2025年のパールカップは、佐藤水菜の優勝で幕を閉じた。
決勝での、佐藤水菜と
仲澤春香のぶつかり合いは、非常によかった。 仲澤春香には、次のG1決勝の舞台で優勝してほしい。

今シリーズは、落車が非常に多かった。 勝ちたい思いが交錯したに違いない。
そこで、非常にスポーツマンシップに優れたレースがあった。

岸和田初日 第6レース

最後の直線で4選手が落車した。
落車した石井寛子が自身がゴールする前、そしてゴールした後も、吉村早耶香を気にかけるシーンが印象的だった。

落車後で自身の状態もきつかったが、それでも一緒に戦った仲間を思いやる姿勢には、感動した。
2024のガールズグランプリを制覇した女王は、人に対する振る舞いも一流である。

翌日、石井寛子は欠場、吉村早耶香は2着。

競輪は、仲間がいて、戦う相手がいて、そしてファンがいて成り立っている。
仲間と一緒に練習して、心を体も強くなる。
相手に敬意を払い、お互いが競い合うことで成長していく。
ファンの声援が大きな力になる。

自分自身、競輪が大好きだし、これからもずっとやっていきたい。
競輪の益々のご発展をお祈り申し上げます。