九月になりました。

私、競輪小僧には月の間隔より
ビッグレースの順番や、目の前のレースにしがみ付く生活が続いております。

ビッグニュースが。。。

『けったいやな〜！大阪捨てて福岡住む何て！あかんわ〜。』

TOG橋本さんが福岡に移住し、
二週間以内にコラムを三本書く。と。
驚きました。
特選コラムの中で
コラム書かないトップ2
橋本悠督－武田あかりで盤石かと思っておりましたが入替もありそうですね。

『わいもコラム書かなあかんな。』

花火師店長栄作座長(ペタ廃止で悲しいね)さんも鼻息荒くなっておりますが。
『小田原、奈良でやらかして京王閣ナイターへタクシーで行きましょう。』と。
今回はリムジンのくだりを忘れているので明日は先行き不安ですね。
やらかせるのかしら。


先日の松戸ナイター
佐々木龍也選手の失格が尾を引いているのでしょう。
後遺症と申しましょうか。
夢うつつの現状であります。


函館での素敵な思い出を。
気持ちを和らげましょう。

函館サマーナイトの前夜祭。
毎回の事の様に、前泊にはしゃぐ34歳。
ナイター開催、入り時間の遅さが拍車を掛け
『お金が無くならない内に、塩ラーメン食べとこ！』
思い付いたのが深夜三時過ぎ。
ネットで調べ、ホテルの近くに四時迄営業の居酒屋兼ラーメン屋さんがあった。

既に楽しみも終え、サッポロクラシックも存分に堪能している為
フラフラになりながら店へ。

『まだ、やってますか！？』
『入って入って！やってるやってる！御主人！お客さん。』

40代後半の男性が向かい入れてくれる。

話をしていくと、昨日常連になった山口在住のNさん。
豪快で潔い話口調に好感を持ちつつ会話は盛り上がる。

『競輪小僧〜。頑張れよ〜。山口の競輪選手何て強くないやろ〜。』
『居ます居ます。桑原に國村に富が。』
『そうか〜。競輪やろうかな！』

Nさんは、息子さんの柔道遠征に付いて来て家族旅行をしていると話してくれた。

『函館はやっぱり塩ラーメン！』
『昨日からの常連ですよね。』
『はっはっはっ。昨日食べたから言えるんや。今日は蕎麦食べるけどな。わっはっはっ。ラーメン奢るから。』
『ありがとうございます。』


豪快で清々しい。
心地よく会話を誘導してくれる。

『まだやってますか！？』
『入って！入って！やってる！やってる！ママさーん！お客さん！』

僕の時と一緒だ。
主人とママさんより早い対応。
山口の方は対応能力が早く優しいのかもしれない。
桑原、國村、富に村上。
頷けた。

『兄ちゃんは何処から来た！？』
『札幌から夜行列車に乗って、函館四時発列車で、神奈川迄帰ります。』


ユウヤ君
大学を卒業してから就職をして、休みを利用して北海道旅行に来たと話をしてくれた23歳の青年。

『この時間でやってるラーメン屋さん探したら此処が見付かって。』
『俺も俺も。やってるかやってないか不安だったけど。こちらが常連のNさん。』
『やってるよ！俺が居れば五時迄開けてくれるよ！ねぇ御主人。函館はやっぱり塩ラーメン！俺は蕎麦食べるけどな。わっはっは。はっはっはっ。』
『Nさん！ユウヤ君のラーメン代は僕に払わせて下さい。』
『馬鹿言うな。俺がお前らの全部払うから安心しろ。ねぇ御主人。』

これが出会いなんだろう。
これが旅の醍醐味なんだろう。

御主人とママさんとNさんとユウヤ君と競輪小僧。

初めて来た地で、初めて知り合った人々と話す。

一期一会。



後日メールにて。

『こんばんわ。ユウヤです。
昨日はラーメンご馳走様でした。
青森 秋田 山形を経由して、新庄から山形新幹線で昨日の夜無事帰宅し、本日は仕事でした。
途中の五能線はとても風景が綺麗でした♪
写真送ります。
明日も仕事頑張ってください。』


おぃおぃおぃ。
俺はそんな23歳に会ったことないぞ！
泣かせるなよ23歳。
ツイッターに載ってるアドレス宛にわざわざ調べて尚且つメールしてくれる何て。
何処で覚えたその芸当。

ユウヤ君ありがとう。
俺もそんな旅好きな青年になりたかった！
純粋で真っ直ぐな心を。
何故か間違えてこうなった。
なりたくてなったわけじゃない。
もがいて居たらこうなった。
君は今のまま素敵な生活を送ってくれる事を陰ながら願う。

勉強させて頂きました。

Nさん
ありがとうございました。
山口には強い競輪選手居ます。
息子さんも是非競輪選手に。

函館の夜の素敵な出来事でした。

最後に
ユウヤ君の
五能線の写真載せさせて貰います。


君の心同様
五能線の綺麗な眺めに心が洗われます。



競輪小僧