KEIRINグランプリは1985年に第1回が立川競輪場で開催され、今年は第39回となります。
今までのKEIRINグランプリ出場選手の年齢を調査し、下の表1 にまとめました。
各回の行は、左から開催年、平均年齢、および出場9人の年齢を1着選手から順に並べたものです。
つまり1着の列を縦に見ると歴代のグランプリ優勝者の年齢となります。
初代優勝者は中野浩一でした。猛烈に強かった中野浩一もピークを過ぎた感じの頃でしたが、まだ30歳でした。
2代目優勝者は28歳の井上茂徳、3代目優勝者は27歳の滝澤正光で、当時強かった3人が順に優勝しました。
最年少優勝は1992年の吉岡稔真で、デビュー3年目22歳での優勝でした。
最年長優勝は2011年の山口幸二で、43歳5か月での優勝です。(2019年に優勝した佐藤慎太郎は43歳1か月)
2008年に井上昌己が29歳で優勝したのを最後に、その後20代の優勝者は出ていません。
最年少出場は1996年の十文字貴信でデビュー2年目の21歳です。同年のアトランタ五輪1kmTTで銅メダル獲得したことによる出場でした。
最年長出場は2015年の神山雄一郎で47歳8か月です。(今年出場の佐藤慎太郎は47歳1か月)。神山雄一郎は1991年23歳で初出場したのですが、以降も出場を重ね、20代・30代・40代で出場しています。
ちなみに、20代・30代・40代での出場は他にも 村上義弘、佐藤慎太郎、平原康多の3人がいます。
初の40代出場は、2002年に6年ぶりで出場した松本整の43歳でした。
平均年齢と 出場メンバーの最年少年齢と最年長年齢は、下添付の図にグラフ化しました。
グラフだと分かりやすいのですが、平均年齢は右肩上がりで高くなっています。
当初20後半だった平均年齢は、最近では30代半ばとなってきました。
表1. 過去のKEIRINグランプリ 全出場選手の年齢
回__開催年___平均年齢__1着_2着_3着_4着~9着 (落車・失格含む)
_1 1985年 27.8歳 30 27 25 27 27 28 33 25 28
_2 1986年 28.1歳 28 29 31 29 33 26 28 26 23
_3 1987年 27.1歳 27 32 30 27 26 24 23 30 25
_4 1988年 28.3歳 30 31 28 28 33 28 26 26 25
_5 1989年 ----- 中止 -----
_6 1990年 29.3歳 28 35 25 25 30 32 33 30 26
_7 1991年 27.7歳 26 31 24 29 32 31 27 23 26
_8 1992年 27.3歳 22 34 24 23 27 32 27 33 24
_9 1993年 28.1歳 33 23 24 35 25 34 28 29 22
10 1994年 28.6歳 36 34 24 32 26 26 27 29 23
11 1995年 30.3歳 25 27 37 33 26 28 36 35 26
12 1996年 27.3歳 29 28 26 26 27 25 21 27 37
13 1997年 29.3歳 29 29 29 32 33 30 28 27 27
14 1998年 29.9歳 30 30 31 30 28 35 29 27 29
15 1999年 29.1歳 24 30 32 35 31 29 27 23 31
16 2000年 29.8歳 31 30 28 32 32 31 28 25 31
17 2001年 31.4歳 25 33 30 33 31 32 32 34 33
18 2002年 33.2歳 34 32 28 26 35 33 39 29 43
19 2003年 30.3歳 35 33 28 27 27 33 27 34 29
20 2004年 32.7歳 28 34 37 30 32 28 28 41 36
21 2005年 32.7歳 27 35 31 30 29 37 36 40 29
22 2006年 31.4歳 37 31 30 29 30 36 27 27 36
23 2007年 31.4歳 31 38 29 34 38 28 29 24 32
24 2008年 31.0歳 29 26 39 25 35 29 32 25 39
25 2009年 32.2歳 32 35 33 41 30 31 26 35 27
26 2010年 32.3歳 31 31 34 35 33 36 36 27 28
27 2011年 32.6歳 43 37 27 32 28 35 21 37 33
28 2012年 31.9歳 38 33 28 38 34 32 33 22 29
29 2013年 33.2歳 38 29 35 31 34 23 39 43 27
30 2014年 34.2歳 40 35 40 29 30 46 32 24 32
31 2015年 36.7歳 31 29 33 34 41 36 47 41 38
32 2016年 35.9歳 42 42 32 33 34 34 37 39 30
33 2017年 34.9歳 33 43 31 30 34 35 41 27 40
34 2018年 34.8歳 31 34 32 24 29 44 39 36 44
35 2019年 34.0歳 43 30 37 33 25 29 29 40 40
36 2020年 34.1歳 39 31 44 35 38 26 34 30 30
37 2021年 33.6歳 30 39 31 45 31 36 37 27 26
38 2022年 35.1歳 33 31 32 40 32 36 46 29 37
全平均 31.3歳 優勝者平均 31.8歳
ブログ
最近のブログ
- 競輪祭女子王座戦決勝を展望する 2024/11/21 7:37
- 競輪場によって決まり手比率が違うのはなぜ?(その2) 2024/11/17 9:27
- 競輪場によって決まり手比率が違うのはなぜ?(その1) 2024/11/16 11:33
- 競輪場データ集の第3弾「小倉競輪場データ集」のページを公開しました 2024/11/13 18:27
- 「競輪場データ集:全場比較」のページを公開しました 2024/11/01 17:43
過去のKEIRINグランプリ、選手の年齢に注目して調査してみた
2023/12/20 15:17 閲覧数(740)コメント(0)
投稿する
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。
Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。
Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン