ないか?)。
さてさて、辛口がつづいたが、本音を吐けば、吉田有希の車券に手を降ろす日が待ち遠しい。
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