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関東勢も不気味

2025/05/08 9:25 閲覧数(185)
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競輪の最高峰は、勿論暮れの「グランプリ」ですが、それに匹敵するのが、先日終了した「日本選手権」通称ダービーです。6日間の長丁場で開催され、本場で多くのお客様が現場観戦で盛り上がり売り上げも好調でした。最近は「ネット投票」の需要が大幅に伸びて現在の車券の殆どが主流となっておりますが、やはり昭和生まれの僕達の世代は、窓口の購入が一番合っている感じがします(でも全国各場での手売り発売は減りましたねー)。寂しい限りです。
 さて、GⅠの特別競輪は準決勝戦が一番面白いと昔から言われておりますが、今回はその準決勝戦から振り返ってみたいと思います。まず9レース太田海也との叩き合いを避けた「新山響平」が番手から直線抜け出し快勝、外シャープに伸びた人気薄阿部力也が2着に入り松井宏佑が3着で大波乱の結果となりました。10レースは深谷知広のホーム先行の番手回り「岩本俊介」が迫る眞杉匠を振り切りアタマ内から強襲の浅井康太で進出しました。11レースは犬伏湧也の逃げを自在に立ち回った「菅田壱道」が内猛襲の吉田拓矢をタイヤ差封じて1着。寺崎浩平目標の古性優作も意地を見せ3着で決勝進出を決めました。迎えた決勝戦は新山の突っ張り先行で菅田、阿部の北日本で流れを作り単騎古性が追走で車間を切った眞杉が5番手から豪快に捲り切り優勝と思われましたが、ここ追走の「吉田拓矢」が更に伸びて見事に栄冠を獲得。叩けずの松井、岩本の南関勢や単騎戦の浅井はやや見せ場無く終わってしまいました。これで吉田拓矢が獲得したタイトルは2021年の小倉競輪祭に次いで2個目で今年のグランプリ出場権をゲットしました。おめでとうございます。共に動ける脚力を持つ関東勢、どちらが前を回っても吉田、眞杉の存在は今後不気味になって来ました。

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