競輪祭は五日目準決勝を終えて決勝進出者9名が決定、いよいよファイナルだ。

松浦悠士の脱落はあったがほぼ主力勢が順当に勝ち上がった印象、そのなかで繰り上がりとはいえ松井宏佑が見事に決勝に乗ってきた。

ダイヤモンドレースを松井の番手から制している郡司浩平にとっては絶好のチャンス、しかし新田祐大も8番手から大外をブン回して残り半周だけでブッちぎっており仕上がりは万全で南関東作戦に単騎でどれだけ迫れるか。

平原康多もさすがに勝ち上がりの術を心得ている印象、脚自体は先述の面々には見劣るがその他の部分で補える。

近畿は脇本雄太不在が痛いが総力戦でどう活路を見出すか。

11/23
小倉12R決勝
①新田祐大　　◎
②古性優作
③平原康多
④松井宏佑
⑤諸橋愛　　　▲
⑥鈴木庸之　　
⑦和田健太郎　　
⑧稲川翔　　　△
⑨郡司浩平　　◯

並び
① ②8 ⑥35 ④97

他派にとって④松井の存在は脅威、⑨郡司が有利な位置にいるのは間違いない。

しかしポイントはダイヤモンドレースですでに「手の内」を見せてしまったこと、もちろんこういう大舞台では意外とスンナリで単調なレースになってしまうことも少なくないが、ここはいかにもうるさい「ワルモノ」（笑）が揃っただけにダイヤモンドレースのように再度南関東作戦が決まるかは半々と見る。

③平原と②古性の動きがポイント、これが郡司に利するか①新田に利するかだがどう考えても何もしない面々ではないし、その後ろの面々も実に危ない（笑）。

それなりにもつれると見てここも新田に期待、近年では最も車券で世話になっている選手だし最後も勝っても負けても納得だ。

準決勝ではぶっちぎっりの圧勝、完全に仕上がっているしダイヤモンドレースの③着は脚を測った印象であれが一杯ではない。

捲り炸裂で今年もタイトルを獲得して無事グランプリへ、脇本不在で明らかに一番強いのだからここはしっかり決めてほしい。

相手はもちろん郡司、あとは今の平原が番手から出てもスンナリ勝てるとは思わないが必ず動くのでその後ろの⑤諸橋の浮上はある。

同じく古性も必ずかき回すので後ろの⑧稲川の突っ込みが穴、この3点で勝負したい。

ニ車単
①→⑨
①→⑤
①→⑧

今回はこれでおしまい、六日間の長丁場でとにかく毎日書くのはなかなか大変だ。

何年もこんなことをやっていたヤツは頭がおかしいんじゃないだろうか（爆笑）。

また会う日まで、読者諸兄の皆様ありがとうございました。

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