服部佳代子のreport☆roomへ
いらっしゃ～～～い‼


今回は浅井康太選手に
今の状態をうかがってきました



Q　高知の５００バンクは
どれだけ状態が良くても勝つのは
非常に難しいバンクと話していましたが優勝を勝ち取りました
何か掴めた事はありましたか？！

浅井選手
「はい‼
ちょうどダービーに向けて試行錯誤していた時でした
優勝という結果が出せた事で
これで大丈夫という自信が持てました
嬉しかったです」



Q　１ヶ月半ほど実践から離れていても宇都宮記念で優勝しています
この間のトレーニングやモチベーションの保ち方を教えてください

浅井選手
「高知で自信を持てるレースが出来て
気持ちはホームバンクの四日市の開催やダービーに向かっていました
とても楽しみにしていましたが開催は中止に...

実は中止が発表されてから頭痛がすごかったんです
調べてもらいました
スポーツをしている人に多い事らしいんですが
目標を決めて　そこに照準を合わせていっている途中で

・パフォーマンスのチャンスが急に無くなる
・表現することが叶わない

と...これらの事がおこると
それがストレスになって体調が崩れてしまう事があるそうで
僕は頭痛が出たようです
しばらく思うような練習が出来ない時がありました

宇都宮記念の１０日ほど前から練習ができるようになりましたので
ひと安心　大丈夫だと思っていました」



Q　その１０日間ほどの仕上げで間に合ったと言うことですか？！

浅井選手
「僕の理論としては
プロなんですから
レースから離れていた事で結果が出せる出せないは
関係ないと思うんです
自分自身の敗けを認めたくないから
レース勘が...というフレーズを使ってしまうと思います

どれだけ離れていようが
プロとして結果が求められる以上は
常にレースに生かせる事を想定して準備していますので
頭痛さえ治まれば不安は無かったです

モチベーションを高められたのは
プロとしての自覚ですかね」



Q　宇都宮記念優勝のプラスの要因を教えてください？！

浅井選手
「初日　２日は自分の思った感覚と違っていました
２日間の走りや身体の動きを分析して
身体に加わる力の方向や伝わり方
身体の向きや使い方等が違っていたことに気がつきました

準決勝からその点を修正して
最終日に１番良い感覚が掴めました」




Q　明日からの全プロ記念に向けてどんな事を心がけましたか？！

浅井選手
「僕が今　一番しなければいけないと思っている事は
もちろんタイトルを取ることです

その為にするべき事は
前回の宇都宮記念の最終日の感覚が
僕のスタートラインだと思っています

その感覚を　もっともっと良いものにしていくことが
大事だと思って取り組んできました

初戦は僕が前でも　柴崎君が前でもどちらでも良かったんですが
柴崎君は少し調子を落としているみたいです　

ですが柴崎君もタイトルを狙える選手だと思います

このメンバーはビッグレースの決勝といってもいいくらいのメンバーです
この後　ビッグレースに備えるなら
今の状態で　このメンバーと勝負して
自分の力を知るには最高のメンバーだと伝えましたら
”前で戦いたい”と返ってきたので任せる事になりました」


浅井選手は明日の第１２レースに出走です
柴崎選手の事も考えられるほどの余裕を感じさせていましたし
中部地区での大会です
浅井選手の走りに注目していきたいと思います





以上　豊橋競輪からお届けしました