失礼な言い方と承知で言うが、阿部拓真がグランプリへのラストひと枠を獲ることになろうとは。
決勝９人まで絞られれば９分の１だが、全出場選手分の１を阿部と予想するのはかなりの大穴

これまでの実績、獲得賞金、競走得点からすれば、一気にＧ１まで獲ってしまってＳ班への大出世となりました。

決勝メンバーインタビューを見たとき、笑顔とはっきり分かるほどの笑顔があったのは阿部だけ
山田の表情や受け答えは優しかったが、他はなぜそこまでと思うほどしゃべらないし表情も崩さない。
それが戦うプロとしてのプライド、緊張感なのかもしれないが、昭和のプロレスじゃあるまいし、まして女性のインタビュアーに対するものの喋り方ではないなと、少し違和感を覚えました。

本人のことを知るわけではありませんが、そのインタビューを見て、「いい男だな」と阿部に好感をもてたことは間違いありません。
彼にとってはこれからの戦いがものすごく大変になります。
勝って当たり前の立場にまでなってしまったのですから。

しかし、「Ｓ班」が肩書きとすれば、その肩書きが、「人」をつくり実力をつける。
たかがインタビューだけで受けた印象ではありますが、彼ならやってくれるのではないかなと思いました。

これから期待、応援、注目していこうかな、という気持ちにさせられてしまいました。
阿部選手、おめでとう。