大ギヤ時代で一番得をしたのはやはり「先駆者」の山崎芳仁だろう。周りが四回転に戸惑い躊躇するうちに稼ぎまくったのだから(失礼容赦)。
その昔、大ギヤと云えば回転力が衰えたベテランか、典型的なカマシ捲り一発屋の使用ギヤだった。それを超一流が皆使うようになるのだから、競輪の競走が激変するのは必定だった。
四回転台バトル時代には初日から九着、九着、まるで駄目駄目ちゃんの選手が最終日大穴一着なんてのが、しょっちゅうではないがたまにあった。大ギヤゆえの単調展開にも助けられ、捲りが届いちゃったというやつだ。
ある回転以上をしっかりと踏むことが求められるギヤ規制によって、駄目なものはその開催はまず駄目。そんな競輪の「肝腎」の一つが戻って来た気がする。
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