弥彦の寛仁親王杯に出場できなかった選手たちがあっせんされた小田原。
メンバー（S級1班の一部のみ記載）は、
北から伏見・嵯峨などの6人。
関東からは宿口・長島・久木原などの9人。
南関東からは地元の北井・松坂・大塚・桐山の4人と他2人で6人
中部からは志智・柴崎・竹内の3人。
近畿からは石塚・松村・伊藤・渡辺の4人。
四国からは小川・石原・田尾などの7人。
九州からは大坪・坂本の2人。
それ以外S級2班での開催だった。
ただ、2班でも地元は7人と森田などが参戦。
裏開催としては豪華なメンバーがそろった。

初日
33の戦国小田原バンクはやはりレースが激しく順当な結果ではなかった。
12Rの特選は地元の2人に大森がついて北井の強気先行から差した地元松坂が1着でライン上位独占だった。

2日目
初日同様ライン決着でも高配当が続いた。
12Rの2次予選は北井の逃げから地元大塚も続いてのワンツー決着。
ただ、3単でもラインで北井頭なのに17倍もついた。

3日目・準決勝
この日は堅めのレースと大荒れのレースに分かれた。
午前の負け戦は10万車が2回も飛び出した。
10R
大石の先行に乗って番手から抜け出した大森と河野がそのまま続いてライン決着。
3着には柴崎が切り替えて突っ込んできた。
11R
落車事故があったが、川越の先行から久田が外並走から前に出たがこれに田尾はついていけずに地元川越がはまる展開に。
後ろから中割りで地元大塚と外から宿口が来たが、久田ー大塚ー宿口で入着。10万車となった。
12R
赤番ホームから北井と伊藤のもがき合い。
最終ホームで北井が突っ張り切った。
3コーナーから山本勝利がまくりに行くが松坂の横で松坂含め5人が落車する大事故となってしまい番手から差した松坂だったが失格に。
落車を避けた磯田・山本伸一が2・3着でゴール。10万車となった。

最終日
落車事故や失格から一般3レースは7車立てになってしまった。
堅めの決着や中穴・高配当とばらばらな配当が続いたが、

12R決勝
4日間すべて突っ張り先行をした地元の北井だったが・・・
4番手でずっと待機していた宿口のまくりが4コーナーで決まりそのまま1/2車身差を付けて優勝！
地元勢は敗れた。そして伏兵の山本伸一がまくり追い込みで2着。
北井ライン3番手の大森が切り替えて3着。
今シリーズ最高配当の30万車券・宿口の復活優勝で幕を閉じた。

北井の地元男気先行や桐山なども負け戦で高配当演出、宿口の復活や伏兵の一発が多く見れた。
これぞ、小田原戦国バンクだ。