ガザでは５歳未満の子供がゼロになるというショッキングな記事が世界を駆け
まわっても、やっぱGPともなるとそれで頭が一杯になってしまう。例年なら
メンバーが決まる頃には心に決めた選手がいたのだが．．．。


どうも今年はそれが決められないままでいた。心を決めたのは数日前だ。
あぁ．．．ことしもまた正月は競輪なしだな。



新山ー佐藤
　　　清水ー松浦
　　　　　　脇本ー古性　　　眞杉　　山口　　深谷
【⑧２　⑦３　⑨１　④　⑥　⑤】



いよいよ一年の締めくくり、グランプリがやってきた。今年は二段駆けなどの
並びもなく、ライン同士と単騎勢の激戦が予想される。いろいろ展開予想が
されているが、その通り行かないのも競輪というもの。なので今回は展開予想
はやめ、私のテキトーな私見を一人ひとり述べる。


新山　　このメンバーではまくりは通用しないのはわかってるので、抑えながら
　　　　先行する形になる。展開が混乱に陥ることが勝機のカギ。

佐藤　　新山の作戦が当たれば後ろから忍者のように忍び寄り、ガハハと笑う。
　　　　表彰台はあるかもだが、優勝まではむつかしい気が．．．。

清水　　久々の松浦とのタッグ。得意な立川バンクでもあり、機を見ての仕掛け
　　　　センスは抜群だが、どこまでもつかがカギ。

松浦　　今年はGⅠタイトルがなく、悔しい一年となった。清水の仕掛けでワン
　　　　ツーを決めたい。ただ最近の調子がどうなのか。

脇本　　大ケガからの復活を遂げる。以前のような驚異の逃げが見れるかが焦点
　　　　だが、「４日制ならキツいが、一日なら大丈夫だろう。」とも。

古性　　脇本が全開なら古性とのワンツーで決まりだが、脇本に不安がある以上
　　　　絶対王者ではない。自力でも充分勝てるのだが。

眞杉　　今年２冠は本人も想定外では？スピードに加えヨコも使える器用さは
　　　　驚異。混戦に乗じて突っ込んでくるか。

山口　　父親同様の意外性の持ち主。混乱を待っての一気のスピードは驚異だが、
　　　　その脚を長くは使えないか？このメンバーではあくまでダークホースか

深谷　　久しぶりのGPも、日本代表を経験して変わった走りもあまり注目され
　　　　ていない気がする。お互いの警戒のカヤの外にいる気がするが．．．。



つまり今回の予想は、私の偏見がたっぷりつまったものだ。
今回のGPで、私は９３年の滝沢を思い出した。「もう終わった。」と言われたが
予想を覆してGPを獲った。私はこれを今回の深谷と同じだと思った。皆が警戒
し合う中、大外から深谷が飛んでくるような気がして．．．。



深谷ー眞杉、古性、脇本、松浦、山口



まぁ誰がきても「あぁ．．．そうか。」となるのがGPだ。
とにかくストがなくてよかった（ふ．．．古っ！）