ようやく勝つべき選手が、いや、勝たなくてはいけない選手が勝った。

弥彦で行われた寛仁親王牌（Ｇ１）は深谷知広が内をついて中川誠一郎後位を奪取、最後は自力に転じて人気に応えた。

深谷のＧ１優勝は実に３年ぶり、２０１１年６月まで遡る。

こんなに時間がかかるとは思わなかったが、とにかく２つめのタイトルである。

今回は中川後位を捌いた競走、その内容にスッキリしないファンの方々もたくさんおられるだろう。

それでもまずはどんな形でも勝ったという事が重要、まだ１つしかタイトルを獲っていなかったのだかはまずは結果がほしかった。

これからまたいくつもタイトルを獲ってもらわねばならない選手、地位が人をつくるという言葉もあり、その時には自然に内容もついてくるだろう。

これで「お留守番」もおしまい、当初の予定よりだいぶ短縮されたこともあり、Ｇ１・Ｇ３各１勝ならギリギリ「合格」でいいだろう。

あとは自粛組に簡単にやられないこと、村上義弘・武田豊樹は素晴らしい選手だが、これからの主役は深谷でなければならない。

とにかくまずはおめでとう！

さて、Ｇ１が終わりガールズもひと息ついて谷間の開催である。

全く力は入らないが、出走表を見ていると簡単に当たりそうなレースは少なくない。

あくまでも「当たりそうな」であって、実際にはたまにしか当たらないのが残念ではあるが…(笑)。

いかにも私の好きなパターンになりそうなのがこれ。

07/22
松戸5RＡ級チャレンジ準決勝
[車 名 期県]
①加賀美　智 87梨◎
②沼田　淳一 85神
③會澤　龍　105城▲
④平間　一洋 91城○
⑤小松原　好 52東
⑥阿部　貴光 83城△
⑦長谷川　裕 71静

並び
①５ ２ ③４６
競７

チャレンジでは脚力断然の①加賀美、レースは決してうまくはないが本来なら１・２班戦でも十分戦える選手だ。

後位は競り、おそらく新人の③會澤が逃げて加賀美は捲りだろう。

加賀美後位は揃って行方不明必至(笑)、展開は會澤の番手である④平間にある。

チャレンジなら安定勢力、會澤が主導権さえとってくれれば加賀美には捲られても連下には平間の前残りだ。

三連単
①→④→②③⑥