

小倉 G1 朝日新聞社杯競輪祭
12月2日(木)、3日(金)、4日(土)、5日(日)
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競輪の祭典が今年も北九州小倉の地で行われる。昨年、9年ぶりに開催時期を晩秋に戻し、今年もGIファイナル戦として争われる。GIタイトルを手中にし、ひと足先にグランプリ出場を決めている者や、賞金順位でボーダーラインに位置する者。そして、ここでの一発に賭ける者。各選手の思惑が入り乱れ、1日1日がまさに真剣勝負となる。雌雄を決する戦い。4日間の激闘を制するのは誰だ?

これが今年最後のGI戦(SSカップみのりを除く)。中心はディフェンディングチャンピオンの平原康多を擁する関東勢か。平原は6月高松宮記念杯でVの後は、体調不良もあり精彩を欠くレースが続いたが、GPへ向けてそろそろ状態を上げていきたいところ。あっせん停止だった8月に後半戦の貯金は作っているはずで、ここまでにレースでの脚を修正して本番を迎える。武田豊樹は賞金ランク5位に付け、2年連続のGPをほぼ確定させているが、タイトルを獲ってのGP出場が理想だろう。熊本記念で好感触を得た新車を武器に、決勝で平原との関東タッグを決めたい。神山雄一郎は賞金ランクでGPへは当落線上にいる。平原、武田に加え、神山拓弥ら若手機動型も成長した関東勢自慢の層の厚さを最大限に生かしたい。
北日本勢は山崎芳仁がオールスター、伏見俊昭が共同通信社杯秋本番を制するなど、勝負の後半戦に入って息を吹き返してきた。全日本選抜を佐藤友和が制して、GP出場が確定しているのが山崎と2人。ランク6位と安全圏に付ける伏見に加え、より多くの北日本勢をGPやSS班に入れたいはずだ。賞金で上位に付けている佐藤慎太郎や成田和也も気合が入る開催だ。新田祐大、渡邉一成や鈴木謙太郎と若手機動型も力を付けた今、共同通信社杯秋本番のように北日本が大挙して決勝進出する可能性も十分に考えられる。
今年前半戦に猛威をふるった近畿勢も、決して勢いが衰えたわけではない。目下賞金王の村上博幸が落車続きの悪循環から解放されて、競輪祭には万全の体調で臨めそう。村上義弘、博幸に市田佳寿浩のSSトリオでスクラムを組んで今年のGI戦有終の美を飾る。脇本雄太ら若手が育ったことも今年の近畿躍進を支えた要因のひとつだ。
流れに乗り切れずにここまで来てしまった中部勢だが、今大会はSS6名に加え、山口富生、柴崎淳も特選からのスタート。有利な勝ち上がりシステムを使って、まずはひとりでも多く決勝に勝ち上がりたいところだ。昨年は4名が決勝に進出、山田裕仁が43、44回大会を連覇するなど相性の良い大会で、再び中部勢が覇権をにぎれるか。
九州勢も層が厚く、G戦線で活躍する坂本亮馬、松岡貴久に、ランク16位の大塚健一郎までがSS班を狙える位置に付けている。園田匠も地元ビッグに気合が入るところだ。
切れ戻った海老根恵太は、GI最終戦でヒットを飛ばしGPに滑り込むか。
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