伊東温泉競輪場データ集(2025/3/14)
競輪場データ集、第六弾は伊東温泉競輪場じゃ。
基本的な情報は以下の通りになっているぞ。
【場番号】#37
【地区】南関東
【所在地】静岡県伊東市
また本ページの情報は 2025年1月2日時点のもので、「開催データ」は対象が2022年1月~2024年12月の直近3年、他の項目は2020年10月~2024年5月が集計期間になっているぞ。

競輪場データ集、第六弾は伊東温泉競輪場じゃ。
基本的な情報は以下の通りになっているぞ。
【場番号】#37
【地区】南関東
【所在地】静岡県伊東市
また本ページの情報は 2025年1月2日時点のもので、「開催データ」は対象が2022年1月~2024年12月の直近3年、他の項目は2020年10月~2024年5月が集計期間になっているぞ。
項目 | 伊東温泉競輪場 | 33バンク平均 | (参考)400バンク平均 | |
---|---|---|---|---|
周長 | 333m | 333m (前橋は335m) | 400m | |
みなし直線 | 46.6m | 41.6m | 56.2m | |
カント | 34.7° | 34.0° | 32.0° | |
幅 員 | ホーム | 11.0m | 10.6m | 10.5m |
バック | 9.3m | 9.1m | 9.4m | |
センター | 7.8m | 7.8m | 7.7m |
直線長46.6mは、33バンク7場の中では最長となる前橋競輪場の46.7mとほぼ同じで、33バンクとしてはかなり長いぞ!(前橋競輪場は周長が335mなので333バンクに限定すれば最長)
ほかにカント34.7°は33バンク平均の34.0°より若干きつく、また走路幅員はホームがやや広めじゃ。
!ボタンをタップ(クリック)で表示の切替が可能です
モーニング | 昼間開催 | ナイター | ミッドナイト | 計 | |
---|---|---|---|---|---|
開催日数 (比率) | 24日 (11%) | 29日 (13%) | 77日 (35%) | 90日 (41%) | 220日 (100%) |
全場平均※の比率 | 16% | 32% | 23% | 29% | 100% |
2019年2月からミッドナイト競輪の開催が、2021年9月からモーニング競輪の開催が始まったぞ。
全競輪場平均と比べると、昼間開催が少なくナイター競輪とミッドナイト競輪の開催が多いようじゃ。
競輪場 | 雨レース率 | ||||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 春 (3~5月) | 夏 (6~8月) | 秋 (9~11月) | 冬 (12~2月) | |
伊東温泉競輪場 | 11.4% | 13.4% | 11.3% | 9.7% | 10.6% |
全場平均※ | 10.4% | 13.6% | 11.3% | 9.7% | 7.7% |
※雨レース:雨天時のレース
※全場平均:ドーム競輪場(前橋・小倉)は除く
冬は全場平均に比べて雨レース率がやや高いが、春から秋にかけての雨レース率は全場平均とほぼ一致しているぞ。
競輪場 クラス・車立て | 1着決まり手比率(%) | |
---|---|---|
伊 東 温 泉 | S級戦・9車立て | 逃げ 18.3捲り 40.8差し 40.8 |
S級戦・7車立て | 逃げ 20.4捲り 37.9差し 41.7 | |
A12班戦・7車立て | 逃げ 29.1捲り 29.0差し 41.6 | |
チャレンジ・7車立て | 逃げ 42.3捲り 25.6差し 31.9 | |
ガールズ・7車立て | 逃げ 28.7捲り 45.4差し 25.3 | |
クラス平均値 | 逃げ 29.1捲り 32.2差し 38.5 | |
33バンク平均※ | 逃げ 30.8捲り 31.9差し 37.2 | |
400バンク平均 | 逃げ 24.1捲り 29.3差し 46.5 |
決まり手比率はバンクの周長によって違いが出るので、ここでは比較対象を全国の33バンク平均とした
1着決まり手は、400バンク平均と比べると「逃げ」と「捲り」の比率が高く「差し」の比率が低いが、33バンクの中では比較的に「逃げ」が決まりにくく「差し」が決まりやすいぞ!
