この土日は広島県竹原市に行ってきました。

写真はＪＲ竹原駅前です。「おかえりなさい」と駅頭にあるのはここくらいでしょうか。どなたも家に帰るかのように出迎えてくれます。大していい写真ではありませんが、せっかくなのでコラムヘッダー画像に入れてみました。ギャンブーにも「おかえりなさい」って、いいんじゃないでしょうか。

竹原は昨年秋から今年春まで放映されたＮＨＫ連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデルにして、日本のウイスキーの父と称される竹鶴政孝の生誕地であります。駅から程近い、まちなみ保存地区には竹鶴の生家が現存しております。

私の属性的には、アニメ「たまゆら」シリーズの舞台であり、この土日は秋恒例の「たまゆらの日」イベントがあり、それが目的でした。
秋には竹原では「憧憬の道」という、まちなみ保存地区とその周辺が竹灯りで灯されるイベントがあります。今年は最初で最後の「たまゆらの日」と「憧憬の道」が同日程で開催されたのでした。

竹原は、安芸の小京都と呼ばれるほどの古い町並みを残し、「マッサン」「たまゆら」以外にも原田知世主演の映画「時をかける少女」では尾道と並んで舞台になっております。
おそらく、外国人受けは間違いない観光素材ではないかと思う一方で、イベント開催にも関わらず外国人観光客は見た範囲ながら皆無でした。
今年はすでに１５００万人以上も来日している訪日外国人ですが、日本の津々浦々まで訪れているわけではないので、東京都内の観光地なら外国人を見ない日はない一方で、地方はこんなものです。

こういう光景を見るにつけ、日本は似たようなことはどこにでもあるのだなぁと思った次第でもあります。
公営ギャンブルだってそうでしょう、別にカジノじゃなくてもギャンブルレジャーは日本で提供できるのです。でも外国人は滅多に訪れない。
竹原を訪問し、楽しんだ半面、何ともやるせない気持ちを少し感じて、昨晩帰郷したのでした。

そうそう、旅先での私のギャンブル成果ですが、オートレースはからっきしでしたが、競輪はまあまあ的中できました。帰りの新幹線車内で投票した松戸ナイターチャリロト３が的中して、ギャンブルはトントンで週末を過ごせたようです。


とまぁ、本来はここで終わる予定でしたが、昼過ぎに「たまゆら」にも出演していた声優さんの訃報に接し、半端なく気持ちが沈んでおります。38歳で亡くなるのは、若すぎます。