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若手の登竜門

2024/09/12 10:46 閲覧数(121)
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 9月に入って朝、晩はだいぶ涼しくなってきましたが、日中はまだまだ30℃越えの日が連日続いている現状です。長期予報では10月まで長引くとの噂、このままだと秋を通り越して一気に冬の到来が早めに来るかも知れません。本当に最近の天候は予想が掴めません年々むつかしくなっている「競輪」の予想と一緒かな?

 さて今月G1開催はなく「第40回共同通信社杯GⅡ」が栃木県の宇都宮競輪場500バンクで13日(金)~16日(月・祝)の4日間行われます直線が63・3mの長い走路で巻き返しが効くだけに後方からでも十分伸びてくる「雷神バンク」で正に雷のように怒涛の追い込み勢が有利かも知れません。

 栃木と言えば昨年大ブレークしてSS班になった「真杉匠」のお膝元で期待が高まりそうです。今年始めの怪我が響いて少し出遅れた感でしたが、それでも4月の西武園記念、7月の松戸サマーナイトフェステイバルGⅡと二度の優勝歴各地でコンスタントに決勝進出を決めています。当然今回は平原康多と共に地元関東地区で栄冠を狙っていきそうです。でも実績なら脇本雄太―古性優作の近畿ゴールデンコンビ、初タイトル北井佑季、郡司浩平、深谷知広の強力南関東の浮上は十分でしょう。今年はちょっと不満な松浦悠士と盟友清水裕友の山陽勢の巻き返しや、良い先行力を見せている上昇新山響平に佐藤慎太郎の東北SSコンビも波乱を演出しそうです。山口拳矢の動き、仕掛け次第で波乱の要素は中部勢でしょうか?

 この共同通信社杯の特徴は若手の自力型が多数出走予定で、正に「若手の登竜門」その中でも注目はパリ五輪に出場した「太田海也」です盟友同期生の中野慎嗣は欠場予定ですが、8月平塚オールスター戦では逃げ切って3勝を挙げるなど日本の競輪タイトルも手中に納めそうな存在で期待の器です。その他では今年既に23勝の勝ち星愛知の藤井侑吾の先行捲り脚に大注目したい選手です頑張って下さい。

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