ガールズコレクションを制したのは石井貴子(千葉)!
松戸「オールスター競輪」二日目9Rは「総選挙」で選ばれた7選手によるガールズコレクション、最終的に逃げた高木真備後位を奪取した貴子が差し切って初のガールズ特別レース制覇となった。
断然人気の小林優香は捲り不発で④着、失格以外では初めての着外となり年間グランドスラムも消滅した。
レースは高木→梶田舞→貴子→加瀬加奈子→石井寛子→優香→長澤彩という初手の隊列、残り2周を切ってまず長澤が上がっていく。
打鐘で長澤が高木を叩きにいくが高木がこれを突っ張って大方の予想通りの先行争い、梶田はやや車間を切って両者の叩き合いを見る絶好の位置で残り1周となる。
ここで加瀬が仕掛けると梶田はこれに併せて踏むべく外の長澤に切り替えたが、コーナーワークで高木が長澤を突っ張り切るとさらに貴子が内を掬って高木後位を奪取、これで梶田は厳しい展開になる。
高木→貴子で最終バックを通過、外から加瀬が襲い掛かるも高木のかかりがよく全く詰め寄れない。
加瀬の後ろから捲った優香も完全に不発、番手絶好になった貴子が粘る高木を直線でわずかに差し切った。
逃げた高木が②着、以下はやや離れて加瀬が③着となり優香はまさかの④着に敗れた。
貴子は地元で嬉しいコレクション制覇、今のガールズを席巻する106期(女子3期)の卒業記念チャンピオンがついにタイトルを獲った。
今日は逃げた高木後位に入れたのが全て、力勝負にこだわるあまりやや淡白に感じる部分があったが、ここは自力を封印して勝ちに徹した。
優香と共に衝撃のデビューを飾ったが今年前半はまさかの大不振、それでも総選挙は4位で昨年の1位からは後退したもののファンの支持は根強かった。
その思いに応える見事な勝利、本来の自力でこそなかったが文句なしの素晴らしいレースだった。
もちろん競技も頑張ってほしいし両立しているのは立派だが、ガールズケイリンも大事にしてこれからさらに暴れていただきたい。
当コラムとしては前回の佐世保で勝ってくれていたら本命をつけていたところ、梶田とどちらにしようか迷っていただけに一本取られた気持ちだがいずれにしろこの車券は手が届かない。
常々勝ちに徹するレースをしてほしいと申し上げてきて今日はまさに期待通り、本当におめでとう!!
勝者以上に目立ったのが高木、決して楽な展開でもなかったが堂々の先行勝負で優香を不発にしてしまった。
番手に入られた貴子には惜しくも差されたが今日は勝ちに等しい内容、100点満点で300点ぐらいだ(笑)。
近況は力をつけているのが明らかで勝負を度外視するような飛び出しも減っていたが、このメンバーで先行して残ってしまうとは驚いた。
33バンク・S取り、さらには優香が後方になるなど諸々好走要因はあるがこれは恵まれたなどというレベルではなく実力、これからはもう強くなる一方だろうしもはや「アイドル枠」にはとどまらない(笑)。
加瀬は中団確保から優香より先に捲って勝負に出たが車が出ず、あまり早く仕掛けても優香を引き出してしまう難しいところでよく考えて走ってはいるが今回もまた優勝には届かなかった。
進化が目まぐるしい今のガールズでそれに対応してこの地位を維持しているのはすごいことだが、大舞台での復権となると年齢的にも得意の松戸でここが最後のチャンスだったようにも思う。
しかしこの選手は別格、いい意味で裏切ってもらって結構だしそのときにはいくらでも謝罪しよう(笑)。
優香は完全に不発で連勝は15でストップ、これまでは大きなレースになると勝負を度外視した先行争いや番手が渋滞して結果として捲りやすくなったレースも多く、いくらなんでもこのバンクのこのメンバーで離れた6番手では厳しい。
ヒラ開催では後ろが離れて一騎打ちのようになるレースばかりなのであまり位置取りは求められないが、ここはどの選手も強いし自力があるのだから優香といえども脚力に胡座をかいているとこうなる。
脚があるのだから先行を増やすのもひとつの方法だし、ある程度位置取りもできないと対応されてしまう。
これもいい薬、強いのは間違いないのでまた絶対女王として君臨すべく総合力のアップに努めてほしい。
梶田は長澤に切り替えて外を踏もうとしたのが痛恨、高木後位でじっとしていれば勝っていたレースだ。
私などはもう残り1周でこれは会心の④=⑤かなとニヤついていたが貴子に内を掬われて一杯、まさかの展開にその場に崩れ落ちた(笑)。
加瀬や優香の仕掛けも予想されるし内に詰まってはダメなので外に気がいくのはやむを得ないところ、高木が予想以上に強かったし結果論だけでミスとは言いたくないが裏目に出てしまった。
寛子は結局最後方、前団でもつれるのを嫌ってあえて初手で引いたようだがそのまま見せ場なく終わってしまった。
ヒラ開催でなら圧倒的な脚力の差で簡単に位置を取れるが、このメンバーに入ると線が細く感じてしまう。
華麗さでは群を抜いておりファン投票1位も納得だが、勝負どころでは強引な部分も必要だ。
長澤は高木を叩きにいくも突っ張られて失速、コメントにもあるが貴子が内を掬ってきたところでやや躊躇してしまったようだ。
それでもこちらは仕掛けての結果、またこの舞台に戻ってこれるように頑張ってほしい。
なお「オールスター競輪」は10Rの特別選抜予選を諸橋愛、11Rのオリオン賞を中川誠一郎がそれぞれ制した。
09/21
松戸11RS級シャイニングスター賞
[枠車 名 期県]
1①武田 豊樹 88茨
