皆様、おはようございます。

6/17(日)、今日のオートレースは、浜松（昼間）でG2ウィナーズカップの最終日、いよいよ優勝戦を迎えます。

という事で今日は、８周回・4100ｍで行われるこの優勝戦の前予想で、皆様のご機嫌を伺っていきたいと思います。

「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

（印は良走路想定）

[2018.06.16]　浜松
G2ウィナーズカップ・４日目
【11Ｒ】マスターズ準決勝戦　3100m（６周）

１着　　③阿部剛（川）10
２着　　②鈴木静（浜）０
３着　◎⑧高橋貢（伊）10

５着　注①山崎進（山）０
６着　▲⑤松山茂（浜）10
８着　○⑦伊藤信（浜）10

３単：③②⑧　 14,150円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
走路想定そのものは「30度台の良走路」とバッチリであったのですが、軽ハン勢、および重ハンも内枠勢の状態も良く、その上で主力外枠勢が一気の攻め出来ず後方で揉まれる展開となってしまったのが大きかったと思います。いずれにしても、只々反省だけのレースです。


[2018.06.16]　浜松
G2ウィナーズカップ・４日目
【12Ｒ】ライジング準決勝戦　3100m（６周）

１着　◎⑧鈴木圭（浜）10
２着　▲⑦金子大（浜）10
３着　　①今田真（浜）０

４着　○②緒方浩（山）10
５着　注⑤渡邉篤（浜）10
７着　△④岩科鮮（浜）10

３単：⑧⑦①　 7,270円　　ハズレ

＜自賛の弁／反省の弁＞
⑧鈴木圭に関しては、最終的には届きましたが、序盤は①今田真を②緒方浩が捌こうとしているため、⑧鈴木圭も攻められず、という状況がしばらく続きました。これもあって本走タイムは3.405、それでも決して機力では負けておらず、展開のアヤかな、という印象です。
対抗に期待した②緒方浩に関しては、スタートで前を叩くぐらいの想定をしておりましたが、①今田真のペースが良かった・・・というよりは、昨日ほどの勢いが見られませんでした。本走タイムも3.418、これが走路状況の微妙な違い（11Ｒくらいから日差しが出始めた）に拠るものなのか、ただ、一旦は①今田真を捌いたものの返す刀で伸び返されており、前日までは20ｍのハンデ差があった事を考えても、ちょっとこれは期待外れの動きと言わざるを得ません。

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それでは、ここから前予想に入ります。

天気予報からは今日も「良走路」で問題無いと思いますが、問題は走路温度。気温、および日差しも昨日よりは増しそうで、走路温度の想定は昨日よりも上、40度近辺の良走路と想定します。

優勝戦はいつものように、１車１車の短評形式となります。



①鈴木　静二　（浜松）　ハンデ　０

　近況の機力好調ぶりを如何なく発揮し、見事に優出を決めてきましたが、スピード豊富なライジング組が混じる事に拠り、更に主力勢の相手は強化されます。加えて８周戦、序盤こそ早いスタートからペースを掴めるとは思いますが、周回数が延びる事を考えると、逃げ脚が最後までもつかどうかはやや微妙な印象です。


②阿部　剛士　（川口）　ハンデ　10

　主力最重ハンでも、最内枠の利を生かし、連日好スタートから好展開に持ち込んでいます。ここは10ｍ７車並びの最内枠となり、１角さえ先手で回っていければ、十分対抗できる機力状態にあると思います。昨年、当地G1（スピード王）を制した時は10ｍ前でしたが、先に抜け出す展開次第では、その時に披露したハイペースの逃げを再度見せられるかもしれません。


③重富　大輔　（飯塚）　ハンデ　10

　昨日の試走3.28は、まだ日差しの多くなかった時間帯、本来スピード走路で真価を発揮するタイプだけに、走路温度もあまり上がらなかったという状況にマッチしたように思います。加えて、最内枠からのスタート速攻も決まり、展開もかなり有利に働きました。昨日の本走3.386は準決勝の中でも一番時計となり、この優勝戦でも試走タイム次第では十分人気の一角を形成しそうです。
　ただ、懸念事項が無いわけではありません。ひとつは、今日は「最内枠では無い」事。スタートのキレ自体は非常に良いですが、さすがに普段のスタート力を考えると、この優勝戦メンバーに入ってまでも枠なり以上に切れるかと言われると、やや疑問です。そして、そのスタート自体も、タイミングを見ると、攻め過ぎというぐらいの状況。特に直近６走連続で、タイミング05以内。もはやこのレベルになってくると、大時計の針が０秒の位置になった事を確認してから切っているのではなく、ある程度それを見越して（感覚を頼りに）切る感じになると思います（通常の人間の反応速度ではない）。これだけ早いタイミングのレースが続くと怖いのが、フライング。そろそろやらかしても不思議では有りません。グレードレースの優勝戦というプレッシャーのかかる場面、しかも自分より内に１車居る事で、それよりも先に切らなければ、という思いが少しでも強まると・・・。


