数日前の夜中、NHKだったとおもう。ながらテレビだだったのでよくは見ていなかったがロケ日はオリンピックの閉会式の三日前から閉会式の日までで、マラソンが東京で、行われたら走られるはずのコースを歩いてみると言う内容だった。
コロナの影響で街行く人はまばら、出会う人に話を聞いている。そんななかに道端に座り込んで携帯でなにかを見てるおじいちゃん。(おじちゃんと言うよりは結構な年配の人だったと思う)
テレビにおじいちゃんの携帯画面が映る、競輪だ。ケイリンではなく競輪の中継を携帯で見ていた。
ナレーションでは、聞けば車券を買いに来たと言うというようなことを言っていたのとおじいちゃんの回りには外れた車券が数枚丸められているようだったので何処かの場外売り場の外だったのか場所など細かく見て聞いていなかったがナイターの時間帯だったのだろうか？
携帯で中継は見るけれど車券は紙じゃないとダメなのかなとかふと思った。
本場や、場外で中継見ながらもインターネット投票の人も多いと聞く。
自分もインターネット投票派ではあるが当たった実感も多く掛けた実感もない事がある。
手元から出たり入った金銭はまた違った感触もあるだろうと思う。
オリンピックのケイリンは競技だからダメだとおじいちゃんは言っていた。
やはり、ケイリンより競輪。夢がある。
座り込んでカメラに手を振ってた(手を揚げてただけかも)おじいちゃんの姿は昭和の時代には沢山いた人たちだ。
百円が一万円どころか十万、百万にだって化けることがある。そんな夢を追いかける昭和の人は少年の心を持っているのだ。