皆様、おはようございます。
本日は、伊勢崎市内の某ホテル(例の女社長の)の一室より、いよいよ最終日を迎えたSGオートレースグランプリのコラムを更新いたします。
まずは昨日の振り返りから。
昨日の当コラムで挙げた準決勝4個レースですが、2連単は全て的中しておりました。
しかし、堅かった。3連単の3着が微妙にズレてしまった事もあり、殆ど大きなプラスには繋がりませんでした。
個人的にガッツポーズなのは、荒尾聡→中村雅、ここだけ、人気の裏目までキッチリ押さえていた事です。やはり、SG準決の荒尾は違います。それまで、どれだけ爪を隠していたんだと思うくらいに。今後も要チェックです。
さて、今日はもちろん最終12R・優勝戦の前予想で、皆様のご機嫌を伺います。
まず話題にしたいのが、優勝戦の枠番決定について。
今回、優勝戦の枠番は、昨日12R発売中、公開枠番選択の形で決められました。
まずは、その「枠番を選択する順番」の抽選から。
準決勝1着グループ(青山周・高橋貢・荒尾聡・濱野淳)で、選択順1位~4位のクジ引き。
次いで、同2着グループ(永井大・中村雅・浦田信・鈴木圭)で、選択順5位~8位のクジ引き。
これにより、枠番を選択する順番が、以下のように決定しました。
青山周→濱野淳→高橋貢→荒尾聡→永井大→中村雅→浦田信→鈴木圭
では、選択順1位の青山選手、枠番をどうぞ。
・・・相当悩んでましたね、青山選手。
やはり一番気にしていたのは、「この後どの選手が何枠を選択するのか」を見越した上で、自分がまず枠番を選択しなければいけない事。そこで、他の選手が何番目のクジを引いたのかを覗き込むシーンがありました。それに気付いた永井選手が咄嗟に気付いて、クジを隠す素振りを見せる等、笑いの中にもステージ上で繰り広げられる静かな戦いが印象的でした。
その青山周が熟考の末選んだのが、2枠。
これを受け、2番クジを引いた濱野淳が隣の3枠を選択しました。
この後3番クジを引いた高橋貢が、内に入るか外を選ぶか、動向が注目されましたが、選択したのは内・・・1枠でした。
残る1着グループの荒尾聡は、空いている枠の一番内、4枠を選択しました。
2着グループのメンバーは、その選択順に、空いている5枠から外へ順番に選択していきました。この辺りは、より内枠の方が有利になるだけに、妥当な選択と言えるでしょう。
では、予想に入ります。
いつものように、1車1車の短評形式で、この優勝戦の前予想をしてみたいと思います。
走路の想定は、もちろん良走路です。
①高橋 貢 (伊勢崎)
準決勝では、1枠からスタートを残し、早めに抜けだすと、あとは後方の縺れを尻目にハイペースで逃げ、ぶっちぎりの1着で地元の期待に応え優出を決めました。
初日、いきなり試走3.29、上がり3.394をマーク。機力については問題ありません。
そして、やはり高橋貢にとって、この1枠は割とゲンがいい枠。3番クジで、この枠が残っていたのは大きかったでしょう。そこまでスタートで遅れる事も無く、むしろ外枠に置かれて誰かにペースを握られてしまうよりも、本人にとっては良いのかもしれません。近況は地元G1ムーンライトもこの1枠で優勝、昨年のSG日本選手権もこの1枠で、逃げ態勢から中村雅には逆転許したものの、他を凌いでの準V。今日も早め先行からのペースを上げられれば、チャンスはあるかもしれません。
②青山 周平 (船橋)
鈴木宏のトップスタートに乗ってすぐに逆転、以降は8周回逃げ切り。念願のSG制覇へ1着でリーチをかけた青山周ですが、優出選手セレモニーでのテンションの低さ・・・仕上がりに納得がいっていないのでしょうか。確かに準決勝では、逃げ切ったものの、ペースを上げて逃げたというよりは、途中からコースを小さくして、2番手以下を押さえる競走になってしまったように見受けられます。それに納得がいっていない・・・と見るのが自然でしょうか。
それでも、何度挑戦しても為し得ていないSG制覇へ、闘志を静かに燃やしている事でしょう。
ただ、やはり気になるのが、10周戦でほぼ実績を残せていない点。逃げても捕まえられる、追っても無理突っ込みになる・・・というのが過去にも見られていました。今回も、他に超抜状態の選手が居るだけに、総合評価という意味で、やや厳しいと見た方が良いかもしれません。
③濱野 淳 (山陽)
準決勝は、2枠からトップスタート、強烈なハイペースを築き上げ、永井大をも突き放す圧勝により、優出を決めました。
こうなる事は、結果的には必然と言えました。「川口G1キューポラ杯を制したタイヤで行く」という事前のコメント、これが意味するところは非常に大きかったと思います。年末のSGスーパースター出場のために、是が非でも優勝しておきたいという思いが、この準決勝で早くも伝家の宝刀を抜かせたのでしょう。
そして、優出選手セレモニーの場で、彼は言いました。「明日もこのタイヤで行きます」。ほぼ即答、迷い無しの表情でした。
この時点で、優勝戦でも同様にトップスタート、或いは早めに抜け出す展開になれば、準決勝の再現、大逃げまである事がほぼ確定したと言えます。
問題は、これだけスタート巧者が揃った中で、早めに逃げ態勢を作れるかどうかの1点ですが、この3枠は、その川口G1キューポラ杯を制した時の枠。この時はスタートで遅れ、中団からの追込み展開になったものの、1人だけ桁違いの動きを披露しました。その意味でも、このタイヤ(おそらくこの1走で終わるでしょうが・・・)がある限り、車券的には外せません。
