今年もグランプリの日がやってきた。
この日だけは競輪がスポーツ新聞の1面を飾り、普段競輪をやらなくても「よし、買ってみよう」という人がたくさんいるはずだ。
至上命題である新規獲得には最大のチャンスであり、出走する選手の方々にはぜひこういう人達が「競輪は面白い」「競輪はすごい」と思うようなレースをしていただきたいと思う。
さて、当コラムでは常々「車券で勝負するのはグランプリだろうがチャレンジだろうがガールズだろうが一緒」「わざわざ高いグレードの難解なレースで勝負するのはナンセンス」と申し上げてきたが、今回のグランプリに関しては比較的読みやすいレースではないだろうか。
12/30
京王閣11R グランプリ
[枠車 名 期県]
1①園田 匠 87福
2②新田 祐大 90島◎
3③神山 雄一郎 61栃
4④稲垣 裕之 86京
4⑤武田 豊樹 88茨
5⑥浅井 康太 90三▲
5⑦山崎 芳仁 88島△
6⑧平原 康多 87埼○
6⑨村上 義弘 73京
並び
① ⑥ ②7 ⑤83 ④9
「読みやすいレース」とは力差がはっきりしているかあるいは展開が分かりやすいか、特に誰が先行するのかが分かっているレースは読みやすい。
このレースには「逃げなければいけない」選手がいるのだから展開を想定するのは簡単だ。
先行するのはもちろん④稲垣、後ろが「天皇」(笑)⑨村上ではそうせざるを得ない。
もっとも稲垣が駆けて村上が発進したところでこのメンバーでは飲み込まれるだけ、稲垣が自分も生きる競走をして初めて村上にもチャンスがあると思うが残念ながら稲垣にそれはできないだろう。
この後ろに単騎勢、⑤武田が中団を取って②新田は後方という至ってシンプルな展開になるはずだ。
関東は武田→平原の並び、私の見てきた限りは平原→武田の並びで平原が死ぬレースはあっても武田が死ぬレースは見たことがない。
よって武田は中団確保からの捲り勝負、ただしこれまでの平原の走りを考えれば一昨年の某のような(笑)自分だけのレースはできない。
武田の早めの仕掛けに村上も発進、スンナリ一本棒などというレースにはなるわけがないのだからこれはもう新田の捲り頃になるはずだ。
個の脚力は断然、展開も勝手に向くのだから変なところで飛び出さずに勝ちに徹するレースをしてほしい。
「ラインで決めたい」などとコメントしていたようだがこんなものは方便でちょっとしたご挨拶程度のもの(笑)、これまでのレースを見ればそれは一目瞭然だろう。
8番手からの快速捲りで他派を一蹴だ。
相手はまず武田の後ろの⑧平原が大本線、スピード・瞬発力で圧倒する新田に対してこちらは総合力で対抗する。
武田がそれなりの仕掛けをするはずなのでその後位から抜け出してこよう。
あとは⑥浅井、これはまず必ず動く近畿の後ろを回っていそうで勝負どころではしれっと捲ると面白い。
前回京王閣で行ったグランプリは深谷知広→浅井の3番手から村上が捲ったが今回はその逆をやればいい。
最後にラインの⑦山崎、新田が勝つレースをしてくれればまず行方不明だとは思うが一応押さえるのが手順か。
配当はいくらもつかないだろうが順当に新田が力でねじ伏せよう。
新田・平原・浅井というと今年の当所日本選手権でワン・ツー・スリー、その再現が濃厚と見る。
おそらく「新田がグランプリを勝ったら競輪をやめる」などと言い出す輩が100人ぐらいはいそうだが、どうぞおやめいただきたい(笑)。
二車単
②→⑥⑦⑧
なおヤンググランプリは野口大誠が優勝、ガールズグランプリの小林優香に続いて九州勢が制した。
今年最後のガールズケイリン開催となった佐世保は最終日、決勝戦は断然人気に推された児玉碧衣が圧倒的な強さで4場所連続となる完全優勝を飾った。
レースは山本レナ→小坂知子→中川諒子→浦部郁里→児玉→白井美早子→高橋梨香という初手の隊列、このままの隊列で打鐘となり打鐘の2センターから児玉が一気に仕掛ける。
児玉は軽々と前団を叩いて残り1周で主導権、小坂も飛びつきを狙うがその外を白井が踏み込んで初日同様児玉を追走する。
小坂はやや離れて3番手、この後ろに中川→浦部が入る。
3角では中川が捲ろうとするがこれは完全に苦しい形、中川追走の浦部は3番手の小坂が外を踏んだところで内を掬っていく。
児玉は直線でしっかり踏み直して白井を逆に突き放す圧勝、ここも力の違いを見せつけて完全優勝を飾った。
内を強襲した浦部がよく伸びて②着、児玉をマークした白井は③着となった。
児玉はこの相手ならどれだけちぎるかが楽しみのひとつだったので白井に2度も追走を許したのはやや不満、本人も納得していないようだったがそれでも力の違いは歴然だ。
これで12連勝、来年はこれをどこまで伸ばせるか。
もちろん大きな舞台での活躍も期待される。
浦部は初手では中川をマーク、最終バックで5番手から俊敏に内を掬って②着に突っ込んできた。
とにかく絶好調、以前は位置取りや立ち回りで勝負するイメージだったのが近況は縦の伸びが目立っている。
今年は福井に移籍して心機一転、よほど水が合ったのだろうか。
白井は③着も今回は初日・決勝と2度にわたって児玉を追走、最後は逆に突き放されて浦部に内から抜かれてしまったがほとんどの選手が児玉にはちぎられてしまうなかで意地を見せたのは評価したい。
あとは中川が④着、今年は落車で苦しんだが来年は本来の鋭さを取り戻してほしい。
これで今年のガールズケイリンはおしまい、また来年も熱いレースを期待したい。
ブログ
最近のブログ
- 第3回オールガールズクラシックを終えて 2025/04/28 6:34
- 第3回オールガールズクラシック最終日 2025/04/27 8:07
- 第3回オールガールズクラシック二日目 2025/04/26 7:43
- 第3回オールガールズクラシック初日 2025/04/25 5:08
- 第2回オールガールズクラシックを終えて 2024/04/29 7:28
平成貧窮問答歌 其の七百二十九
2015/12/30 1:31 閲覧数(1214)コメント(5)
※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。
Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。
Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン






















僧侶
昨夜は梅田で楽しめました。初入着?
本日もよろしくお願いいたします。