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浜松・G1スピード王決定戦優勝戦展望~何とか良走路で見たい、浜松大挙6名優出の頂上決戦~

2019/02/11 8:51 閲覧数(415)
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皆様、おはようございます。

今日も浜松の某ホテルより更新しています。
雨こそ有りませんが、昨日とは一転、空一面グレーの雲に覆われています。

2/11(月・祝)、今日のオートレースは、浜松のG1・スピード王決定戦(昼間)が最終日を迎えます。

平日版は、「私自身も時間的に購入可能なレース」(昼間開催=5R、ナイター/ミッドナイト開催=最終R)を1つだけピックアップしての前予想および前日の振り返りで構成しておりますが、仕事休みとなる土日祝日はその制約が解かれ、全レースの中から「これは」と思うレースを1つピックアップしていきます(但し、優勝戦が行われる日は、優勝戦のみ)。

という事で今日はもちろん、優勝戦をピックアップしてみたいと思います。

なお、「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

(印は良走路想定)

[2019.02.10] 浜松
G1スピード王決定戦・4日目
【12R】準決勝戦  3100m(6周)

1着 注③松山茂(浜)10
2着 ◎⑧鈴木圭(浜)10
3着 △⑦篠原睦(飯)10

6着 ○①廣瀬勝(川)0
落因 ▲②山際真(川)10

3単:③⑧⑦  46,340円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
準決勝4個レースを通して0m勢受難の傾向、ただ「9R(花田一)・10R(柴田紘)はハンデ重化、11R(中山透)はスタートで叩かれる」に比べ、最も「0mで残る可能性が有りそうな」12Rの①廣瀬勝という印象でしたが、これも残る事が出来ませんでした。とは言えこのレースは、①廣瀬勝の後方を固めていた2車(②山際真、④人見剛)が落車のアクシデント、これで「後ろの壁」が居なくなってしまったという点が大きかったと思います。
本命の⑧鈴木圭は、いわゆる「負けパターン」の展開(内枠勢にスタートで張り込まれ、後方からの追走展開になる)、その中で何とか最終周で2着を確保しましたが、⑧鈴木圭に関しては、試走云々ではなく、まずこの展開が考えられるメンバーかどうかを念頭に置く必要があると思います。その意味では、一応それを考えた末の昨日の予想(◎は打ったものの逆転の目も有る)でしたが、相手が違うという結果になってしまいました。
③松山茂は、試走3.34ながら本走3.367の好タイムで1着。ただ、この選手の試走偏差の小ささは、常に念頭に置いておいた方が良いレベル。忘れた頃に真価を発揮するため、注意が必要です。

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それでは、ここから前予想に入ります。

準決勝4個レースとも上がりタイムは3.36前後、熱戦のスピードレースを勝ち上がってきた8選手は全員主力最重ハンデ。という事で、優勝戦の番組は、枠番選択による0mオープンとなりました。
確定的な情報を拾えず、複数の情報を組み合わせての見解ですが、選択順は、おそらく「1着グループの中から、予選3日間のポイント順(同ポイントの場合はランク順?)」→「2着グループの中から(以下同様)」で、予備抽選等は無しと思われます。
これで選択順1位を得た鈴木宏が3枠を選択、次いで2位の松尾啓がその外・4枠を選択。3位の松山茂は2枠を選択し、4位の木村武が、空いていた1枠を選択しました。外枠が空いている状況で、準決勝2着グループは5枠から順次外へ埋まって行く形になり、優勝戦の枠番が決まりました。

今日の遠州・浜松地方は、終日曇天の予報。ギリギリ雨の心配は無さそうですので、想定は「良走路」とします。
3日目同様気温は下がり、極寒の中でのスピードレースとなりそうな印象です。

優勝戦は、いつものように1車1車の短評形式でお送りします。



①木村 武之 (浜松) ハンデ 0

 予選道中は完調とは程遠い印象、それでも準決勝でキッチリ決めてくるあたりは、百戦錬磨という言葉がピッタリの印象です。そしてこの優勝戦、枠番選択順は4位ながら、1枠が「転がり込んで」来ました。
 木村武で1枠と言えば、記憶に新しいのが昨年9月、飯塚で行われた特別G1プレミアムカップ。すぐ隣の2枠には鈴木圭も居ましたが、それをも押さえてのトップスタートから8周回を逃げ切りました。今日も同じような展開からの押し切りに十分期待できます。それ以前も何度か、記念戦線でオープン1枠からの先行展開を決めており、実績は十二分にあります。
 スタート争いという意味では③鈴木宏の速攻スタートが要警戒となりますが、昨日の機力であれば、仮に先行されたとしても逆転まで十分有りそうです(3日目は鈴木宏の直後マークから捌き切れませんでしたが、無理をしなかったという見方も出来ます)。それ以上に、最内からスタート張り込んで、ホールショットも奪わせない展開に持ち込む可能性は十分あると見ています。


②松山 茂靖 (浜松) ハンデ 0

 昨日は鈴木圭以下を振り切っての勝利。試走偏差の小さい松山茂ならではという印象でした。スタートに関しては、あまり「最内から小さく」という感じは肌に合わないという所なのか、この優勝戦の枠番選択では、「1枠・2枠が空いている状況で、1枠ではなく2枠を選択」しているのが印象的です。ただ、それによって1枠を選ぶ事になったのが、これまでオープン1枠で何度も実績を残している同期の①木村武となり、ここに押さえられてしまうと展開が厳しくなります。更に、すぐ外隣が、現在業界最高のスタート力を誇る③鈴木宏。体重の差で物理的に生まれるスタート力の差は如何ともし難く、張り込んでいくのは至難の業。これらをマークする形でどこまで粘れるか、というレースになりそうな印象です。