④荒尾 聡 (飯塚)
前述の通り、そして昨日の前予想で示した通り、やはり予選道中の成績など無かったかのような、強烈なトップスタートからの押し切り。やはりSG優勝戦には、この顔があります。
そして、SG優勝戦になると、序盤はまずスタートを決めて、どこまで粘れるか(概ね主力勢に捌かれてしまうが・・・)となる事がよくあります。
今回もスタートは切りやすい中枠、うまく内枠勢を飲み込むようなトップスタートを決めると、混戦を演出するかもしれません。昨日の独走展開でも上がりタイム3.400とやや劣勢だけに、それ以上を求めるのは厳しいかもしれませんが、荒尾次第ではレースが荒れる可能性もあります。
⑤永井 大介 (船橋)
濱野淳に大差を付けられ2着におわった準決勝の後のセレモニーで、「タイヤはこのままではダメなので、新しいタイヤに賭けてみる」という話をしていた永井大。同大会3連覇がかかっていますが、特に今年はまだ年頭のG2さざんかカップの優勝1回のみ、それも1・2級車対抗戦という特殊な開催。是が非でも勝利を掴みたい・・・その中で、この新しいタイヤという言葉には、少なくとも準決勝で付けられた差を埋める、もしくは逆転する可能性に賭ける思いが汲み取れます。
これに関してはとにかく未知数ですが、10周戦をハイペースの展開にしてしまうのはお得意の永井大だけに、決まっている自力でのスタート、もしくは荒尾聡のスタートに乗って行っての抜け出しを決められれば、十分逆転まで、と見ています。
⑥中村 雅人 (船橋)
期待を集めた準決勝、本人が課題としていたスタートが決まらず、後手を踏む展開に。それでも、キッチリ各車を捌いて2番手まで浮上した冷静な判断と腕には頭が下がる思いですが、荒尾聡が築いていたアドバンテージを崩すまでには至りませんでした。
毎日タイムも安定はしているものの、抜群のタイムが無いだけに、同じようにスタートが切れず、前のペースが上がってしまうと、何も出来ず8着に終わった今年のSGオールスター優勝戦のような展開まであるかもしれません。それだけ、今回の優勝戦メンバーは豪華、かつ紙一重であると考えています。
⑦浦田 信輔 (飯塚)
鈴木宏のスタートに乗り、早めに抜け出した青山周をマークする形となった準決勝、8周回ついに逆転する事は出来ませんでした。現状の機力的には、やはりまだ内枠の各車と比べても少し見劣りする印象があります。
ただ、7枠と言えば、過去にSGスーパースター、全日本選抜を制したゲンの良い枠。今回は外枠からのスタートも切れている印象があり、あくまでハイペースにならずに混戦になる事が条件ですが、連下候補には押さえておきたい1車です。
⑧鈴木 圭一郎 (船橋)
32期のエースが、念願のSG初優出。初の10周戦となるだけに狙いづらい部分もありますが、未知の魅力もあります。
ポイントはスタートで、まだ少しムラという印象もありますが、準決勝では6枠から好スタートを決めてきました。
とにかくチャレンジャーの気持ちで、自然体で戦えた時に、もしかしたら・・・と思わせる魅力を秘めていますが、絡む条件としては、序盤にスタートで良い位置を取っている事。この為には、多少なりともセンター枠勢のスタートに乗って行く(ある程度内枠のスタートを封じ込んでもらう)必要があると見ています。
以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。
[2015.09.23] 伊勢崎
SGオートレースグランプリ・最終日
【12R】優勝戦 5100m(10周)
良
▲①高橋貢(伊)0
②青山周(船)0
◎③濱野淳(山)0
④荒尾聡(飯)0
○⑤永井大(船)0
⑥中村雅(船)0
△⑦浦田信(飯)0
注⑧鈴木圭(船)0
<良走路>
本線(3単):3=5-17
押え(2単):1=3、1=5
押え(3複):5=8=137
・・・それにしても、とりあえず最後も決めようと、文章を書き出したは良いものの、かなり時間が掛かりました。
SGの優勝戦(10周戦)は、概ね大きく分けて2つの展開に分かれます。1つは、スピードタイプの選手が逃げてペースをグングン上げて、縦一本の展開にしてしまう事(この典型が、昨年のSGスーパースター)、もう1つが、先手を取って押さえ込むタイプの選手が逃げる、或いは力差が拮抗しているために抜きつ抜かれつの大混戦になる事(この典型が、一昨年のSGスーパースター)。
真正面から考えれば、伝家の宝刀のタイヤを擁する③濱野淳を中心に、⑤永井大と①高橋貢でペースをグングン上げて、縦一本にしてしまう可能性の方が大きいと見ていますが、これらの選手がやり合えば真逆の展開になります。
一応、上記の予想の目は、本線を前者、押えを後者の展開と読んで、出してみました。
さて、5日間の激闘のクライマックス。どんなレースになるのでしょうか。
あと約10時間後。楽しみに待ちたいと思います。
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2015/09/23 10:20 閲覧数(1523)コメント(6)
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