2②浅井 康太 90三
3③稲川 翔 90大
4④中川 誠一郎 85熊△
4⑤神山 雄一郎 61栃○
5⑥諸橋 愛 79新▲
5⑦稲垣 裕之 86京
6⑧井上 昌己 86長
6⑨平原 康多 87埼◎
並び
①956 ②48 ⑦3
今の①武田がG1を勝つには⑨平原の力は必要不可欠、よってここではそれなりの競走をしておく必要がある。
武田が早めの仕掛けで平原の1勝、相手は武田ではなく後ろの⑤神山や容赦なく内を突く⑥諸橋だ。
別線では④中川、今日は軽視したがやはり脚がある。
二車単・三連単
⑨→④⑤⑥
ガールズに話を戻して裏開催の富山は最終日、決勝は奥井迪が楽々逃げ切って完全優勝を決めた。
レースは篠崎新純→藤原亜衣里→奥井→山路藍→中川諒子→三宅玲奈→東口純という初手、スタートで後手に回ると思われた藤原が奥井の横まで上がると奥井が下げて藤原が2番手に入る。
逆はよくあるがこれは奥井には特にメリットがなく、変に並走させられるよりは2番手でも3番手でもいいよということで引いてくれるだろうという藤原の読みが光った。
残り2周を切って東口が上昇、奥井が併せて出ていくと後位は山路と東口の並走で打鐘を迎える。
前受けの篠崎が軽く捌いて番手を奪取、中川は外に浮いて苦しい形になるが篠崎後位が離れたので3番手に入る。
奥井→篠崎→中川で最終バックを通過して最後までそのままの並びでゴール、奥井が後続を全く寄せつけず余裕で逃げ切った。
奥井は貫禄の完全V、それなりのレベルにある篠崎と中川が全く差を詰められなかった。
やはり松戸で走らせてあげたかった選手、松戸の7人は素晴らしかったし選ばれた選手には文句はないがあの投票方法にはかなり改善の余地がある。
篠崎は打鐘ですでに奥井後位がもつれていたこともあり簡単に飛びつきに成功、あの形ならもう少し差を詰めたいところだったが奥井が強すぎた。
中川は3番手に入って流れ込むので一杯、それでも落車欠場明けということを考えると一応格好はつけたと言っていいだろう。
なお一般戦では小川美咲が捲り追い込みで久々の快勝、初勝利もここで挙げており当所は相性がいい。
高木と共に起用されている「顔より太もも」ポスターが大好評だが松戸の高木に負けじとこちらも輝いた。
コレクションも終わって一段落のガールズだが明日からは前橋ミッドナイトがスタート、ここは尾崎睦の独壇場か。
伊東決勝では優香に完敗も他の選手には決定的な差をつけておりかなりの力があるのは明らか、デビュー直後は苦戦した108期(女子4期)だがここへきて勢いづいている。
同期の細田愛未は西武園で中村由香里を撃破、立川では尾崎と差のないところに追い込んでおりどこまで食い下がるか。
田中まいも有力な1車、近況は自在性も出てきて向日町では予選を連勝で突破している。
09/21
前橋1Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①尾崎 睦 108神◎
②溝口 香奈 108奈
③松井 明子 102愛
④岡村 育子 102埼
⑤白井 美早子 102大▲
⑥手柴 敦子 104熊○
⑦野口 諭実可 102群
①尾崎で断然、ここは圧勝だろう。
相手も⑥手柴と⑤白井、一点なら近況充実している手柴を上位評価で白井は押さえだが一応表裏を挙げたい。
地元⑦野口は全くの不振で見送る。
三連単
①→⑥=⑤
09/21
前橋2Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①山口 優衣 108佐
②青木 志都加 104京
③山口 菜津子 102高△
④島田 優里 108奈▲
⑤細田 愛未 108埼○
⑥猪子 真実 104愛
⑦田中 まい 104千◎
西武園での⑤細田の逃げ切りは強かったが実績は⑦まいが上位、近況では自在戦もこなすので最終的には細田の番手狙いもある。
両者の争い、あとはマーク戦で台頭の④島田と前々に攻める③菜津子へ。
三連単
⑦→⑤=③④
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平成貧窮問答歌 其の六百二十八
2015/09/20 22:59 閲覧数(1223)コメント(16)
深谷兄(ヤマノナカ)
MAX様
小林優香は、ここ一番の時に悪い癖が出てしまいましたね。後方から一気に捲るつもりだったのか?ヒラ開催時でも後方からの捲りで届くようなレースをしていただけに…地元選手の勝利は感慨深いものがあるでしょうね。あと、グランプリ選考基準にGFとGCはタイトル扱いにして、その勝者を優先させる案はいいですね。
小林優香は、ここ一番の時に悪い癖が出てしまいましたね。後方から一気に捲るつもりだったのか?ヒラ開催時でも後方からの捲りで届くようなレースをしていただけに…地元選手の勝利は感慨深いものがあるでしょうね。あと、グランプリ選考基準にGFとGCはタイトル扱いにして、その勝者を優先させる案はいいですね。
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セーナパティ
おかげさまで、石井貴子選手が松戸GK優勝することが出来ました。
ただ…
優勝出来たのは展開のアヤで、加瀬選手の捲りが2センターのイエローライン近くまで行かなかったら、多分小林の優勝でした。
石井貴子選手、ガールズGPの出走は叶わなくても、ワールドカップの活躍を祈念しますm(_ _)m