皆様、おはようございます。

7/12(日)、今日のオートレースは、山陽のG2・小林啓二杯が最終日を迎えます。

今日は、優勝戦「第12Ｒ」をピックアップ致します。
山陽小野田市地方は、現状は斑に近い状況ですが、この後雨が降る可能性も有り、優勝戦までにどのような推移をたどるか全く分からない状況です。という事で、今日は「良走路」「斑走路」「湿走路」全ての想定を盛り込んだ予想とします。

優勝戦は、１車１車の短評形式でお送りします。



①片岡　賢児　（飯塚）　ハンデ　０

　３年前の第１回山陽王座防衛戦の覇者。この時は、唯一飯塚から優出を果たし、山陽勢他７車の防衛網を粉砕しての戴冠でした。このレースとの相性で言えば抜群、ただ希望は良走路でしょう。その場合でもスピードでどこまで対抗できるか。８周回となり、逃げ切りまでは厳しいかもしれませんが、逃げ粘りで一考としたいところです。


②緒方　浩一　（山陽）　ハンデ　10

　昨年の覇者で、２年連続の戴冠が懸かります。良走路のスピード勝負では相手関係でやや厳しいかもしれませんが、不安定走路となれば一転、このハンデ位置は非常に魅力的となります。昨年の優勝戦も、良には近かったですが斑走路でＶ奪取を決めています。また、湿走路では今年13戦して複勝率100％。０ｍ単独の①片岡賢がやや不安定走路が苦手なイメージで、０－10、１対７のハンデ構成の10ｍ最内枠であれば、スタートダッシュで①片岡賢を叩いてのホールショットまで考えられるところ。こうなると、得意の不安定走路で一気の逃げ切りまで十分と見ています。


③長田　恭徳　（山陽）　ハンデ　10

　記念初Ｖを決めた先月の当地G1令和CCに続いての優出。最近の実績には目を見張るものが有ります。ここも、良走路まで回復していればチャンスは十分、この枠を活かしての速攻戦が期待できるところですが、不安定走路となってしまった場合はやや実績面で物足りなさが否めません。希望は良走路かなと考えています。


④角南　一如　（山陽）　ハンデ　10

　今年度より山陽の選手会支部長に就任。その多忙な状況の中で、キッチリ優出を果たしてきました。スタートに関してややムラな部分が有り、展開面で注文がつきそうな印象ですが、スピード面では上位級、走路も不問で、枠なりキープで残せれば車券圏内でのチャンスは十分と見ています。


⑤藤岡　一樹　（山陽）　ハンデ　10

　準決勝では、目イチのスタート勝負に打ち勝ち、優出を果たしてきましたが、それでもスタートに関してはややムラなイメージは否めません。機力面でもそこまで他者に対するアドバンテージまでは感じられず、外枠にスタート巧者も揃っている分、展開面で苦しいレースになるのでは、と考えています。


⑥岩見　貴史　（飯塚）　ハンデ　10

　スタート速攻力を武器に、ここでもレースを作ってきそうな存在と言えます。走路も不問で成績は纏っており、基本的には車券圏内に考えたい１車です。


⑦有吉　辰也　（飯塚）　ハンデ　10

　安定したスタート力が有るものの、機力面ではやや見劣りの感。また、枠も少し厳しいような印象です。不安定走路になれば、それを乗りこなす腕が有る分、チャンスは広がってくるように思います。


⑧佐々木　啓　（山陽）　ハンデ　10

　浦田信や荒尾聡といった銘柄級が優出を逸した中でもあり、総合力評価ではやはり最上位と言える存在です。ポイントは展開で、内枠各車がスタート速攻力を持っているだけに、序盤から好位に持ち込むのはやや厳しい印象で、道中追い上げのレースとなりそうです。特に内枠各車が早めに抜け出してハイペースを作ってしまうと、それをも逆転するのは厳しくなるかもしれません。混戦となれば十分それを突破する力はあると考えます。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2020.07.12]　山陽
G2小林啓二杯・最終日
【12Ｒ】優勝戦　　4100m（８周）
良斑湿　　　　　　　　　　2020年優勝戦
△　　①片岡賢（飯）０　　優出２　Ｖ０
　◎◎②緒方浩（山）10　　優出５　Ｖ１
○　　③長田恭（山）10　　優出４　Ｖ１
注注▲④角南一（山）10　　優出２　Ｖ０
　　　⑤藤岡一（山）10　　優出３　Ｖ０
▲○△⑥岩見貴（飯）10　　優出５　Ｖ２
　△注⑦有吉辰（飯）10　　優出４　Ｖ０
◎▲○⑧佐々啓（山）10　　優出12　Ｖ１

（良走路）１周２角立上り想定　←①③②⑥⑦⑤④⑧

＜良走路＞
本線（３単）：８－３６－１３４６
押え（３単）：３－８－１４６、３－６－８

＜斑走路＞
本線（３単）：２－６８－４６７８
押え（３単）：６－２－４７８、２－７－６

＜湿走路＞
本線（３単）：２－４８－４６７８
押え（３単）：８－２－４６７、２－６－８


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

★2020年の走路別成績については、以下の画像をご参照ください。