【memo】
決まり手比率はクラスによって差がある。1着決まり手は、新人選手が先行で勝負するチャレンジでは「逃げ」の比率が高いが、A12班戦・S級戦とクラスが上がると「捲り」や「差し」の比率が高くなる。またガールズでは「捲り」の比率がかなり高い。これらの傾向は全競輪場で同じである。
タイム | 記録日 | 記録選手 |
---|---|---|
9.0秒 | 2014年4月27日 | 新田 祐大 (90期) |
最高上がりタイム 9.0秒は、33バンクの中では、松戸競輪場とともに最も遅いタイムになっているぞ。
競輪場 クラス・車立て | 配当額 | 人気車券比率※ | 万車券比率 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中央値 | 平均値 | 1番人気 | 2番人気 | 3番人気 | 1万以上 | 3万以上 | ||
伊 東 温 泉 | S級戦・9車立て | 1,590円 | 4,086円 | 27.7% | 10.3% | 6.5% | 8.7% | 1.6% |
S級戦・7車立て | 1,210円 | 2,711円 | 19.3% | 13.9% | 10.6% | 5.5% | 0.2% | |
A12班戦・7車立て | 960円 | 2,467円 | 27.8% | 14.1% | 8.3% | 4.3% | 0.4% | |
チャレンジ・7車立て | 535円 | 2,502円 | 34.8% | 16.2% | 10.4% | 5.3% | 0.8% | |
ガールズ・7車立て | 500円 | 2,132円 | 32.3% | 20.6% | 7.7% | 4.5% | 1.3% | |
クラス平均値 | 944円 | 2,637円 | 27.9% | 14.6% | 9.0% | 5.2% | 0.6% | |
全場平均 | 977円 | 2,627円 | 26.7% | 15.2% | 9.0% | 5.2% | 0.7% |
※人気車券比率の"1番人気"は、的中車券が1番人気だった比率(2番人気、3番人気も同様)
2車単の配当額の特徴は以下の通りじゃ
競輪場 クラス・車立て | スジ車券率※ | 力車券率※ | |
---|---|---|---|
伊 東 温 泉 | S級戦・9車立て | 53.3% | 25.5% |
S級戦・7車立て | 50.1% | 19.7% | |
A12班戦・7車立て | 54.6% | 27.9% | |
チャレンジ・7車立て | 52.7% | 34.0% | |
ガールズ・7車立て | -- | 34.8% | |
クラス平均値 | 53.1% | 27.8% | |
全場平均値 | 53.4% | 27.0% | |
33バンク平均 | 55.6% | 27.4% |
※スジ車券率:並び予想で前後に並んだ選手で1⇔2着となったレースの比率。
※力車券率:脚力上位の2人(G指数が上位の2人)で1⇔2着となったレースの比率。
スジ車券率と力車券率の特徴は以下の通りじゃ
競輪場 クラス・車立て | 1着選手の並び位置比率 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
先頭 | 2番手 | 3番手 | 4番手 以降 | 単騎 | ||
伊 東 温 泉 | S級戦・9車立て | 56.6% | 38.4% | 1.5% | 0.0% | 3.5% |
S級戦・7車立て | 54.0% | 40.1% | 2.8% | 0.0% | 3.2% | |
A12班戦・7車立て | 56.1% | 36.9% | 3.1% | 0.0% | 4.0% | |
チャレンジ・7車立て | 69.9% | 22.9% | 3.0% | 0.2% | 4.0% | |
クラス平均値 | 58.7% | 34.6% | 2.8% | 0.0% | 3.8% | |
全場平均値 | 55.7% | 37.6% | 3.0% | 0.1% | 3.6% | |
33バンク平均 | 58.9% | 34.8% | 2.3% | 0.1% | 3.9% |
※予想並びにおけるライン上の位置を以下の5種類に定義↓
「先頭(2車以上のラインの先頭)」「2番手」「3番手」「4番手以降」「単騎」
(2番手が競りの場合は、両方の選手を「2番手」と定義)
1着選手の並び位置は、33バンクは400バンクと比べるとライン先頭の比率がより高くなり、2番手以降の比率がやや低くなる傾向があるのじゃ。
伊東温泉競輪場もそうで、1着選手の並び位置比率(クラス平均値)はライン先頭の比率が58.7%で全41場中7番目に高く、2番手の比率34.6%は全41場中4番目に低いぞ。
33バンクである伊東温泉競輪場は、400バンクに比べて1着選手はライン先頭位置の比率がより高く、2着選手は2番手位置の比率がより高い傾向があると言えるな。
...以上が、伊東温泉競輪場の特徴じゃ!
クラス平均値は、次の比率で加重平均を取った値。
クラス | S級戦 9車立 | S級戦 7車立 | A12班戦 7車立 | チャレンジ 7車立 | ガールズ 7車立 |
---|---|---|---|---|---|
比率 | 8.5 | 19.6 | 44.6 | 20.5 | 6.8 |
この比率は、集計期間(2020年10月~2024年5月)に全競輪場で行われたレース数の比率である。
個々の競輪場のレース比率はこの値とは違うのだが、公平な比較とするために、全競輪場でこの比率で加重平均した値をその競輪場のクラス平均値(代表値)としている。
スジ車券率・力車券率のバンク周長別の平均(クラス平均値)は次のとおり。
バンク | スジ車券率 | 力車券率 |
---|---|---|
33バンク (7場) | 55.6% | 27.4% |
400バンク (31場) | 53.1% | 27.0% |
500バンク (3場) | 51.7% | 26.6% |
全場平均 | 53.4% | 27.0% |
※2020年10月~2024年5月の集計値(休止中の熊本を除く41場)
スジ車券率はバンク周長が短いほうが高く、500バンクと400バンク間で1.4%、400バンクと33バンク間で2.5%の差がある。統計分析(有意水準5%のカイ二乗検定)でもバンク周長による差が認められた。
力車券率もバンク周長が短いほうが高い傾向があるが、500バンクと400バンク間が0.4%、400バンクと33バンク間も0.4%と、その差は小さい。 統計分析(有意水準5%のカイ二乗検定)ではバンク周長による差があるとは認められなかった。