結論から申し上げると、私個人は、現行のルールが、一番適当だと考えています。
理由？
考えてみましょう。
ガールズケイリンは、現行のルールでは、ヨコの動きは、厳しく制限されています。
大人と子供ほどの体格差がある「競り」が、どういう結果を招くのか？
酷い場合は、ルール違反を犯してまで、競りかけられた相手が、選手生命を奪われる可能性がある。
私個人の感覚としては、あり得ない印象です。
元はと言えば、女性の雇用拡大の流れに乗って始まったはずの、ガールズケイリンが、いつの間にか、格闘技のような印象を与えてしまいます。
少なくとも、ガールズケイリンは現行ルール下では、ファンも選手もモラルを共有すべきであり、不要な競りは厳しく失格にすべきと、私は考えていますが、競輪場ごとにルールが違うような状況が、失格の基準まで違うような印象まで与える、今の日本の競輪の状況は、ケイリンだろうが競輪だろうがという感じで、宜しくない。
ましてや、格差社会が進行し、今後日本社会のモラルに著しく影響を与え続けるであろう貧困は、むしろギャンブルが手を貸してしまう要素である事も否定出来ず、ガールズケイリンの選手が、多少フラフラしたままレースに望んでしまい、うっかり手や肘が出て、失格を取られるシーンが続出しかねない印象がある。
恐らく、そのリスクは、ガールズケイリンそのものの存続を危うくする。
だから、競りに出る選手が、意外と増えてしまいそう。
私は、この状況を非常に憂慮していて、ガールズケイリン自体にポジティブな方向性を早く示して欲しい気持ちでいっぱいなのである。
これは、ある意味、どの公営競技にも当てはまる事象なのかもしれないが、女性の雇用拡大が、あらぬ方向に行かない事を、一ファンとして、切に願う。