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平成貧窮問答歌 其の千四百八十八

2018/01/24 3:22 閲覧数(668)
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ガールズケイリンは名古屋と二日目と別府ナイター初日、名古屋では山原さくらと児玉碧衣がともに圧倒的な強さで連勝を飾った。

6Rは加藤恵→増茂るるこ→猪子真実愛→山原→福田礼佳→齊藤由紀→藤谷はるなという初手の隊列、残り2周を通過したところから藤谷が上がって打鐘で先頭に立つ。

初日内に詰まって失敗した加藤はすぐに車を外に出して最終ホームへ、山原が5番手から一気に仕掛けると加藤も飛びつきを狙うが山原がスピードの違いであっさり叩き切る。

初手から山原マークの福田が必死の追走、飛びついた加藤は3番手となりその外から齊藤が捲っていくがこれは厳しい。

山原は2センターから福田を突き放して圧勝、3番手から福田を交わした加藤が②着となり福田は健闘も最後は③着となった。

山原は今日は早めに仕掛けてなおかつ二の脚で後続を突き放す圧勝、踏み出しでぶっちぎるような瞬発力は児玉のほうが上だがスピードとパワーがバランスよく高いレベルで揃っている。

高松決勝ではガールズコレクションの権利は取ったものの拾ったようなレースになってしまったので、今回は思い切ったレースを期待したい。

加藤は山原に飛びつこうとするが福田もついてきたので3番手、ツキバテした福田を拾って②着に入った。

初日の失敗をしっかり挽回して決勝進出、前々より脚をためるレースのほうが向いているようにも思うが今は色々と工夫してみるのがいいだろう。

福田は初手から山原マーク、最後はさすがに一杯になって加藤に交わされたがよく山原のカマシについていった。

全体のレベルが上がってきて単調な枠なりのレースは減ってきたが、やはり隣の車番というのは単純に距離が近い分初手でマークしやすいのは確かだ。

7Rは蓑田真璃→佐藤亜貴子→明珍裕子→鈴木彩夏→児玉→小坂知子→岡村育子、このまま打鐘となり蓑田が少しずつペースを上げていく。

番手の亜貴子は車間を切って児玉のアクションを待つが今日の児玉は最終ホームで仕掛けずじっくり脚をためる。

元々がどんどん仕掛けたがるタイプのうえ蓑田の後ろではスピードに乗れないので残り1周を通過するとたまらず亜貴子が発進、明珍が続いて蓑田はその内で粘る形になる。

児玉はその上をものすごいスピードであっという間に捲って最終バックで先頭に立つとあとは独走、大差で後続をぶっちぎる衝撃的な圧勝を飾った。

児玉を追走して離れるも勢いをもらった小坂が前団を乗り越えて②着、先に仕掛けた亜貴子は③着となった。

児玉はこのところは判で押したように最終ホームで仕掛けていたがついに捲りを解禁、その名の通りまさに特急(笑)という凄まじいスピードで捲って上がり12秒0を叩き出した。

高松や初日のレースは強い選手なら追うことは可能でつけ入る隙もあったがこのレースをされては他派はお手上げ、ゴールまでぐんぐん伸びるような印象だ。

小坂は本来のレースである前々ではなく初手から児玉マーク、あの捲りについていけというのは酷だが離れながらもよく前団を乗り越えた。

高松では精彩を欠いて初日も⑦着だったが見事な巻き返しで決勝進出、②着が絶対条件で一か八かの児玉マークが決まった。

亜貴子はさすがに児玉にはあっさり飲み込まれてしまったが、先に仕掛けて③着に踏み止まれているので悪くない。

②③着で予選を2本揃えたのは久々、確実に前進している。

1/24
名古屋5Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①藤谷 はるな 110茨○
②福田 礼佳  108栃△
③猪子 真実  104愛
④齊藤 由紀  110愛◎
⑤明珍 裕子  104島
⑥鈴木 彩夏  110東▲
⑦中西 叶美  112愛

地元④齊藤がしっかり勝っておきたい組み合わせ、近況は自力も出ている。

予選で確定板のある3車が相手だが枠順と脚力を考えると①藤谷を本線に⑥彩夏と②福田。

三連単
④→①=②⑥

1/24
名古屋10Rガールズ決勝
[車 名 期県]
①加藤 恵   112青▲
②山原 さくら 104高◎
③佐藤 亜貴子 108神△
④増茂 るるこ 102東
⑤児玉 碧衣  108福○
⑥小坂 知子  104岐
⑦蓑田 真璃  110千

