いよいよ、明日からは岸和田で高松宮記念杯競輪が始まります

6日間開催と長いですが、前半の3日間は5レース以降にガールズケイリンのパールカップが開催されます

4日目からは男子競輪だけの開催となります

ここで、昨日の奈良、函館のダブルG3開催について、ちょっと意見を！

昼夜のG3のダブル開催は、リレー形式で、時間の配分なども重ならず調整されており、新しい試みを行うことは大賛成！

なのだが、開催時期に問題あり！

ではないでしょうか？

最終日の翌日には高松宮記念杯の前検が始まり、当然ながら直前のG3には参戦しません

高松宮記念杯だけでもトップクラスの選手72名が欠けた状態で、G3を2場で開催する意味がわかりません

奈良は、全レースS級戦で9車×12レース108名

函館はガールズを3レースやりましたので男子は9レース×9人で81名の選手が参戦！

ここの2場で200名弱のあっせんがありました

ならば、この2場にS級を絞って他場はA級戦にするとかならともかく、重なる形でいくつかのF1開催が組まれておりました

その影響が奈良の一般戦が3日目は6車立て、最終日は5車立てになっておりました、なんとか補充で3名確保して、レースカットは免れたような形です

G3でレースカットなんてのは、あってはならないことだと思います

昼夜のG3を組むのには、とても適した時期とは思えません

断っておきますが、選手たちを悪く言ったり、責めたりするつもりはありません

ですが、G3の初日のメイン！初日特選のメンバーを見ても、F1開催でも初日特選ではなく、予選スタートの選手も乗っておりました

それが、決勝メンバーに表れております、G3の決勝には、初日特選で顔を合わせた選手たちが半数以上になるのですが、今回は、奈良、函館ともに初日特選スタートの決勝進出選手は2名ずつ！

きっと出場選手の力の差がないので、そのようなことになったのでしょう

それなら、主力選手が手薄な時に2つ開催を行わず、一つにまとめて、別の時期に昼夜のG3開催を行ってはどうでしょう？

昼G3には古性、松浦、夜G3には深谷、眞杉！なんて番組なら、どちらも楽しみになってきます！

昼、松浦で勝負したけどヒモが違って獲れなかった！夜は深谷で勝負！なんてのは楽しみですよ

とかく、特別競輪、直前のG3はメンバーが劣るのは仕方のないところ、ならばどうでしょう！6レース～12レースまではS級戦にして、1レース～5レースはA級レインボーカップにするのはどうでしょう？単発レースで行うよりも、盛り上がりそうです！決勝3着までS級へ特昇！この権利をかけての4日間制の9車立てで行ってみるのはどうでしょう！
S級戦もレース数が少ないと勝ち上がりの条件が緩くなるので、初日はオール予選1にして、2日目が予選2を6レース～11レースで行い、12レースは初日の1着7名と2着2名で準決勝確定の優秀レースを作る
優秀レース9名と予選1と予選2のポイント上位18名で準決勝を行えば、F1開催でも初日特選に乗らない選手で無理に初日特選を作るよりも、良いような気がします！実力拮抗の参加選手たちなら、無理にシード番組を作らずに、皆が力で勝ち上がる方が、やる気が出てくるのではないでしょうか？





函館のガールズケイリンにしても、パールカップやサマーナイトフェティバル、競輪祭女子王座戦などへの、出場権のない選手たちで争い、決勝2着まで、あるいは3着までの選手に出場権を与える！

そうなってくれば、レースの質も変わってくると思います

選手の側からすれば、特別競輪前のG3は、競走得点が高く、特に期変わりの直前には有難いレースのはずで、それが2つもあると余計に有難いモノなのでしょうが、車券ファンからすると、なにやら、お湯で割った、薄い味噌汁を飲んでいるような気持ちになります

特別競輪前のG3もG3の昼夜開催も、やるのは、大いに賛成いたしますが、開催時期や、開催内容の見直しがあるとよいな！と考えました

まぁ、こんなことは、施行サイドも、素人の私よりも、もっと考えているはずなので、来年度以降の手直しを期待したいと思っております