みなさん、こんにちは。
競輪リポーターの武田あかりです。


3月に入ってあったかくなったかなと思ったら、またここにきて、冬に逆戻りしたような寒さですね。

そんな中、今日、名古屋記念は決勝戦です！！


その決勝メンバーから、私の注目選手は…。



地元愛知の吉田敏洋選手！！


地元でのレースは、『地元3割り増し』という言葉もあるように、選手の皆さんにとって、気合いの入るレース。

地元レースに向けての気持ちの入った調整からレース。

そんな『地元3割り増し』の中でも、特に地元での走りに気合いを感じられるのが、吉田敏洋選手！



去年の地元名古屋ダービーも(4.1.1.1)と、初日の4着で勝ち上がれなかったものの残りの3日間は、1着と地元の意地の走りを魅せてくれました。

地元ダービー後、初日の4着をとても悔いてる吉田選手が居ました。


でも、またすぐ仰った言葉が、
『地元のダービーだけに、悔しい。ここに向けてやってきたから。
でも地元のレースはこれが最後じゃない！
また地元のレースはある！
次の地元のレースに向けて、頑張らないと！！』
と、地元への熱い思いとまた前向きに捉えて仰った言葉が忘れられません！




そんな好調吉田選手が、2年前の岸和田での高松宮記念杯でのこと、ここ10年について語ってくれました。
『G1を出るようになって、10年経つけど、中部地区の選手を見渡してみて、自分より年下がまだ少ない。
10年前も今も、中部地区の先輩に求められるもの変わってないのかな？って。それが、自分の今のファイタリティーかな。先輩達も頑張ってるのに、自分も頑張らないと。』
と、吉田選手の強さの秘訣を垣間見せてくれました。






そして、こんな深い～お話も！！
『選手は、良い時も悪い時もある。
その悪い時を、どれだけ自分を見失わずに我慢できるか。極力、自分のレーススタイルを崩さず。』
とも、教えてくれました。

辛い時、苦しい時を乗り越えてきたからこその重みのあるお言葉ですよね。




そんな吉田選手のちょっぴり、おっちょこちょいなところもっ(*^_^*)


【写真下】
取材をしてると、いきなり、
『あれ～！さっきまで、あったはずの工具がない！』



『ないないっ！(汗)』

と、バッグの中をがさがさ。

『最近、よく捜索願い出すんだよね～。
練習用のグローブでしょ、手袋でしょ、靴下でしょ、…。』
と、汗かきながら、探し物してる姿が、強い選手も、人間なんだなと、勝手に親近感湧いちゃいました(^^)





吉田選手の地元名古屋記念の走りに注目です。