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伊勢崎・G2稲妻賞(ナイター)優勝戦展望~雨の準決を勝ち上がった8傑による頂上決戦!~

2019/06/16 12:02 閲覧数(319)
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皆様、おはようございます。

6/16(日)、今日のオートレースは、伊勢崎のG2・稲妻賞(ナイター)が最終日を迎えます。

平日版は、「私自身も時間的に購入可能なレース」(昼間開催=5R、ナイター/ミッドナイト開催=最終R)を1つだけピックアップしての前予想および前日の振り返りで構成しておりますが、仕事休みとなる土日祝日はその制約が解かれ、全レースの中から「これは」と思うレースを1つピックアップしていきます(但し、優勝戦が行われる日は、優勝戦のみ)。

という事で今日は、優勝戦をピックアップしてみたいと思います。

なお、「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

(印は湿走路想定)

[2019.06.15] 伊勢崎 ★ナイター
G2稲妻賞・4日目
【11R】準決勝戦  3100m(6周)

1着 ○⑧荒尾聡(飯)10
2着  ②木村享(伊)0
3着 ◎⑦新井恵(伊)10

4着 注⑥中村友(浜)10
6着 △⑤岩田行(伊)10
7着 ▲①竹内正(伊)0

3単:⑧②⑦  3,360円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
昨日のコラムでも触れた通り、「雨量もそれなりに多いと見ており、水が浮くレベルの重い湿走路になるのでは、と予測」した上での予想でした。確かに、このレースの前くらい(或いはこのレースの試走の頃?)までは外も利いていたのですが、おそらく雨が上がり、水が引き出していたと見受けられ、この11Rあたりから、ほぼ内一本の走路に変わっていった(水が引いて軽めの湿走路になると内が利くようになる)と思われます。特に⑦新井恵は、はじめ外目を使って追い上げていたのですが、伸びないと見るや内目に切り替えたりと、攻め方にも迷いがあるようでした。逆に元々内目を使う⑧荒尾聡は、スタートが決まった事も有るのですが、本来のコースで活き活きとアタマに立って行きました。この辺り、人気を集めた2車でしたが、普段のコース取りの差が出てしまったように思われます。
・・・まぁ、そもそも②木村享を拾えなかった時点でどうする事もできなかったのですが・・・。

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それでは、ここから前予想に入ります。

上州・伊勢崎地方、今日は晴れ時々曇りの予報。という事で、「良走路」の想定とします。
風がやや強め、気温は夏日にはなりそうな予報となっています。

優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式となります。



①落合 淳 (伊勢崎) ハンデ 0

 得意の湿走路を味方に、逃げ切っての優出を決めました。ただ、今日の想定は「良走路」。準決勝より10mハンデ重化、かつ最重ハン勢にとってはライバルも多くない中で、一気に攻め上げてきそうな相手関係とあって、0m勢にとってはやや厳しい戦いとなりそうな気がしています。その上で、この0m勢の中でもスタート争いは熾烈を極めそうで、その点でもやや厳しい印象です。


②木村 享平 (伊勢崎) ハンデ 0

 ①落合淳同様、湿走路を乗りこなしての優出。そして、同じように準決勝から10mハンデ重化、相手関係も厳しい印象です。こちらはスタートの先行力も有り、一発の期待も有りますが、3台並びの真ん中、スタートが巧く切れるかどうか、またその後うまく抜け出して行けるかどうか、という点がややカギとなりそうです。


③田邊 誠 (川口) ハンデ 0

 準決勝後の勝ち上がりインタビューでは、涙を見せていましたが、それもそのはず。かつては最重ハンで戦っていましたが、長期欠場の後はしばらく結果が出ず、主力20m前までハンデが軽くなってしまい、更にそこから戻る事無く、この位置で定着してしまいました。その中で得た、記念優出切符。万感の思いに浸るのも無理は有りません。
 あくまで湿走路での勝ち上がり、主力勢が10m後ろという点で、他の0m勢同様、厳しい戦いとはなりそうですが、この0m3車の中ではここまでの動き(タイム、スタート)に関しては最上位にあると見ており、うまくトップスタートを決めた時には、逃げの迫力は一番有りそうな印象です。


