皆様、改めまして、おはようございます。

浜名湖にて６日間の予定で開催されている「ヴィーナスシリーズ第１戦　日本トーター杯アタック」。
今日はその３日目を迎えます。

初日以上にイン逃げが決まらなかった２日目。12個レース中、「逃げ」の決まり手は僅かに２本（初日＝４本）。そして、初日以上に目立ったのが「捲り」の決まり手で、初日同様５本。これに「捲り差し」も５本有り、ほぼ捲り系の決まり手で決着した１日でした。
初日同様スリットで外の艇に完全に先行されているインの艇は悉く潰れていますし、そこまでいかなくても、外の誰かには捲られる、或いはターンマークで空いた懐を突かれているというパターンが多く見られました。
風の影響か・・・？と思って見ると、昨日は終日北西の風。北西と言えば浜名湖ではホーム追い風にあたります。という事は基本的にはインの方が強いという印象ではあるのですが、むしろ外の艇のダッシュ＆捲りに一役買っているという事なのかもしれません。確かに、追い風と言っても、西寄りという事は、真後ろというよりは右斜め後ろから吹いてくる風、ちょうど１マークで捲りに行った時に真後ろからの風になる、だから風に押してもらう形で捲りが決まりやすいのか・・・？等と勝手に思ったりするのですが、おそらくそれだけが理由では無いものの、昨日の傾向はちょっと見逃せないところです。

果たして、今日３日目はどのような傾向になるのか・・・本場開催を予定している明日に向けて、しっかりチェックしていきたいと思います。

そして、４日間の予選のうちの半分が終了し、そろそろシリーズの主役級の顔が見え始めるタイミングとなっています。
以下、ここまでの予選得点率上位10選手をリストアップします。

１位：4464 山下　友貴　A2　　9.67（29点・３走）
２位：4387 平山　智加　A1　　8.75（35点・４走）
３位：4347 魚谷　香織　A1　　8.50（34点・４走）
４位：4414 大澤　真菜　B1　　8.33（25点・３走）
５位：4117 廣中智紗衣　B2　　8.00（24点・３走）
６位：4313 西村美智子　B1　　7.75（31点・４走）
７位：4433 川野　芽唯　A1　　7.75（31点・４走）
８位：4501 樋口由加里　A2　　7.50（30点・４走）
９位：4689 豊田　結　　B1　　7.33（22点・３走）
10位：4482 守屋　美穂　B2　　7.00（28点・４走）

得点率トップは、３走オール連対の地元静岡・山下。これを、銘柄級レーサー、平山・魚谷が追う展開です。魚谷は１走目こそ、インでドカ遅れになり４着と敗れましたが、それ以降はオール連対をキープしています。そして大健闘なのが４位の大澤。フライング１本持ち、B1級ながら３走全て２着キープ中。今日は２Ｒと11Ｒの２回走り、この成績如何では、準優に向けて一気に視界が広がります。

それでは今日も、出走表をざっと見た中で狙えそうなレースを１つピックアップしてみたいと思います。


[2016.04.08]　浜名湖
日本トーター杯アタック・３日目
【４Ｒ】ランチタイム戦（予選）　　1800m（３周）

◎①4065 金田　幸子　A1　6.63　F1
○②4117 廣中智紗衣　B2　0.00
　③4275 菅野はやか　B1　3.99
▲④4548 篠木亜衣花　B1　4.40　F1
△⑤4525 真子奈津実　B1　4.20
　⑥4901 出口舞有子　B2　0.00　F1

（枠番・登録番号・選手名・級別・全国勝率・フライング(F)／出遅れ(L)回数）

進入想定：▲①②③／④⑤⑥

ここはスンナリと枠なり３対３の進入と見る。今節やや精彩を欠いていた①金田は昨日後半レースのイン戦で今節初白星。ここもイン戦ならキッチリ逃げて行きそうな気もするが、昨日はかなり早いスタートもあって、フライング持ちの身としてはヒヤヒヤの思いか。もちろん立ち遅れてしまうと一転苦戦も有り得るイン戦だけに、逆転の目も狙いたい。その１番手は、現在得点率５位の②廣中。F/Lを持っていないだけに、２コースからでもトップスタート決めるようなら一気に捲り仕掛けで首位逃走も。これに、カド位置から仕掛ける④篠木も続いていきそう。

本線（３単）：１＝２－４５
押え（２単）：１－４、２－４


以上です。
今節は、少しでも「舟券」のお役にも立てれば・・・と思います。