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トレンド・オン・ミッドナイトケイリン

2016/10/20 19:21 閲覧数(566)
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本日配信の日経ビジネスオンラインにこんな記事がありました。

競輪がまさかの「無観客レース」で復活したワケ
ネットに特化して新たなファン獲得
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/030800018/101400186/?n_cid=nbpnbo_mlpus&rt=nocnt

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記事を要約すると
・競輪は20年以上売上前年割れが続き、他公営競技のように「底打ち」がなかった
・ふとしたきっかけで、ミッドナイト開催のアイデアが浮かんだ
・開催への多数の難関をクリアすべく、屋内施設の小倉開催が端緒となった
・ミッドナイト開催実現以降、ネット経由の車券売上シェアも増大、23年ぶり前年プラスに
・着順決定、1分遅れると損失100万円、ゆえのスピーディ運営
・「ニコ生」での娯楽要素などさまざまな工夫
・「リアルの競輪場に足を向かわせる」ことが真の成功
といった感じになります。
(文/赤鉛筆=ライター 編集/日経トレンディネット)

ご存じの方も多い内容かと思いますが、改めて今までの流れ、今後の方向性が一般メディアの記事として出ました。
「足を向かわせる」べき競輪場の受け入れ態勢が果たして相応なものなのかは疑問点も少なくないですが、今の状況を生かさないわけにはいかないのは、競輪について問題意識をお持ちの方なら共通の認識かと思います。
ギャンブーをはじめとするポータルサイト各社や、ニコ生など各種配信も相当な重要度を持っているということです。
そんな中で、先日の橋本さんのコラムは、現場からのクエスチョンとして貴重なものでした。

ミッドナイト競輪の参加者の中には、その時間だから遊べる人、普段は他のギャンブルやレジャーを楽しんで競輪と関わりが少ない人も多数いるかと思います。その人たちがミッドナイトじゃない場に参加するとしたら、それはグランプリを筆頭としたビッグレースなのは間違いありません。
次の課題は、そのビッグレースをいかに提供するかでしょう。
問題山積なのは、分かる人には分かっているはずです。
先日の親王杯、90億円割れの売上はそれを如実に表しています。
翌週の千葉記念は60億円近い売上でしたが、年金支給日直後以外にこの金額を理由付けられないのは相当に深刻です。
親王杯も千葉記念も、果たして普段競輪に接していない人に満足してもらえる「コンテンツ」だったのか。

個人的なハナシですが、今年は映画が豊作で、毎週のように映画館に足を運んでいます。おかげで競輪への投票はかなり抑えてしまっている時期もあります。
もし、そういった他のレジャーとの比較の中でギャンブルが存在したとしたら、競輪のライバルは「君の名は。」や「シン・ゴジラ」かもしれません。もちろん、馬券が買えるようになった凱旋門賞など海外の大レースは当然ライバルのひとつなのは間違いありません。
いま開催されている競輪は、凱旋門賞や「君の名は。」より面白いものですかと聞かれて、私はイエスと言うには自信がありません。それが「いや、競輪も結構面白いよ」と堂々と言えるようになってもらいたいのが、率直な心情です。

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