ご存知のように、リオデジャネイロ五輪では、男子は予選落ち、女子に至っては、五輪に出場すらままならなかった。
パラリンピックで田中まいが活躍しても、オリンピックで活躍しなければ、世間の理解を得たとは言えないはず。(*_*)
競輪界の現実は、厳しい。
国内のレースを見てて、常に思うこと。
「次に繋がるのか!?」
勝てば良い。賭場のギャンブラーは、それでも良いかもしれないが、選手達も、そう考えている節は無いだろうか!?
競輪は、斜陽産業と良く聞くが、興行面においても、具体的な打開策はあるのだろうか!?
ここでは敢えて、興行面を後回しにして、私なりの強化策を、以下に列挙したい。
1．ケイリン強化指定選手枠を作り、敢えて差別化を図る
2.強化指定選手は一年間海外短期留学などにより、国内のレースを回避出来る
3.強化指定選手は指定される期間は、生活費などをJKAなどが負担し
4.強化指定選手枠は10人程度にし、その中からオリンピック代表を男女とも選出する
5.強化指定選手は怪我などもふくめ、常時入れ替え可能
概要は、ざっとこんなもの。(*_*)
やはり、｢競輪｣では｢ケイリン｣には勝てないのではないか!?
先日の玉野G3を見て、私は外国人選手達が脚力で日本勢を圧倒する姿を見て、そう思わされてしまった。(*_*)
10月から、女子も外国人選手がレースに出るが、強い選手がいると聞く。
私は、正直、競輪については良く知らないし、公営ギャンブルについて、まだまだ勉強不足なのだが、少なくともオリンピック競技としてのケイリンが、日本にとってこれで良いわけがない。
競輪の認知度向上を掲げるなら、なお一層努力が必要になってしまう。
競輪の興行が、文字通り選手の足を引っ張るなら、そういった差別化戦略で生き残るのも、一つの手かもしれない。
そこから、競輪の興行を考え直すのも、ありかもしれない。(゜ロ゜)
とにかく、今のままでは、よほどの事がないかぎり、世界の舞台で日本の選手が活躍するのが、私は難しいように感じる。
競輪は、興行が大事なのか!?選手が活躍するのが大事なのか!?が、曖昧で、私も正直良く分からない部分がある。
サプリメント問題やら、異常気象やら、選手達の足を引っ張る問題が山積する中で、日本の競輪界が、きちんとした強化策を打ち出せるのか？
もちろん興行重視なら、それでも私は構わないが、再分配はきっちりやって欲しいし、競技の本質的なものがどこにあるのか？JKAはオートもだが、何らかの意思表示が欲しいところ。
競輪という、この偉大なるマンネリを打破することが、普通に考えれば、今後の競輪界に求められる気がするのだが。