まずはもちろんガールズグランプリ、いよいよこの時が来た。
選手も増えてレベルも急激に上がっていくなかで、当然ながら年々出走へのハードルは高くなる一方だ。
熾烈を極めた出走権争い、今年はなんとガールズケイリンの象徴的存在である加瀬加奈子がついに姿を消した。
そのなかで我が「激推し」選手が2名もこの舞台に勝ち残ってくれたことをたいへん嬉しく思う。
ここまで辿り着いただけでもほめてあげたいが、今年はそれだけでなく十分に色気を持って楽しませてもらえそうだ。
12/28
京王閣11R
ガールズグランプリ
[車 名 期県]
①小林 優香 106福○
②奥井 迪 106東
③梶田 舞 104栃△
④小林 莉子 102東◎
⑤山原 さくら 104高▲
⑥石井 寛子 104東
⑦石井 貴子 106千
結論から申し上げると小林は小林でも④莉子、これはかなり早い段階で決めていた。
まず私が大きなレースを勝つための重要な要素と考えているのは脚力・位置取りのほかに「接近戦に強く通るコースに注文がつかない」ことである。
3期生の登場以降は特に「男子化」が顕著になりつつあるガールズケイリン、激しさは増す一方だ。
そのなかで勝ち抜くには純然たる脚力だけではなく男子同様に「総合力」が問われるようになる。
このメンバーになると①優香の脚力が一枚抜けているのは認めるが他は横一線、現実に優香を除くと昨年当レースの③梶田にしろ松戸ガールズコレクションの⑦貴子にしろうまく内を突いた選手しか勝っていない。
脚力には差がないのだからその他の部分で差がついてくるのは当然だろう。
ではなぜ梶田や貴子ではなく莉子なのか、それは今年の一連のレースのなかで最もレベルが高く能力比較の基準として適しているのが函館ガールズケイリンフェスティバルの決勝だと思うからである。
いわゆるヒラ開催は常々申し上げているようにこのクラスのレースを語るには適していない。
理由はもう何度も書いているのでここでは割愛する。
京王閣ガールズコレクションでは優香が奥井の番手に嵌まってしまってはいくらなんでもイージー、岸和田ではアクシデントがあり松戸の短走路ではやはり展開の比重が大き過ぎる。
函館こそが最も重視するべきレース、あとはここからの足し算・引き算だ。
メンバー的にも今回とは加瀬と貴子が入れ替わっただけであとの6人は走っていた。
当時は予選で⑥寛子をツキバテさせて絶好調の②奥井を優香が力でねじ伏せてマークした莉子が②着、⑤山原が③着で梶田は④着に終わった。
もちろん優香が強かったわけだが、この後の優香は松戸で④着・小倉オールガールズ決勝も③着とトップクラスの対戦ではいずれも立ち遅れて敗れており、その間には児玉碧衣にも完敗している。
あえて弱点を挙げれば速い脚がないのでスピードに乗るまでに時間がかかる選手、この3敗はいずれもそれが出てしまったもので昨年のグランプリも同様である。
「絶対女王」の優香も人間、何度も同じ負け方をするわけにはいかないと思っているはずだ。
早めにスピードに乗せたいのだから先行はなくても普段よりやや早めの仕掛けにならないだろうか。
これが「足し算」、函館と比べて優香が早めに動くとどうなるか。
当然先行勢つまり奥井は明らかに苦しいし、その番手にいるであろう梶田も自分のタイミングでは出られず前回いわき平のような楽な展開にはとてもなるまい。
優香が早めに動くと仮定しているのだから注目すべきは「前」ではなく「後」だ。
函館で優香をマークしていたのが莉子、莉子は岸和田でも優香をマークから落車を避けて③着しておりその他のレースでも一貫して優香マークを試みている。
今回もそうなるかは分からないが、先述の理由からぜひ奥井後位ではなく優香後位を狙ってほしい。
最後に「引き算」、普段弱い相手にしか先行していない優香が早めに仕掛けるとなるとどうなるか、いや、どうなってほしいか(笑)は申し上げるまでもないだろう。
ここがぶっつけになったことは不安がないと言えば嘘になるが初志貫徹、何事もなかったようにあっさり勝って「ちょうどいい休養だった」と言い放ってほしい。
これが「煙幕」となり人気も下がるならむしろ好都合、勝負強さは抜群の選ばれし者が第1回に続いて2度目の戴冠となる。
最初の話に戻るが私が莉子本命を決めたのは函館ではなくその次の武雄、「内に包まれて負けてるじゃん!」と言われそうだが(笑)並の選手なら着もないところから狭いスペースを割って②着に届いた。
もちろんこのレース自体は喝!で車券もやられたが(笑)、先述のように「車群を割れた」ことがここでは重要なのである。
自力選手ばかりの組み合わせで激戦になればなるほど内がガラ空きになる可能性も十分、優香の早めの捲りに乗って最後は容赦なく内を突いてほしい。
イメージは当所日本選手権の4日目一般戦で熊本の服部克久が勝ったレース、鮮やかにVロードを突き抜ける!
