つい先日もお弔いのことを書いたが、またもやお弔いだ！

大の恩人が亡くなった

入船亭扇橋師匠

我が師の兄弟子になる人で前座の頃から、数多くの噺を稽古を付けて戴いたり、よくご馳走にもなった

小三治にもしものことがあったらウチに来るんだゾ！

とまでおっしゃっていただいた

噺家になって高座の袖から見て

この人は名人だな！って思ったのは

先代の柳家小さん
古今亭志ん朝、
立川談志
入船亭扇橋

の4人だけだ

とうとう全師匠がたは

あちらの世界に行ってしまった

俳句の宗匠で「東京やなぎ句会」という例会をされていた

俳句の五七五を足して17日が例会で毎月開催されていた

メンバーは永六輔、小沢昭一、加藤武、大西信行、矢野誠一、江國滋、神吉拓郎
といった大御所たちで我が師も参加しており俳句について、遠巻きながら覗かせてもらうことがてきた

扇橋師匠に昔の俳人が詠んだ句で艷っぽいのがあるよ

と教わったのが

鈴木真砂女の句で

「薄物や人悲します恋をして」

薄物とは夏に着る紗(しゃ)や絽(ろ)といった中の襦袢が透けて見えるような着物のこと！

なんとも色香が漂いながら、上品であり、儚さと切なさが隠った句で

これを聞いた時にドキッといたのを覚えています

扇橋師匠の俳号は「光石」

扇橋師匠の詠んだ句で好きなのがあります

「しあはせは玉葱の芽のうすみどり」

淡い色で描くような落語をなさっていた扇橋師匠らしい句だと思います

この扇橋師匠は別の一面もありました

何よりも競馬が好きで、毎週、中央競馬を買っていました

日本ダービーや秋の天皇賞にはJRAから招待されて、俳句仲間の矢野誠一さんとか浅田次郎さんとか作家の先生方と楽しんでいました

ある年、天皇賞に招待されてる日に寄席の出演を依頼されたのだが断ってしまった

お席亭も偉いかもしれないけれども天皇陛下にはかなわない！

と

扇橋師匠にギャンブルについて教わったことが、ギャンブルはあまり大きなお金で打ってはいけない！

そこで運を使ってしまうと肝心な仕事での運を使うことができなくなる

だからほどほどにしなくちゃいけない！

と


なんだか今の自分は扇橋師匠の教えに反してるように思えてならないのですが……


15日からはボートレース三国でSGオーシャンカップが始まります

最終日が20日で弥彦競輪のGⅠ寛仁親王牌の決勝と重なるため

20日の予想コラムは寛仁親王牌の決勝を

オーシャンカップの優勝戦の予想はツブッターに書き込むことにします

したがってオーシャンカップのコラムは初日のドリーム戦の予想を！

三国
12Rドリーム戦
①太田和美
②山崎智也
③吉田拡郎
④毒島誠
⑤池田浩二
⑥今垣光太郎

前検の気配は山崎智也と今垣光太郎の行き足が目立つらしい！
モーター勝率と前検タイムを見ると池田浩二はやや劣勢！
毒島誠も伸びは少し足りてないようでこれもマイナス要素

進入は今垣光太郎が大外を嫌って前ヅケに動くかどうか？入るなら毒島が引っ張るんで、その内側で4コースのスロー！

池田は大外から展開待ちのレースで、もつれた時にチャンスが出てくる！

進入は
①②③⑥/④⑤

夏は主に追い風でインに有利な水面！

インは地元地区で何度も走っておりGⅠ2勝を挙げてる太田なんでスンナリ逃げを打てる！モーターも勝率はメンバー中で一番高く、スタートで安めを売らない限りは大丈夫！

踏み込んだスタートで攻めて来そうなのが吉田拡郎だが、2コースの山崎の行き足がいいだけに握って仕掛ける吉田には壁になってしまい、余計に太田が有利になる！

山崎も態勢によっては直マクリもあるがドリーム戦でそこまで無理はしないはずで順当に差しに構えてくる

それなら相手も山崎で決まり！

2連単は
①→②の安い配当で決着！

3着は握って回る吉田と2番差しを入れる今垣で

3連単
①→②→③⑥

の2点で500～700円の配当を狙います！

運を頼りにするような展開ではなく順当な展開を買います！


これなら扇橋師匠の教えに背かずに済みそうです