観戦しながらおろかなる一人言をふたつ放った。
終審のところ(中野慎詞の後ろが競っている)で、「松浦番手に入っちゃえ、はいれるぞ松浦――」というのがひとつだ。独走の五番、離れて二番、また離れて一番、ちょっと離れ三番。ゴールのスロー再生を見ながら「なんだ五番と二番がいなきゃ一-三あたりじゃない」、これが二つ目。
ああ、ギャンブラーの風上に置けぬ奴とは私のことだなあ、というのも三つ目に加えたい。
私は松浦の準決の「二着」をくさした。しかし今日の、決勝の「三着」は、誉めたい。“拙い競輪をしでかした翌日の松浦悠士はとりかえす競輪をする”――私家版『競輪閻魔帳』の某ページは書き直す必要なし。まだ生きていた。
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