本線はやはり優香、これは特に説明するまでもなかろう。
山原は少なくともこれまでは外しか通っていないので残念ながら私の条件には合致せず、だから今回は莉子を上位に扱ったが今年このなかで一番伸びたのは贔屓め抜きにこの選手だろう。
函館では7番手から③着まで突っ込んできており脚だけなら莉子よりこちら、青森では莉子にあっさり奥井後位を取られたが3番手から突き抜けている。
位置取りは明らかに不得手、今回も後方になるだろうがためればすごい脚を使える。
あるいはまとめて負かしてくれるのではという淡い期待を寄せずにはいられない。
そもそも優香が早めに前を掃除してくれる展開を想定しているのだから大逆転まで期待、車券は◎と同等に買う。
押さえに梶田、総合力は随一だが早めに出ざるを得ない展開でどうなるか。
函館では実際にバックからの番手捲りを山原に差されているし、伊東決勝では莉子にも差されているように使える脚はさほど長くないので奥井にある程度連れていってほしい。
貴子は直前の気配が余りに平凡、出走権を得るのに消耗してしまったような気がする。
勝負強さは侮れないが間に合った梶田と評価を入れ替えた。
奥井はやはりこのメンバーでの先行逃げ切りはただでさえ至難、寛子は大舞台では昨年のこのレースから全くいいところがないので軽視するが私の想定した展開だと少し注意が必要だ。
三連単だと絞りにくいので二車単で、これだけ能書きを垂れておいて結局「激推し」両者かよと言われてしまいそうだが(笑)決して応援車券だけのつもりはない。
二車単
④⑤→①③④⑤
さて、今日のガールズケイリンは前橋最終日と佐世保ミッドナイト初日、前橋決勝は尾崎睦が見事な逃げ切りで完全優勝を飾った。
実況によると東口純→長澤彩→尾崎→山路藍→増茂るるこ→三宅愛梨→奈良岡彩子という初手の隊列だったようだが、残り2周ではすでにかなり隊列が崩れて増茂が2番手まで上昇している。
後方から奈良岡も上がって尾崎は6番手、2角過ぎに増茂が東口を交わして先頭に立とうかというところを尾崎が一気に叩きを入れて打鐘を迎える。
増茂も突っ張って抵抗、4角まで並走が続くが最終ホームで尾崎が増茂をようやく退けて主導権を取り残り1周となる。
尾崎が先頭で最終バックを通過、山路も懸命に追うが叩かれた増茂が尾崎後位で粘って3角では番手を奪取する。
尾崎→増茂で4角へ、苦しい形になった山路も3番手で踏ん張る。
直線は尾崎が追いすがる増茂を楽々振り切って完勝、完全優勝を飾った。
尾崎後位を取り切った増茂が②着、増茂に踏み負けた山路もなんとか後続の追撃をしのいで③着を死守した。
尾崎は圧倒的な強さで完全V、大学の後輩でもある増茂とは常に好勝負を繰り広げているがここ2場所は完勝している。
鳴り物入りでデビューも今年は結局グランプリ組には完敗、評価が分かれるところだが弱い選手ではないはずだし来年こそはの気持ちだろう。
増茂はここも猛抵抗するが尾崎に完敗、しかし叩かれた後もよく粘って尾崎後位に入った。
もう少しお釣を残して入れれば…というところ、これからは自在も意識しつつ柔軟な組み立ても必要か。
山路は尾崎追走も脚のある増茂にインで粘られては苦しい展開、それでもよく③着に踏み止まった。
一時期よりはレースが上手になって着がまとまってきた。
期待した奈良岡は初手で最後方、自分で動いてしまうと持ち味が生きない。
