８月にツブッターで取り上げた高橋昇平選手（99期、埼玉、Ａ級２班）。
競輪選手としては恐らく初めてコミックマーケット（世界最大規模とも言われる日本最古級にして最大の同人誌即売会）にサークル参加（売り手側として参加）した高橋選手、先週の平塚で久々に決勝進出（４着）と好調のようで、冬のコミックマーケットもサークル参加が決まり、意気軒昂のようです。
詳しくは会期が迫ったらコラムかツブッターで紹介しますが、今回は初日（12月28日）に参加となります。奇しくも私も今回も高橋選手のサークルの近所にてサークル参加となります。
高橋選手は12月27日までの前橋に斡旋があります。開催が終わったら恐らく同人誌制作で最後の追い込みかもしれません（コピー誌だとギリギリまで粘って制作する例が多い）。新刊に期待しつつ、競走での頑張りにも期待したいところです。年明けからはＡ級１班に昇班ですしね。

一方で、明日の高知競輪２レースが引退レースかもしれない選手がいます。池本和俊選手（87期、高知、Ａ級３班）です。
こちらも知る人ぞ知るオタクレーサー、プロフィール欄にあるアニメキャラクター名を好きなタイプなどと書いたりなどと、異彩を放つ行動がネットの一部で話題になったことも。
しかし近年は成績が下降、低迷し、いつしかＡ級３班暮らし。現状の競走成績は完全に代謝対象に入ってしまっています。
現在開催中の高知モーニングは久々の地元斡旋。車番もしばらく縁のなかった１番車となり、メンバーも勝ってくださいのお膳立てぶりを見ると、やはり引退レースのようにも見えます。
年内は岐阜、年明けも２開催の斡旋がありますが、通例ですと１月上旬にも登録抹消になるのが代謝対象選手ですので、この地元開催を区切りとすることになりそうです。

高橋選手のサークルにも99期ながらすでに引退した元選手もいます。やはりプロスポーツですし優勝劣敗の厳しい世界です。容赦なく成績下位は道を閉ざされます。
しかし池本選手もコミックマーケットに買い物側で参加経験があるそうですし、今後もオタクライフだけは末永く続けてもらいたいものです。
競輪選手引退となっても、第二の人生に幸あれと願わずにはいられません。