気がつけばもう12月です。
今年はとっくに初雪を迎えていて季節感的には何ともおかしく感じてしまいますが、12月の声を聞けば気忙しくなってしまうのが世の常なんでしょう。
12月は師走、師が走ると書きますが、師といえば我らが柳家禽太夫師匠はただいま新宿・末廣亭昼席に出演中。出番は変更なければ中入り明けてすぐとのこと。だいたい15時あたりでしょうか。上席は10日までですが、ちょうど明日は昼まで新宿で映画の舞台挨拶回に行くので、それが跳ねたら立ち寄ろうかと考えてます。
ちなみに禽太夫師匠、今月は池袋演芸場の下席の昼席にも出番があります。師走だけに師匠大忙しです。こちらは21～28日（年末なので月末まではやりません）ですので３連休のどこかで行ければ。

公営ギャンブルも年末の大レースに向けて一直線の様相ですが、実は12月に入る前から冬模様だったりします。
首都圏はじめ東日本のナイター設備のない場では、11月に入ると最終レースの発走時刻が繰り上がっております。だいたい16時ちょうどくらいを目安にしている感じです。
日没時刻がどんどん早まり、この頃は17時にもなるとすっかり夜のとばりが下りてしまいます。今くらいですと16時台の前半まで日没時刻が早まってます。普段なら16時半前後が最終レースですが、30分から早まっているわけです。
こんなところでも、季節を感じることができるんですねえ。もっともこれは首都圏などのハナシで、西日本ではあまり関係ないようです。日本全国どこも明石の標準時で時計を合わせていますから、西に行けば日没時刻は遅くなります。となれば16時台前半の日没もないわけです。

今ではナイター設備を導入する場も増え、競輪では首都圏でも日没過ぎた16時45分発走なんてことも普通にあります。昼開催なのに最終レースはナイターの風情で、個人的には好きな情景だったりします。
ナイターといえば川口オートはナイター常設になりました。例年16時前後の発走だったスーパースター王座戦も今年からは16時台後半になってくれるのでしょうか。もしそうなれば、私の好きな情景がまたひとつ、加わることになりそうです。