今日は船橋競馬場で交流重賞G1の｢かしわ記念｣が行われます

通年でナイター開催の船橋ですが今週は明日の重賞東京湾カップまでは昼開催で行われます


毎年、かしわ記念はJRAから強い馬が出走してくる、ダートでは注目の高いレースです

ここで1・2着なら帝王賞への優先出走権を得られることになっており、賞金では間に合わない登り調子の馬が狙いに来るレースです

今年はグッと頭数が少なくなりまして7頭立て

ボートレースよりは多いですが競輪やオートレースよりも少ないですね

じゃあ当てやすさはどうか？
もちろん当てやすくなっていますが、儲けるのは難しくなりそうです

3連単の最低オッズは昨晩の締め切り時で10.3倍ですが今日の発売では半分程度までは下がって来そうです

10倍付けば御の字のレースではとみます

では出走馬をみてみますと交流重賞とはいいながら南関からの出走は②ナンヨーオボロヅキだけ！

このナンヨーオボロヅキって前走は暮れの東京シンデレラマイルを使ってますが、その前は高知のトップクラスの馬でした、このメンバーに入って通用するとは思えません、道中で付いていけるかどうかではないでしょうか

JRAからの6頭はフェブラリーSの上位3着までが出走してきました、さらに一昨年の最優秀ダート馬に選ばれた⑦ルヴァンスレーヴが1年6ヶ月ぶりの出走

まともに考えれば、この4頭の組み合わせで決まるはず

まずはそのルヴァンスレーヴはどうなのか？一昨年のチャンピオンズカップでオメガパフュームを破ってG1を3連勝のあとは放牧にだしてリフレッシュし帝王賞を目指していたところ浅屈腱炎を起こして休養、その後は脚元と相談しながら復帰を目指して帰厩し調整をするも、脚部不安を何度も発生して、とうとう昨年は一度も遣えず、今年は2月に帰厩して、調教を始めてジックリと調整して仕上がってここで復帰となりました
出走に漕ぎ着けるまでは、厩舎もかなりの苦労があったと思われます、順調に使われていれば、当然ながらドバイでの活躍も期待できた馬、オメガパフュームやゴールドドリームを負かしてG1を勝っているのは大きい、まともならこの馬でアッサリだとは思うが、如何せん1年6ヶ月ぶりは不安です、このレースも勝負ではありますが、帝王賞へも視野に入れているはずで、若干割り引いてみたいです

では、ルヴァンスレーヴを倒すならフェブラリーSで完勝の⑤モズアスコットでしょう、14戦全勝で公式レートでは歴代最高の数値になった希代のマイル馬フランケル産駒、フェブラリーSと安田記念の芝とダートのマイルG1に勝つほど、この距離に特化している、フェブラリーSでも中団に控えて直線は外から伸びて抜き去ってからも突き放す強い内容、終わってみれば2着のケイティブレイブには2馬身半の圧勝、前走は高松宮記念では13着と負けたが、マイル戦に戻れば、負けないと見る、この馬は2000mの帝王賞へ向かうとは思えず、ここがメイチの勝負とみて本命にしたいです

ただし、ルヴァンスレーヴがまともに走ることがあれば、ヤられることはありそうで、他の馬には負けないとみております

相手筆頭はルヴァンスレーヴ、もちろん逆転の目は押さえないといけないでしょう

ルヴァンスレーヴが力を発揮できない場面があると⑥サンライズノヴァが浮上してくる、差し脚が見事だったフェブラリーSの3着、ただしここは鞍上に武豊を迎えて、少頭数で後ろからとは思えず、人気両頭を見ながらの仕掛けになるとみます、届かずの差し馬のイメージだったのが昨年の南部杯での捲りながら押しきったレースのイメージで来るのではないでしょうか

あとは④ケイティブレイブですが、シンガリ人気での2着は長距離がいい馬だけに驚かされました、あれも東京コースで長い直線でハマったかな？の印象があるんで押さえでいいのではないでしょうか？この馬は帝王賞で狙いたいです

逃げて③アルクトスはどこまでのところ、有力馬が警戒しあうようなことがあれば残り目はあるかもしれません

前走のフェブラリーSではアルクトスに絡んでいった①ワイドファラオも福永が再度乗ってきているので、船橋の内枠で逃げた時の有利さを知っているので主張しての逃げは、少し頭に入れておきたいです

馬券は
3連単
⑤⑦⑥が大本線
⑦⑤⑥、⑤⑥⑦が本線
あとは
⑤→⑦⑥→④③を押さえとします

全部で7点ですが強弱をつけて買ってみてはいかがでしょう