今開催の注目するガールズ選手のおひとり、地元高知の山原さくら選手！！！

いつも明るく気さくに話しかけ下さるさくら選手。

そんなさくら選手が、去年の12月に、SNSで発信されたご自身の病気についての告白。
とても衝撃的でした。

そのことについて、伺うと、
『急な感じで欠場してしまったので、ファンの方に申し訳ない気持ちがあって、SNSで発信しようと思いました。それと、この病気の事を自分自身、全然知らなくて、調べてみたら、「現代病」とも言われてて、なのに、どんなに調べても同じアスリートでこの病気になった人の事は出てこなくて。アスリートとして、いつから運動して良いのか？復帰はいつ頃？など、参考にしたくても全く分からなくて、それが調べてて、不安で凄く怖くなって…。
それで、同じアスリートに対して、この病気のことや状況など、自分の体験を発信することで、ちょっとでも同じ立場の人に、きっかけや手助けができたらと思って発信しました。』
と、ご自身が一番辛く苦しく大変な時に、今後同じ立場の人に対して、少しでもその人の不安な気持ちや苦しみを払拭出来るようにと考えて動かれた、さくら選手の人間としての器の大きさ、優しさ、凄さ、偉大さに感動しました。



そして、病気と闘って169日を経ての今年5月の復帰。

『最初は、休んでもすぐ戻る！戻れる！と思ってたら、退院して自転車に乗ってみたら、自分の思ったように走れなくて、以前のように走るなんて到底無理！と、怖くなって、「走りたい！」という気持ちと、「もう辞めておけば良かった！」という気持ちが交差して、気持ちも上がり下がりしてました。』
と、いつも笑顔で明るいさくら選手からは想像もつかないお言葉でした。

そして、そんな時に、さくら選手の心の支えになったことも…
『正直、競輪のレースは見たくなかったし、見れなかったんです。
そんな時に、ボートレースを見るきっかけがあり、見てたら、女子選手が男子選手の中で一緒にレースしてて、戦う姿を見て、私も頑張らなきゃと思えたんです。』
と。

その後、復帰にむけて、今年3月から、練習を始め、最初は痛みもあって我慢してたけど、4月から痛みも取れて練習も出来るようになったというさくら選手。

そして迎えた5月の小倉での復帰戦については、
『レース勘は、走ってなかった割に、意外と大丈夫で、冷静に走れてることにびっくりしました。体は反応してて、ただ体力が無さすぎて、3日目は走れてなくて、ギアも重く感じたので、2場所目に向けて、体力作りとギアも下げたくなかったので、パワー系の練習をしっかりしました。
その結果、復帰2場所目にして、決勝２着と、感じも掴めてきました。』
と、169日も休んでたとは、思えない復帰の走りに、さくら選手の凄さを感じました。

前回の小倉から、ここまでの調整については、
『以前なら、無茶して練習してたけど、それをやめて、全体的な底上げをするようにしました。その結果、男子選手の走りにもついて行けるようになって、一気に脚が上がったかな。バイク誘導で引っ張ってもらって、タイムも出るようになりました。』
と、近況の状態を答えてくれました。

今回の地元戦については、
『正直、優勝はなかなか、先かなと思ってたけど、前回１着も取れて、決勝２着という結果だったので、今回は、地元だし、まずは決勝！そして、勝ちに行きたい！！』
と、優勝への気持ちを教えてくれました。


地元戦だけに、かける思いも大きいさくら選手の走りから、3日間目が離せません！！！




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