④吉原 恭佑 (伊勢崎) ハンデ 10

 近況はスタート力も有り、10m最内枠を手にした事で、そのスタート力が活きる展開となりそうです。昨日は湿走路、得意の内目を使う走りで高橋貢を押さえ切っての優出となりました。スタートこそ抜群の印象も、良走路でのスピードに関してはやや見劣る感じで、先行のアドバンテージをどこまで残るか、がポイントとなりそうです。


⑤高橋 貢 (伊勢崎) ハンデ 10

 近況等を加味して、という事では有りますが、現在の全国ランク(S-3)を考えれば、冷静に考えてもこのハンデ位置は「絶好」と言わざるを得ませんし、逆に言えば「負けられない」戦いとなるはずです。内も外もスタートが早く、この点がまずはカギとなりそうですが、百戦練磨の攻めで、枠なり以上キープからの速攻戦も期待できる位置となりました。とにかくハンデ位置、このアドバンテージの大きさで、中心視せざるを得ないかな、という印象です。


⑥早川 清太郎 (伊勢崎) ハンデ 10

 地元ナイター戦での強さは、敢えてここで改めて紹介するまでも無く、今節も初日から抜群の安定感を披露しています。勝負の懸かった時のスタートも早く、大外からのカマシだけでなく、中枠からでもその位置をキープ出来る状況で、かつての「スタートだけが不安で・・・」という状況からは完全に脱した印象です。今日も、⑦荒尾聡・⑧青山周の内枠というのは、ハンデ位置的は魅力となります。ただ、内枠に⑤高橋貢、というのはかなり大きな壁となりそうです。また、内両者に先に行かれ、外からも速攻が飛んできそうな印象も有り、位置取りという点でやや厳しいかも・・・という印象も有ります。


⑦荒尾 聡 (飯塚) ハンデ 10

 かつてはカマシスタートもバンバン決まっていた印象ですが、今節ここまでに関しては、そこまでの速攻イメージが無く、また近況含め、良走路に関しては、主力争覇級の選手に比べると若干見劣りする印象が有ります。湿走路に関しては、先日のSGオールスターでの優勝も含め、近況は抜群の安定感を誇りますが、良走路では今節も3.3秒台が1本も無い状況(日没後の時間帯でありながら)という事で、タイム面、かつ枠順的にも、やや足りない印象は否めません。


⑧青山 周平 (伊勢崎) ハンデ 10

 近況はやや苦手としていた(3連対率0%)湿走路で2着優出、結果が出た事で、インタビューで非常に満足そうな表情をしていました。右肩(鎖骨)のプレートを外す手術のための約1ヶ月の欠場明けで臨んだ今節、早速優勝戦に名を連ねる事になりました。
 ハンデ位置に関しては唯々「厳しい」の一言ですが、それでもブランクの分、また伊勢崎とのこれまでの相性という点を踏まえても、何としてでも取りたい一戦でしょう(不安な湿走路を勝ち上がったという点でも、気持ちは上がっているはず)。状況からは、本線には推しにくいものの、ここで得意のカマシスタート速攻が決まった場合、相手関係からも一発の魅力は十分と言えます。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2019.06.16] 伊勢崎 ★ナイター
G2稲妻賞・最終日
【12R】優勝戦  4100m(8周)

 ①落合淳(伊)0
 ②木村享(伊)0
△③田邊誠(川)0
注④吉原恭(伊)10
◎⑤高橋貢(伊)10
▲⑥早川清(伊)10
 ⑦荒尾聡(飯)10
○⑧青山周(伊)10

0mのスタート争いは③田邊誠の先行、10mは④吉原恭から枠なり、これに大外から⑧青山周がどこまで迫れるか。
ハンデ位置的にも⑤高橋貢中心は揺るぎない印象で、⑥早川清がこれに迫るところ、スタートがまずはカギか。人気の面でも⑧青山周がやや盲点となりそうで、オッズ的妙味から、こちらを対抗としたが、手を広げるなら、⑥早川清のアタマも押さえたいところ。

<良走路>
本線(3単):5-68-3468
押え(3単):8-5-346、8-6-5


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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