昨日閉幕した開設66周年記念・滝澤正光杯の千葉競輪は総売り上げ62億2150万2500円、本場総入場者数9681人でした。

前週、体育の日３連休に開催された熊本記念より約４億円多い結果は、年金支給日後の日程を考えれば至極当然ながら、連休効果が半ば否定されたとも言えるので、競輪の構造的問題が改めて浮き彫りになったと言わざるを得ないでしょう。

本場入場者も少なく、この売り上げを支えているのは広範な場外や電話・ネット投票なのも一目瞭然です。
入場者は全盛期の５％程度というハナシもあり、もしいまだに競輪開催に難色を示す周辺住民が多数いるなら、何の冗談なのかとしか言いようがないとすら言えます。
５月に千葉競輪に伺った際、帰り客の少なさは多少遅く出たことを割り引いても際立っていた印象です。

きれいになった走路はテレビ映えします。千葉競輪が誰を相手にすべきかもまた一目瞭然のようです。