競輪場にはG3以上の4日間開催は年1回という原則があるので

毎年G1の競輪祭がある小倉では、記念の開催がない

かつては3日間開催のG3を行ったことがあるが、4日間はなかった

今回は定期的な何周年の記念開催というわけではないが、大阪関西万博協賛競輪の枠で行われることになりました

タイトルに

「吉岡稔真カップ」

として行われるのは嬉しい！

通年ではF1開催として行われているので、そちらもあわせて今回は第19回「吉岡稔真カップ」となった

G3としての開催は今年だけなんだそうで、来年からはF1開催で行われるらしです

引退したばかりの神山雄一郎はホームバンクの宇都宮で、今年早々に「レジェンド神山雄一郎カッブ」としてG3開催となっているので、同時代に神山、吉岡と並び称された二人を同格にして欲しいな

というのはファンの希望でもあります

このあとに松戸では燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯があります

本来は千葉競輪で行われていたのが、改築により松戸で行われるようになったもの

あとは選手名で行われるG3は久留米の「中野カップ」があります


中野浩一、滝澤正光、神山雄一郎

いずれも偉大なレーサーです

ここ吉岡稔真！

加わっていても違和感はないので、来年からは3日間の開催でもG3で行って欲しいものです


さて、その吉岡稔真カップの決勝は、吉岡の名前に発奮したのか九州の活躍が目立ちました

勝ち上がったメンバーの1着ポイント指数です


①林大悟　　　　112.0　　1位
②嶋津拓弥　　　110.0　　3位
③原田研太朗　　112.2　　1位
④林慶次郎　　　104.6
⑤小林弘和　　　105.1
⑥阪本和也　　　102.6
⑦上野優太　　　107.6
⑧柳詰正宏　　　106.0
⑨櫻井正孝　　　105.5

九州から6人！福岡から3人と他県からも3人！

どう並ぶ？と注目していたところ

前は兄弟ですから並ぶだろうの予測とおり

ここに柳詰がつけ、4番手に上野が固めることに

そして、阪本が自力でやるならと小林が付くことになりました

嶋津は原田の後ろを選択、そして櫻井が付けるところがないなら！と林兄弟へ番手勝負となりました


では、特別競輪、記念競輪、G3の決勝の直近5開催の決勝の上位着の指数順位を見てみると

富山記念
1着　　山口拳矢　　4位
2着　　犬伏湧也　　2位
3着　　和田真久留　3位


京王閣G3
1着　　鈴木竜士　　7位
2着　　吉田拓矢　　1位
3着　　内藤宣彦　　8位


サマーナイトF
1着　　眞杉匠　　　2位
2着　　吉田拓矢　　1位
3着　　松谷秀幸　　6位


京王閣G3
1着　　和田健太郎　3位
2着　　藤田周磨　　9位
3着　　中釜章成　　4位

弥彦記念
1着　　末木浩二　　8位
2着　　松浦悠士　　4位
3着　　脇本雄太　　1位


近況をみれば、少し低迷していた上位の1位、2位が盛り返してきています


指数1位が原田、2位が林大悟
このどちらかが車券に絡むとみるのは、ほとんどの人が考えることでしょう

したがってデータからも信頼できそうです


展開は当然なら林兄弟が前で受けをしそうですが、レースを面白くするさには阪本も小林もスタートは行けるタイプで前受けして福岡ラインと櫻井の競りをもつれさせる策もありそう！後方の原田が一回切るなら阪本は下げて、林慶次郎が押さえて原田は下げて、阪本は福岡ラインを追って、原田を後方へ引かせる
こんなレースの流れなら林慶次郎もカマシ気味にでることはできないので、押さえに上がる、したがって番手競りは決着がつかない！これが長引くと阪本がカマシて出てしまうので、林慶次郎が駆ける展開、番手勝負はなかなかケリがつかないところを原田研太朗の捲りが炸裂！

嶋津が追走しての表裏と、この仕掛けに林大悟が追うように自力で出る、あとは切り替えて追うなら上野がありそうです、阪本は原田ラインを追った時の3着候補

競りをスンナリとケリを着けたら林大悟のアタマもあるので

車券は原田が軸だが、相手には嶋津と林大悟を折り返し

ヒモで上野、3着に阪本も加えて

2車単
③=②①
③―⑦

3連単
③―②①⑦ー②①⑦⑥

こんな車券を狙ってみます