すでにみなさんお分かりかもしれませんが、私は阪神ファンです。
　多分、少なくとも私の地元では、阪神に対する情熱、愛なら誰にも負けないと思います。
　まずは、ちょっと遅いですが今年のセ・リーグ順位予想から。

　優　勝　　阪　神
　２　位　　ヤクルト
　３　位　　ＤｅＮＡ
　４　位　　広　島
　５　位　　中　日
　ビ　リ　　よみうり

　火曜日の２０１９甲子園開幕戦。
　今年は３点以上取られると負けるので、５点差つけられたときはアカンと思いましたね。相手のミスとはいえよく勝ちましたよ。
　梅野のサイクルヒットに注目が集まりましたが、その試合で私が取り上げておきたい大事なことを２つ。

１　梅野の最終打席、記録は２塁打になりましたが、３塁コーチャーはナバーロを本塁へ回し、梅野を「確実な２塁打」にとどめなかったこと。

　これ、もしナバーロが本塁生還していても、本塁送球の間の進塁とみなされて記録は２塁打だったと思われます。
　しかし、梅野は２塁にとどまらず、３塁へ向かいました。この時点ですでに４点まで差を広げましたし、回はすでに８回裏。ほぼ勝利は確実にもかかわらず、もう１点、さらに追加点を狙いにいく、チームの勝利第一にこだわる姿勢のあらわれです。

２　サイクルヒット達成時に、まだ試合中にもかかわらず、ベンチから選手ほぼ全員が飛び出して梅野を祝福したこと。

　祝福は当然ですが、普通は選手がベンチを出ることなく、ベンチ内で迎えるのが今まで目にしていた光景のように思います。
　清水コーチの発案らしいですが、今年の阪神はベンチ内が非常に明るい。矢野監督自らも喜びをあらわにする姿がテレビでよく映されているように、なんだかとても好感をもてる雰囲気です。

　これをむやみに競輪に結びつけようとしたわけではありませんが、今の競輪は、そういった胸を打たれる場面に遭遇しにくくなっている気がしてなりません。
　無観客のミッドナイト、「わかりやすく、おもしろくなります」になっていない１月からの記念開催。
　ミッドナイトも、チャレンジレースばかり続けちゃいけませんよね。
　記念の勝ち上がり方式にもたくさん不満があります。去年までの初日特選３個レース、２日目優秀戦の方式の方が、楽しくておもしろかった。

　なわけで、梅野サイクルヒットの瞬間は、この先また何度も見たくなるシーンでした。

　その日はかなり盛り上がりましたが、あとの２つはベイに完敗。。。
　でも、今年の阪神の雰囲気なら、優勝しそうな気がしませんか？
　アホだから、毎年「優勝」を信じています。
　確かに今年は（今年も）打てない、勝たなきゃいけない日に弱い、だけど、今年は「阪神優勝」だと思います。

　阪神ファンの方、今年１年、一緒に盛り上がりましょう。