子供の頃、家はアーケードのない商店街のそばに住んでいたので、
１２月ともなるとクリスマスや歳末セールの音楽や抽選会のカラン
カランがスピーカーから響く。押し詰まった気分になったものだ。


その音が今は聞こえない場所にいる。なのにこの競輪祭、ＧＰを
見据えているものだから、早くも押し詰まった気分になる。
せめて当たればいいんだけどねぇ。



新山ー渡邉
　　　古性ー山田
　　　　　　北津留ー園田　　　郡司　　松浦　　吉田
【⑤８　⑨６　①４　②　③　⑦】



既にＧＰが確定しているのは松浦、郡司、古性。上位入着ですべり込む
可能性があるのが吉田。残る５名は優勝するしかない。そして古性のみ
が「山本優勝で仲間が増える」という状況になる。


誰もが欲しいタイトルだが、それでもＧＰ出場が決定するこのレースでは
例年なら様々な駆け引きが見られるが、今年それに当てはまるのは古性
のみであり、この２名でその駆け引きが通用するかは疑問である。


私的に「絶好調とは言い難い」と思えるのが松浦、郡司、そして古性。
逆に絶好調だと感じるのが北津留、山本、そして新山だ。他の３名は
展開と意地で乗ってきたメンバーだというのは言い過ぎだろうか。


展開としては、新山が主導権を取った場合と、古性が大カマシをかけた
時点で大きくレースが動くのだろう。それを狙って位置取りが激しく
なるが、競りなどがない以上、後方一気が強みの九州勢はキツいか。


結局、前にいないと勝てないバンク。有利なのは渡邉、山本かもだが、
この両者は最後まで持つ脚があるのかどうか。もういくら考えても結論が
出ないなら、上位着を狙って勝負する吉田が抜け出る、と考えてみた。



吉田ー郡司、松浦、北津留、古性、山田



まぁ見る分には最高のレースだよねぇ。
ほんとは買わないのが一番いいんだけど、ＧＰの資金も．．．
今当ててもＧＰ本番まで残ってないんだけどね。