Ｓ班に残れるかの瀬戸際にあった新山は、初日まさかの最下位
しかし２日目でなんとか二次予選Ｂ進出を叶え、２着条件のそれをクリアし準決勝へ

ランキング９位の深谷を超えるには（１０位の松本次第と、自身以下から優勝者が出るのは別として）決勝４着が最低条件だけど、昨日は清水、今日は岩本のＳ班陥落が決まる中、新山はしぶとく、まさに首の皮１枚で粘っている。

そんなに勝ちも優勝もしない、けれど大きく負けることもない、逃げてもタレずにちゃっかり、いやしっかりと２、３着には残るしぶとい新山は、ずっとそのスタイルでＳ班を維持してきた。

準決はＳ班維持のための最大のライバルとなる犬伏、松本との直接対決
新山なら、準決は持ち味の先行力を発揮して３着には粘り込んでくるんじゃあないかなぁ。
新山は本当にしぶとい選手で見ていて楽しい。

新山だけでなく、去年決勝３着で惜しくもグランプリを逃した松浦も、今年はダメかと思いきやここにきてダイヤモンドレースまで勝った。
松浦こそ優勝するしかないが、こういうグランプリに出られるかどうかのハラハラ感を味わえるのが競輪祭の醍醐味でもある。

競輪祭はやっぱり、競輪でもっとも楽しいお祭りだ。