※文中選手名敬称略

初日は概ね順当、特選「ティアラカップ」は「世界女王」佐藤水菜が断然人気に応えて快勝した。旧ナショナル勢の太田りゆ・梅川風子も予選で力の違いを見せつける圧勝、負けじと昨年の覇者児玉碧衣もなんと11秒5の快速捲りでぶっちぎった。強風のためかかなりタフなレースが続いたように見ていたがこれらの勝ちっぷりはそれを感じさせない強さ、やはり大一番だけに有力所がそれなりに仕上げてきているなという印象だ。二日目は準決勝3個レースがメイン、大激戦必至で目が離せない。車券のほうは全くいいところなく単打ばかりの12打数4安打、もう少し何とかしたい。

岐阜1R予選2A
①神戸は初日3番手から捲って圧勝、近況力をつけているのは分かっていたがこの勝ちっぷりには驚いた。他派が頭打ちのここは連勝に期待してみる。相手は②又多⑥藤原春陽、押さえ④高木萌那。⑦南の初日はわざわざ着外になる動きで論外だ。

三連単
①→②⑥→②④⑥

岐阜2R予選2A
⑤村田の初日は終始内に詰まって最悪、それでも直線だけで突っ込んできて脚自体は近況の成績通りで好気配だ。普通に回ってくれば得意の捲りが炸裂か。④畠山は競走がセコくなってきているがいい意味でもありこのクラスで機動力上位、好枠静岡勢①野寺楓②杉沢へ。

三連単
⑤→④＝①②

岐阜3R予選2B
⑤大浦の出脚はクラシックでも戦えるレベル、初日はためにためて11秒8でぶっちぎった。もちろん連勝に期待する。⑦河内も好気配、初日は番手捲りで見せ場を作ったがやはりマーク戦が基本だ。あとは①枝光③宮地へ。

三連単
⑤→⑦＝①③

岐阜4R予選2B
④大久保の初日は意外と苦戦したがきっちり届いて人気に応えた。このクラスでは明らかに総合力が上位だ。これも連勝に期待する。相手は⑤西脇、②中島⑦安東へ。

三連単
④→⑤＝②⑦

岐阜5R予選2C
初日期待した⑤磯村は途中までは満点の運びだったがあそこからさらにすぐ踏んでいけないと勝てない。それでもぐんぐん力をつけているのは明白だしまた狙ってみたくなる。④高木佑真は初日快勝、タフな展開になったほうがよさが出る。⑦荒川②林へ。

三連単
⑤→④＝②⑦

岐阜6R予選2C
②仲澤の初日はぶっちぎりの圧勝、時計こそ平凡だったがこれは強風の影響だろう。Fクイーンは何だったのかという強さ、今回はもちろん完全Vがノルマだ。相手は⑥平子⑤東、押さえ③伊藤のぞみ。

三連単
②→⑤⑥→③⑤⑥

岐阜7Rクラシック選抜
①飯田は奥井の番手で絶好の展開だったのにそこからが緩慢すぎ、奥井をやっと交わしただけで後方からズブズブに飲み込まれてしまった。踏める距離がどんどん短くなっているのは嫌な材料だがここは再度好展開が見込めるだけに再度狙う。相手は②青木美保、④太田瑛美③吉村姉へ。

三連単
①→②＝③④

岐阜8Rクラシック選抜
①那須の初日には大激怒、わざわざ児玉の番手をはずして結局また追い上げているのだからいったい何がしたかったのか。ここはもうやることはひとつで今度は余計なことをしないでほしい。③奥井は初日タレすぎだが一応相手評価、②西島④宇野へ。

三連単
①→③＝②④

岐阜9Rクラシック選抜
①竹野は児玉にはぶっちぎられたがよく粘っていた。組み合わせがだいぶ楽になって巻き返す。相手は②増田、③當銘姉④高橋梨香へ。

三連単
①→②＝③④

岐阜10Rクラシック準決勝
④太田りゆで断然、初日は11秒8で圧勝しておりここも持つところから一気に仕掛けて首位有望だ。相手選びがかなり難解だがやはり①貴子（千葉）が一番無難、②寛子③吉川へ。

三連単
④→①＝②③

岐阜11Rクラシック準決勝
④梅川は今年まだ無敗の22連勝中、完全に仕上がっている。初日はあえて厳しいところで仕掛けたと言っていたし初手からマークしていた日野未来がツキバテでハコ③になってしまった。無敗のままここも突破して決勝はナショナル対決で盛り上げたい。相手は国内組では一番強い①坂口、あとはピリッとしないが⑦優香と初日の自身のレースぶりは決して悪くなかった⑥山原へ。

三連単
④→①＝⑥⑦

岐阜12Rクラシック準決勝
①水菜は早めに仕掛けて着差以上の強さ、一回走ってさらに動きもよくなるはずだしこれは堅い。相手は⑤久米と④鈴木奈央、③児玉は対水菜にはすっかり弱気になっているが初日のレースは文句なしで押さえておく。

三連単
①→④⑤→③④⑤