④青島　正樹　（浜松）　ハンデ　10

　準決勝はやや展開が悪かった面がありますが、道中追い上げて、先に２番手に上がっていた森且行をキッチリ捌き、その位置をキープする動きを見せていました。
　今日はまずハンデ位置に魅力が有ります。昨日見せた追い込み力に加え、得意のスタート速攻を決めて好位置をキープ出来れば、車券圏内には十分あると見ています。


⑤中村　友和　（浜松）　ハンデ　10

　これまではスタートにやや不安有りの印象が強かったですが、近況は逆に高位の機力を活かした速攻も見せるようになっています。メンバー自体は強化されますが、連日試走から気配は良く、準決勝でも序盤から早い攻めが見られました。
　今日も、この枠を活かし、昨日のような早めの攻めを展開できると十分車券圏内に考えたいところです。ただ、若干の懸念点は、師匠がすぐ内枠に控えている事。枠なりはキープ出来たとしても、スタート巧者でもある師匠より先に出られるかどうかには不安が有り、これでやや展開が厳しくなる可能性も否定は出来ません。


⑥新井　恵匠　（伊勢崎）　ハンデ　10

　スピード走路になるとその真価を発揮するスピードレーサー。スタート自体は一時期に比べるとやや見劣りする印象ですが、逆に今節冴えているのが追込み力。準決勝も後方に置かれ、展開は決して良くありませんでしたが、キッチリ捌いて最終的には１着での優出。内外のメンバー的には勿論スタートにも期待をしたいところですが、周回数が延びる優勝戦で、冴える追い脚に更なる期待をしたいところです。


⑦金子　大輔　（浜松）　ハンデ　10

　実力者では有りますが、やや今節の動き自体には不安が有ります。加えて、すぐ外に連日スタートを決めている⑧鈴木圭、昨日も直接対決でスタートから後塵を拝しており、まず展開面で注文が付きます。その上で、今日は、初日・２日目ほどの熱走路にはならないと想定するものの、昨日よりはやや熱を帯びた走路になると考えると、節間全体の動きからは、そこまでの強い追い込みを決められるかどうかに、やや疑問符が付きます。


⑧鈴木　圭一郎　（浜松）　ハンデ　10

　準決勝でも大外枠から得意のカマシスタートを披露、一気に３番手まで進出しましたが、そこからの抜け出しにはやや苦労しました。ただ、それも今田真の逃げペースが意外にも良かった事（加えて緒方浩が再三これを攻めていたため、その後ろから入って行く余地が無かった事）と、やや日差しが強まり走路状況に微妙な変化が生まれた事に原因がありそうです。
　今日は、まず半分がマスターズ組に入れ替わり、鈴木静の逃げになると、逆に昨日ほどのハイペースにはならないのでは、と考えています。つまり、鈴木圭にとっては、本来のスタート速攻と機力を活かした早攻めが実るのではないか、という事です。人気の中心になってしまうでしょうが、それにはちょっと逆らえないかなと思います。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2018.06.17]　浜松
G2ウィナーズカップ・最終日
【12Ｒ】優勝戦　　4100m（８周）
良
　①鈴木静（浜）０
○②阿部剛（川）10
　③重富大（飯）10
△④青島正（浜）10
注⑤中村友（浜）10
▲⑥新井恵（伊）10
　⑦金子大（浜）10
◎⑧鈴木圭（浜）10

序盤は①鈴木静の逃げから始まるが、ハイペースでは逃げられそうになく、主力最重ハン勢の争いと見る。
連日大外からのカマシスタートが決まっている⑧鈴木圭が展開優位に運ぶと見るが、逆転あるとすれば、メンバーも強化されている中で、そのスタート速攻が十二分に決まらなかった時。その場合に食指が動くのが、10ｍ最内枠から先手を取っているであろう②阿部剛。この枠を活かして早めに抜け出されば、一気にペースを上げて逃げる展開が十分考えられる。これに中枠の各車が早めの展開で付いて行くと想定。③重富大に関しては、本文で触れたようにスタートの不安が拭えず、また実力者⑦金子大も、展開を踏まえるとやや厳しいと見て、あくまで「断腸の思い」で無印としてみたい。

＜良走路＞
本線（３単）：８－２６－２４５６
押え（３単）：２－８－４５６


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。