長澤は今日は出番なし、二日目以降はどうしたのか全く精彩を欠いた。
佐世保ミッドナイト初日は浦部郁里が中川諒子の捲りを差し切って快勝、大大大本命(笑)の児玉碧衣も楽勝で10連勝を飾った。
1Rは山本レナ→小坂知子→井上玲美→岡村育子→梅田夕貴→中川→浦部という隊列、打鐘で梅田が動くと中川→浦部も続いていく。
梅田が叩きにいくと前受けのレナも突っ張って残り1周過ぎまで並走が続く。
梅田後位の中川は1角で発進、浦部もしっかり続いていく。
最終バックで切り替えた小坂が3番手、絶好の展開になった浦部が直線は余裕で中川を差し切って予選では本人曰く2年ぶりという①着となった。
中川は辛うじて②着、これに迫った小坂だが③着に終わった。
浦部は昨年はグランプリを走っていた中川を差し切ったのだから文句なしの快勝、とにかく最近は縦が伸びている。
⑦番車でどうかと思っていたが初手から中川マークでしっかり追走、楽に差している。
中川は元々距離を踏むと末は甘いが、それにしてもやはり調子がいまひとつのように見える。
小坂は珍しく(失礼)直線伸びているように見えたのは小坂が好調なのか中川がタレたのか…。
2Rは高橋梨香→児玉→白井美早子→田中麻衣美 青木志都加→伊木雪乃→明珍裕子、どこでもいいとゆったり出た児玉を白井が迎え入れた。
残り2周を切ったところで明珍が追い上げて児玉を抑えにかかる。
これは好プレー、児玉はどこでもいいので1車引いて明珍が2番手に入った。
打鐘を迎えて4角から児玉が一気に叩くが白井も気迫の追走、以下は大きく離れて梨香の第2先行となる。
あとはそのまま、児玉は白井を1周引きずり回して楽勝した。
白井が②着、③着争いも結局梨香が明珍を退けた。
児玉は余裕の10連勝、ここでは負けない。
大健闘は白井、児玉のカマシにしっかり追走してゴール前勝負の形を作ったのはほめられていい。
梨香も上位2車とは差があるがよく頑張っている。
明珍はせっかくうまいレースをして梨香は抜きたかったがわずかに及ばなかった。
12/28
佐世保1Rガールズ予選2
[車 名 期県]
①中川 諒子 102新○
②浦部 郁里 102井◎
③高橋 梨香 106埼▲
④井上 玲美 104東
⑤青木 志都加 104京
⑥梅田 夕貴 108井
⑦田中 麻衣美 102新
初日はだいぶ余裕があった②浦部が再度①中川マークから差し切り、力で③梨香の③着の1点勝負だ。
三連単
②→①→③
12/28
[車 名 期県]
①明珍 裕子 104島
②山本 レナ 106京
③児玉 碧衣 108福◎
④岡村 育子 102埼
⑤白井 美早子 102大○
⑥伊木 雪乃 102熊
⑦小坂 知子 104岐▲
③児玉の11連勝、初日好マークの⑤白井が力で連下は確保する。
③着は大外枠から前々に攻める⑦小坂、こちらも1点にしよう。
三連単
③→⑤→⑦
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平成貧窮問答歌 其の七百二十七
2015/12/28 1:18 閲覧数(1336)コメント(6)
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まくりん
いよいよですね!
ちょっと興奮気味ですw
今週も宜しくお願いします☆彡