③鈴木 宏和 (浜松) ハンデ 0

 連日、軽量を活かした得意のスタート速攻がバシバシ決まり、更には主力勢とも遜色無い機力を活かしての逃げが決まっており、予選も含めた全体1位での優出。「枠を自由に選べる」という立場で選択したのは3枠でした。確かに、これだけのスタート力があれば、本来オープンでスタート速攻有利とされるこの枠を選択するのは自然な流れとなります。もちろん理想はトップスタートからの押し切り、それも十分可能性としては考えられます・・・が、個人的な印象としては「SGやG1の優勝戦は、普段とは別の世界」。やはり、高い賞金も懸かっている分、スタートでも普段以上に各車がギリギリのタイミングで攻める事で、その出足争いから熾烈を極め、普段のスタート力の差がそこまで現れないという印象が有ります。少々タイミングが遅れても中間速で伸び返せる分、総合的なスタート力としては上位である事に間違いは無いですが、必ずしもトップスタートを切れるとは限らないと考えた方が良いかもしれません。


④松尾 啓史 (山陽) ハンデ 0

 昨年の本大会を制しており、連覇がかかる一戦となります。また、昨年は続く伊勢崎G2レジェンドカップをも制し、「2月に2つのグレードレース」を制覇しました。昨日の準決勝も、昨年のそれを彷彿とさせる動きで勝利を収め、再びこの優勝戦に駒を進めてきました。
 とは言え、今日のポイントはまずスタートでの位置取り。内に③鈴木宏、外に⑤鈴木圭と、浜松が誇る軽量スタート巧者に挟まれる形、さすがにここはどんなに頑張ってもスタートで張り込むのは厳しそうで、後方からの展開になる可能性大。そこからどこまで追い上げて来れるかどうか、というレースになりそうです。


⑤鈴木 圭一郎 (浜松) ハンデ 0

 機力は業界最高レベル。これは文句のつけようがありませんが、昨日の振り返りの項目でも述べた通り、やはりスタート後の位置取りが勝敗を分けるポイントになっている印象です。そして、ここ半年くらいのグレードレース優勝戦を振り返ってみると、制しているのはほぼトップスタートを決めた時。中枠でも、内から張り込まれると苦戦を強いられています。その中でも、昨年9月の特別G1プレミアムカップ優勝戦(2枠)では、1枠の木村武に先行され、これを捌けずに終わっています。勿論、機力がフルに活かせる展開の可能性もゼロではありませんが、やはり今日も、その1枠には木村武が控えており、苦戦を強いられる可能性、条件が有る程度存在しているのが気になります。


⑥中村 友和 (浜松) ハンデ 0

 昨日は試走3.24と、鈴木圭にも匹敵するような超抜の機力を披露しましたが、木村武の速攻展開に後塵を拝する結果となりました。初日こそ本走3.349(試走3.27)と、これも鈴木圭に匹敵するような車速をレースで披露しましたが、やはりG1準決勝レベルともなると、相手も一気に強化され、機力を活かしきれない場面も出てきます。また、昨日は10m中寄りの枠で、スタートも残していける位置でしたが、今日は相手強化の優勝戦、オープン6枠ともなると、決してスタート速攻タイプでは無い(以前よりはスタート力向上も、一線級相手ではまだ足りない)だけに、展開的にやや厳しくなる印象です。また、捌きに関しても、この相手関係ではやはり厳しい印象が否めません。


⑦金子 大輔 (浜松) ハンデ 0

 スタート展開を考えると決して簡単な枠ではありませんが、昨日の準決勝、最後方の位置から内々を攻め上げ、青山周をも逆転して2番手まで押し上げているように、追走の脚に磨きが掛かってきた印象です。こうなると展開不問で脅威となるのがこの選手。2015年の当地SG全日本選抜ではスタート最後方から7車を捌いて制しており、捌きも含めた総合力では上位の存在です。カギになるのは展開で、追い込み鋭くても逃げのペースが早まり、超ハイペースでロング(一本棒)の展開になるとさすがに厳しいですが、今日は①木村武が作る混戦展開という見方を本線と考えており、そうなると、この金子大の追走力で十分争覇圏となる可能性を秘めていると考えています。


⑧西原 智昭 (伊勢崎) ハンデ 0

 3連単6桁配当の大荒れとなった9Rから、2着での優出となりました。得意のスタート速攻展開がどこまで生かせるかがポイントになりますが、さすがに大外枠でこれだけのメンバーとなると、序盤から展開を掴むのは厳しく、また追い上げて捌いて行ける程圧倒的な機力とも言い難く、ここは厳しい展開となってしまう印象です。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2019.02.11] 浜松
G1スピード王決定戦・最終日
【12R】優勝戦  4100m(8周)

◎①木村武(浜)0 [4]
 ②松山茂(浜)0 [3]
▲③鈴木宏(浜)0 [1]
注④松尾啓(山)0 [2]
△⑤鈴木圭(浜)0 [5]
 ⑥中村友(浜)0 [6]
○⑦金子大(浜)0 [7]
 ⑧西原智(伊)0 [8]

(ハンデmの後ろの番号は枠番選択順)

まず注目はスタート争い、体重差による物理的なスタート力上位は③鈴木宏であるが、やはり注目はオープン最内枠実績十分の①木村武のスタート、巧く内を掬って主導権を握ると、この壁は厚くなる。⑤鈴木圭はこの①③という2枚の壁で苦戦を強いられる可能性を秘めており、そこで喘ぐ中から追い込んで来そうなのが⑦金子大。①木村武が作る混戦レース、捌きの腕がモノを言う展開になれば、好勝負に持ち込めると見たい。

<良走路>
本線(3単):1-37-3457
押え(3単):7-1-345、7-3-1


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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