時計・着差ともに圧倒的な⑤児玉、これだけ数字が違ってしまうと能書きとしては無視するわけにはいかないが数字だけではないのも競輪(ケイリン)だ。

②山原は高松決勝の展開で1車身まで詰められたのだからしっかり番手に追い上げられれば逆転は可能、前回は勝負所で消極的になってしまったが今回はしっかり戦ってほしい。

児玉の二日目の捲りは凄まじかったが、昨年の高知ミッドナイトで山原の逃げの前に二度にわたり不発に終わっているので後方に構えるレースは怖いはず、いつものように最終ホームから飛び出してくれれば他はついていけないのだから自然に山原が番手に嵌まるはずだ。

2強が抜けた存在、あとは充実著しい①加藤と復調気配の③亜貴子。

三連単
②=⑤→①③

別府では荒牧聖未と石井寛子が順当勝ち、トップクラスは予選では崩れない。

6Rは藤巻絵里佳→杉沢毛伊子→荒牧→白井美早子→田中麻衣美→飯田よしの→佐々木恵理という初手、残り2周から佐々木が上がっていくと荒牧を抑えて3番手に入る。

打鐘を迎えて杉沢がゆっくり前に出ると後位は藤巻と佐々木の並走、荒牧はその後ろでじっくり構える。

このまま緩いペースで残り1周を通過、2角で荒牧がようやく仕掛けると杉沢も踏み込むがこれはさすがに力が違って初手から荒牧を追走の白井まで2車が完全に出切る。

しかし杉沢も楽に前に出て緩いペースで脚を使っていないのでまだ余力があり、前とは離れながらも3番手で踏ん張る。

荒牧は捲り快勝、白井が好マークの②着となり杉沢が③着に残った。

荒牧はこのあたりでは力の違いが歴然、だいぶ外を回したがあっさり捲って順当に初日を飾った。

今年は佐世保で完全優勝して幸先いいスタートを切ったが高松では初日に失格、今回はその分もしっかり責任を果たしてほしい。

白井は枠なりに初手から荒牧をマークしてあとはついていけるかというレース、それなりに脚はあるのでスンナリなら簡単には離れない。

昨年はどんな形であれついに初優勝、前2場所はよくなかったがここは順当に連下に食い込んできた。

杉沢は前に出たが飛び出してしまうのではなく荒牧が来るまでのらりくらりとスローな運行、荒牧に捲られるのは仕方ないがうまくお釣りを残して短い距離のレースに持ち込めた。

元々一般戦あたりでは自力で勝ち負けしているし今回のメンバーなら荒牧・寛子以外とは差がない。

7Rは野口諭実可→寛子→吉原菜那→飯塚朋子 →土屋珠里→板根茜弥→三宅玲奈、残り2周から上がった玲奈が5番手に入るとその前の飯塚は1車追い上げて寛子後位に狙いを定める。

後方から板根の仕掛けに土屋も続いて打鐘、板根→土屋で残り1周となり3番手は諭実可と玲奈が並走になる。

2角から土屋が捲っていくと玲奈が踏み勝って追走、しかしその上を寛子がものすごいスピードであっさり通過していく。

寛子は後続を突き放して圧勝、以下は結局先捲りの土屋が②着となりその後ろの玲奈は交わせず③着となった。

寛子は脚力断然のうえ展開も向いて圧勝、このクラスでは負けようがない。

自力でもこれだけ強いのだから普段はもう少し積極的に運んでもいいように思う。

土屋は寛子には突き放されたが粘り込んで②着、うまく番手捲りの形に持ち込んで最後も玲奈・諭実可の追撃をよく退けた。

高松でも強敵相手に二日目は②着で決勝進出と健闘、現状ではややスピード・瞬発力が足りないが今年こそ飛躍が期待される。

玲奈は最終的には3番手の並走で踏み勝って③着、動き回って最後は決め手を欠いたが悪くない。

このところは走りっぱなしという印象だが強行軍をよく頑張っている。

1/24
別府6Rガールズ予選2
[車 名 期県]
①飯田 よしの 106東
②藤巻 絵里佳 110島△
③三宅 玲奈  108岡▲
④吉原 菜那  112佐
⑤荒牧 聖未  102栃◎
⑥板根 茜弥  110東
⑦土屋 珠里  110栃○

⑤荒牧の決め手が抜けている。

相手も順当に⑦土屋から③玲奈と②藤巻。

三連単
⑤→⑦=②③

1/24
別府7Rガールズ予選2
[車 名 期県]
①野口 諭実可 102群△
②佐々木 恵理 110愛
③田中 麻衣美 102新
④石井 寛子  104東◎
⑤白井 美早子 102大○
⑥杉沢 毛伊子 104静▲
⑦飯塚 朋子  102大

こちらも④寛子で堅い。

⑤白井が連日の好マーク、気配いい⑥杉沢と好枠に転じて①諭実可へ。

三連単
④→⑤=①⑥
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